サマンサ

このnoteは架空鉄道に関する一人語りです。 基本的に誰とも架空鉄道に関する交流はしま…

サマンサ

このnoteは架空鉄道に関する一人語りです。 基本的に誰とも架空鉄道に関する交流はしません。すべて自分の中で完結していますのでいかなる干渉もお断りします。 最新の架空鉄道:彦島電鉄→https://samantha30003.web.fc2.com/ 今後→川崎LRV

記事一覧

ただ車両を並べるだけで夢は線路を駆け巡る

 4月から5月にかけて、なんか知りませんが模型で架鉄を作る意欲がわきまして、あれよあれよという間に車両が量産されました。もちろん10年近く工作なんてしていなかった身…

サマンサ
1時間前

やまびこ電鉄モハ8881+モハ8882

 鉄コレのKIOSKスペシャルか何かで中途半端に転がっていたクハ207とクハ205。こいつを何かに活用できないかなと思って自由形の電車にしてみました。まだ完成には至ってな…

サマンサ
4日前
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模型に乗せる設定の楽しさ

 先日うっかり鉄道コレクションの上信電鉄クハ304が出土しまして、連結相手もいないことだし以前119系を民鉄払い下げ列車風にした車両の相棒として仕立て上げようかなとい…

サマンサ
3週間前
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架空鉄道で最も不要なのは車両である

 俺自身はタイトルのようなことはまったく考えていませんが、架空鉄道において必要なものの優先順位をつけるとしたとき、車両ってかなり低いんじゃないかなと考えています…

サマンサ
1か月前

そこにクルマがあればいい

 手持ちの鉄コレで、半端な2両がありました。クハ205とクハ207です  当然これだけでは編成として成立しませんので、これを架空鉄道の車両にしたいなと考えます。クハ207…

サマンサ
1か月前

考えたら負けです

 俺は自分の考える架空鉄道では「なるべく自分の感性を排除する」ことを第一義としています。なぜなら、俺はその世界にいない、つまり俺の考えが入る余地などその世界には…

サマンサ
1か月前
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デザインとは「問題の解決法」

 架空鉄道の世界を構築する際、いろいろとデザインしなくてはなりません。俺はデザインとは「問題の解決法」と定義しており、あるものを動かす際に発生する様々な問題をど…

サマンサ
2か月前

聖域…趣味を他人と共有したくない

 人生やってると、しんどい時っていろいろあると思います。お金という対価をもらっている以上仕事においてはある程度のしんどさは受け入れざるを得ないかなと思いますが、…

サマンサ
2か月前
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ビジュアルの説得力

 川崎LRTは新川崎と塩浜・東扇島を結ぶ路面電車という設定ですが、新川崎から先も日吉まで伸ばしたいな~というスケベ心がある設定です  とはいえ経営主体が川崎市の路面…

サマンサ
2か月前

ビジュアルができてくるとクリアになる

 川崎LRTは川崎の中心部と東扇島の工業地帯を結ぶ路線です。なので池上新田から先は神奈川臨海鉄道水江線に直通し、東扇島を目指します  この区間は複線になっており、LR…

サマンサ
3か月前

車種が少ないから

 川崎LRTは2023年開業。そのため車種は量産先行車の01形と量産型の03形の2形式しかありません。俺自身、架鉄の楽しみを車両に見出している立場なので、車種が少ないという…

サマンサ
3か月前

結局こんな感じに

 川崎LRT『HyKaLi』の00形救援車は結局こんな感じに  もともとは水素でちゃんと電車動くのかよ、ということを確認するための確認試験車として登場。とりあえず水素なんて…

サマンサ
3か月前

車種を増やしたいんだよなあ…

 川崎LRTは開業時期を2022~2023年くらいに考えています  そうなると2024年現在だと開業1~2年といったところ。であれば車種は1種類でしょうね。もちろん車種は少なけれ…

サマンサ
3か月前

どうやっても自分の好みって混ざるわ

 川崎LRT、車両のスタイルがなかなか決まらん  いや、水素を燃料に電気作って走らせるってのは決まってるし、車両は新潟トランシスのブレーメン型を入れるのも決まってる…

サマンサ
3か月前

新架鉄始動

 新架鉄の川崎LRT、とりあえず頭の中でこねくり回していてもらちがあかないので、えいやっとモデリングすることにした  路線はこんな感じ(空想鉄道へリンク)。事業主体…

