読了:「読みたいことを、書けばいい。」/ 私がこれからも書き続ける理由。

これは2度目の読了。

読んでいる最中、その日の午前中に読んだ内容すら記憶がうっすらしていることに、午後気がついた。
人の記憶ってそんなものなのか。

だから、ある程度読み進めたらノートにメモをしながら、少しずつ読んだ。

それでも2日で読み終えられるくらい、読みやすくて面白くて勉強になった。

「ライターになりたい」と言いながら、マイペースにこのnoteを書くくらいしか「書くこと」をしていないわたしは、何をネタにこれから書き続けていけばいいのだろうと考えることがある。
今は婚活ネタがあるからそればかり書いているけれど、婚活が終わったり投げ出したりしたら、一体なにを書けばいいのだろう。

自分がおもしろくもない文章を、他人が読んでおもしろいわけがない。
だから、自分が読みたいものを書く。

「自分が読んでおもしろい文章」とは、「まだだれも読んでいない文章を自分で作る」ということである。

読みたいことを、書けばいい。 /   田中泰延

まだだれも読んでいない文章って。
ものすっごい難しい。

例えばわたしがこうやって書いてあるような本の感想などは、山ほどネットやSNSにすでに書かれている。
それに、素人のわたしよりもずっと豊かな表現を使って、おもしろいレビューを書いている人はたくさんいる。
わたしがいまさら書く必要はないのだ。

「読みたいことを、書けばいい」って簡単そうだなと思って読み始めた本だったけれど、やっぱりわたしが夢見ているライターというのは、なかなか大変なんだと気付かされた。

書けば、人生なんか、ある日、パッと変わるんや

本文中に出てくるこの言葉。

わたしが書く理由は、
自分が書いた文章を読み返して、おもしろいなと1人でニマッとする瞬間のためと、
そんな文章に周りから反応をもらえた時の嬉しい瞬間のため。

これからはこの2つに、
「人生がパッと変わるかもしれないその瞬間を夢見ているから」というのを追加したい。

書くって大変だけど、楽しいよ。


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