『氷菓』文集を作成するにあたって
先日、びっくりするぐらい長文の読書感想文を書き、2本仕立てで投稿した。
実は、この小説についてまだまだ語りたいことがたくさんある。
なので、マガジンにまとめてしまおう!と思った。
米澤穂信の『古典部』シリーズ第一作の題名を頂いて、
『氷菓』文集
とします。
まあ、2日で飽きるかもしらんけど。
これを書くにあたって、ひとつ気をつけようと思っていることがある。
それは「折木奉太郎はまっとうな人間だ」で、感想を終わらないようにする、ということ。
先日書いた、『箱の中の欠落』の感想文は、「奉太郎は意外とまっとうな人間だ。それが羨ましい。」という締めくくりだった。
ともすれば、どの話を読んでいてもこのことを実感するので、ついつい言いたくなるんだけれども、もっとそれ以外に気づいたことを書こう。
これを約束事とする。
といっても、実は小説版を読み直していて、さらに『米澤穂信と古典部』という資料集も読んでいたら、彼らの人となりがもっともっと明らかになってきたので、杞憂だったなと思う。書きたいことはいくらでも湧いてくる。
最近は、この本のことをぼーっと考えている時間が何よりも楽しい。
たのしいマガジンになりますように。
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