サマンサ
4か月前

手つかずの架鉄

 架鉄をWebに公開し始めてから20余年、いまだ手を出していないのが蒸気機関車です。とにかく徹底的にあの手この手で蒸気機関車を歴史から排除するくらいに蒸気機関車を避…

サマンサ
4か月前
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ただ車両を並べるだけで夢は線路を駆け巡る

 4月から5月にかけて、なんか知りませんが模型で架鉄を作る意欲がわきまして、あれよあれよという間に車両が量産されました。もちろん10年近く工作なんてしていなかった身ですから、出来栄えはまあごらんのとおり。大したことはしてない割にどうにもアレな感じです
 しかしこうやってできあがった車両を眺めているとなかなかいいものです。現実には存在しないやまびこ電鉄が走る世界が想像できて楽しいのです
 とある盆地

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やまびこ電鉄モハ8881+モハ8882

 鉄コレのKIOSKスペシャルか何かで中途半端に転がっていたクハ207とクハ205。こいつを何かに活用できないかなと思って自由形の電車にしてみました。まだ完成には至ってないのですが、塗り替えが終わるとなんか「おおっ!」って感じでわくわくしますね
 基本的に俺自身の工作力というのは壊滅的にありませんので、ネットの皆さんがやっているような超絶技法は取れません。なのでせいぜい色の塗り替え程度でお茶を濁し

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模型に乗せる設定の楽しさ

 先日うっかり鉄道コレクションの上信電鉄クハ304が出土しまして、連結相手もいないことだし以前119系を民鉄払い下げ列車風にした車両の相棒として仕立て上げようかなということで床下と屋根を軽く変更して、塗装もアレな感じにしてみました
 車番はクハ8831、相棒の元JR119系はデハ9881となります。じゃあこの列車は8800系なの? それとも9800系なの? となりますが、この自由型電車の走る鉄道路

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架空鉄道で最も不要なのは車両である

 俺自身はタイトルのようなことはまったく考えていませんが、架空鉄道において必要なものの優先順位をつけるとしたとき、車両ってかなり低いんじゃないかなと考えています
 架空鉄道のサイトにおいて一番目立つのは企業公式サイトですが、実在鉄道会社の公式サイトにおいて車両の案内というのは添え物以上の存在ではありません。フラッグシップトレインならまあ、こんな素晴らしい車両ですみたいな特設ページはありますが、一般

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そこにクルマがあればいい

 手持ちの鉄コレで、半端な2両がありました。クハ205とクハ207です
 当然これだけでは編成として成立しませんので、これを架空鉄道の車両にしたいなと考えます。クハ207+クハ205の2両つなぎで、どちらかの車両を電装するという設定でいいでしょう。しかし2両しかない207系の先頭車をなぜ譲受するのか? そこは考えたいところですよね
 とりあえず「ラッシュ時に増結車両をつなぐことを想定」というのはど

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考えたら負けです

 俺は自分の考える架空鉄道では「なるべく自分の感性を排除する」ことを第一義としています。なぜなら、俺はその世界にいない、つまり俺の考えが入る余地などその世界にはないためです
 

 では車両を作る際に俺はどうしているのかというと、まず路線全体のイメージと場所を決めます。こうすることでどんな曲線半径、勾配、許容軸重などが決まってきますので、車両の骨格が自然と決まります。そしてその土地の歴史を考えれば

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デザインとは「問題の解決法」

 架空鉄道の世界を構築する際、いろいろとデザインしなくてはなりません。俺はデザインとは「問題の解決法」と定義しており、あるものを動かす際に発生する様々な問題をどう解決していくか、これを考えることを「デザイン」としています
 たとえば川崎LRTでは「電車に乗るまでのバリア」という問題をLRTで解決しています。目的地から駅までの階段・段差をいかに少なくし、体力のない人でも気軽に電車に乗れることが移動の

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聖域…趣味を他人と共有したくない

 人生やってると、しんどい時っていろいろあると思います。お金という対価をもらっている以上仕事においてはある程度のしんどさは受け入れざるを得ないかなと思いますが、趣味においてしんどさを受け入れると「なんで俺は趣味でこんなしんどい思いしてるんだろ」という気持ちになってその趣味自体が嫌になってしまうこともあります
 悪意があって俺の趣味にケチをつけるのはまだいいんです。なぜなら悪意を表明している以上俺は

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ビジュアルの説得力

 川崎LRTは新川崎と塩浜・東扇島を結ぶ路面電車という設定ですが、新川崎から先も日吉まで伸ばしたいな~というスケベ心がある設定です
 とはいえ経営主体が川崎市の路面電車が横浜市の日吉に延長できるかというとまあ…色々面倒だよねってことで将来への含みを残しつつも当面は新川崎駅までの暫定開業という形をとっています
 で、幸町方面から新川崎を通って日吉に抜けるとなるとJR南武線と品鶴線の路線をまたがなくて

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ビジュアルができてくるとクリアになる

 川崎LRTは川崎の中心部と東扇島の工業地帯を結ぶ路線です。なので池上新田から先は神奈川臨海鉄道水江線に直通し、東扇島を目指します
 この区間は複線になっており、LRVのほかに川崎貨物駅に発着する貨物列車も運行されます。架線は張っていないのでJR貨物のHD300形式が川崎貨物ターミナルと東扇島のコンテナターミナルの間をピストン輸送しているわけです。HD300形式は平坦線なら1300tを10km/h

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車種が少ないから

 川崎LRTは2023年開業。そのため車種は量産先行車の01形と量産型の03形の2形式しかありません。俺自身、架鉄の楽しみを車両に見出している立場なので、車種が少ないというのはちょっと寂しく感じます。いやもちろん、車種なんて少なければ少ないほどいいんですよ? でもいい悪いと好き嫌いは別問題で、趣味的にはやっぱり車種が欲しい

 そこでサマンサ考えた。車種が増やせなくてもカラーバリエーションを増やせ

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結局こんな感じに

 川崎LRT『HyKaLi』の00形救援車は結局こんな感じに
 もともとは水素でちゃんと電車動くのかよ、ということを確認するための確認試験車として登場。とりあえず水素なんていう物騒なもんを積んで試験走行するので、運転台と機器室は分かれた構造となっている。とはいえ間に挟まるのはt2.4の鉄板2枚だけなんだけど
 走行機器はどこぞの鉄道会社からちょっぱってきたNK-11台車。かつては山陽電気軌道の70

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車種を増やしたいんだよなあ…

 川崎LRTは開業時期を2022~2023年くらいに考えています

 そうなると2024年現在だと開業1~2年といったところ。であれば車種は1種類でしょうね。もちろん車種は少なければ少ないほどいいに決まってます。JR東海がN700系シリーズで怒涛の車種統一をかましているのもそれが効率的に最強でんでんだからです
 でも、趣味な目線で見ると車種が少ないって寂しいんですよ。特に俺の架空鉄道は車両にウエイ

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どうやっても自分の好みって混ざるわ

 川崎LRT、車両のスタイルがなかなか決まらん
 いや、水素を燃料に電気作って走らせるってのは決まってるし、車両は新潟トランシスのブレーメン型を入れるのも決まってる。だからそこはいいんだ。だけど正面のスタイルが決まらんのだ

 第1案はできるだけ自分の感性を殺して手堅い流線型でまとめていったんだけど、オーバーハングが大きすぎた。ブレーメン型はそうでなくてもオーバーハングが大きくなるので先頭部分が長

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新架鉄始動

 新架鉄の川崎LRT、とりあえず頭の中でこねくり回していてもらちがあかないので、えいやっとモデリングすることにした
 路線はこんな感じ(空想鉄道へリンク)。事業主体のひとつであるENEOSの水素を使う関係上、ENEOSの工場に線路が隣接しなくてはならないというルールをのぞいて基本的には川崎市がかつて運営していたトロリーバスの路線をトレスしてる。路線自体にはいささかの関心もないので、全線にわたって片

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手つかずの架鉄

 架鉄をWebに公開し始めてから20余年、いまだ手を出していないのが蒸気機関車です。とにかく徹底的にあの手この手で蒸気機関車を歴史から排除するくらいに蒸気機関車を避けています
 蒸気機関車が嫌いなわけではありません。むしろ機械としてはこれほど面白い題材はないくらいに思っていますが、これを架鉄の材料とするのはまずとにかく難しいんですよ。俺の手には負えません
 何が難しいか
 国鉄の機関車のスペックに

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