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米「スタバ&マック」の店頭価格と株価から考えてみる

米国では、2014年〜2024年の10年間の間に、「スターバーックスコーヒー」の店頭価格は、平均で+39%UP。「マクドナルド」の店頭価格は、平均でなんと+100%もUPしたとのことです。「スタバ」と「マック」の値上がりをグラフで確認→ https://koumei5.com/s/fast_food_price.jpg

普通に企業に務めてお給料をもらって、生活をしている方々にとって。10年間で「スタバ」ドリンカーなら、+39%UP。「マック」イーターなら、+100%UP。もらえているお給料が、それぞれの上昇以上にUPしていなければ、これら国民的なコーヒーチェーンや、ハンバーガーチェーンの利用の際、かなり「割高」に感じることでしょう。

10年前、1,000円で買えていたものが・・・「スタバ」ならば1,390円。「マック」ならば2,000円。それぞれ値上がりしたので、その分割高感を実感することになります。けれども、「株式投資家」なら、この値上がりは大した負担になりません。

米国株「スターバックス」の株価は、10年間で約2.38倍になりました。(35.78ドル→85.17ドル)10年間で約2.6倍になりました。(100.73ドル→266.23ドル)しかも、それぞれ「配当株」でもありますので、毎年、毎年、10年間に渡り、投資金額に対して、2.5%〜6%くらいの配当起因も入り続けたことになります。

「スタバ」と「マック」の10年間の配当金だけで、さらにそれぞれザックリ投資資金に対して+50%です。これが、普通の投資をしていないサラリーマンと。僕たち「株式投資家」の決定的な違いです。会社からお給料をもらい、預貯金しかしていないサラリーマンは。長期的な物価高の影響をモロに受けてしまいます。

一方で、現金を極力持たずに、「どうせいつでも換金&引き出し できるのだから・・・」有り金を消して、株式で持ち続けている株式投資家にとっては、実質的に「インフレ」の影響を受けていないのです。増えたお金で飲む「スタバ」も、増えたお金で食す「マック」も、とてもとても美味しく感じることでしょうね。


日本人が米国「スタバ&マック」に行くと・・・

ちなみに、冒頭のお話は、米国本土に住む米国人ベースのお話です。日本居住の日本人が米国に行って、「スタバ」や「マック」に行ったとしたら・・・。「ドル円」の「為替レート」も考えなくてはなりません。

2014年の「ドル円為替レート」が103円。2024年の現時点の「ドル円為替レート」が153円。日本円から見ると、米ドルの価格は10年間で約1.48倍になりましたので。10年前に、米国本土での「スタバ」や「マック」1,000円は、今、米国旅行に赴いたら、それぞれ、「スタバ」2,057円、「マック」2,960円。なんと、商品の平均店頭価格が「2倍〜3倍」になってしまっているのです。

「そりゃハワイの日本人観光客 激減するよな・・・」というのが、こうした僕たち日本人にとっても身近な「スタバ&マック」の価格を具体的に数値化してみると分かりやすいと思います。ところが、日本人であっても、「株式投資家」だったとしたら、こうした値上がりのダメージは受けていません。

2014年に、1,000万円分だけ、「スターバックス株」に500万円投資「マクドナルド株」に500万円投資していたとしたら・・・。まずは単純に株価が、配当金合わせると、約3倍になっている。さらには、「ドル円為替レート」で、約1.48倍になっている。

つまり・・・原資1,000万円 x 株価3倍 x 為替1.48倍 ≒ 10年後4,440万円10年間で、1,000万円が日本円換算で約4,440万円に。約4.4倍も資産が倍増してしまっているので。仮に米国旅行に赴いた際に、10年前1,000円だった、「スタバ」が2倍の2,000円になろうと。

「マック」が3倍の3,000円になろうと。気分的には、「高いな・・・」とは思いますが。実際の懐のダメージ的には、皆無というか。むしろ、「スタバ&マック」の物価上昇よりも「スタバ&マック株」の資産増加の方が勝ってしまっているので。感情論抜きにすれば、まだまだ安い!と思うはずなのです。

価値を産まない現金を価値を産むものに投資する

日本人から見て、10年間で・・・

・米スタバ商品価格:1,000円 → 2,000円
・米マック商品価格:1,000円 → 3,000円
・米スタバ&マック株:1,000万円 → 4,440万円

この3つの数字を真剣に見比べて考えるだけでも、これから自分と家族が何をしなければならないか、見えてくると思います。

まず、現金そのものに、価値を見出す状況からは、一刻も早く卒業した方が良いです。現金のまま持ち続けても、増えないどころか。「米マック&スタバ物価指数」で換算すると、10年間で2分の1〜3分の1の価値に目減りしてしまいます。ただ持っているだけで、目減りしてしまうもの。それのどこに価値があるのでしょうか?

「投資」の本質は、最も価値を産まない現金を。中長期的に価値を生み続けるモノに換えて持ち続けることにあります。「現金を増やすこと」ではないのです!だからサラリーマンであれば。

お給料から生活費を差っ引いた残りを、貯金として手元に持ち続けていても意味が無いどころか、年月の経過と共に、価値が目減りしていってしまいますので。サラリーマン以外の方法でお金を生み続ける仕組みに投資をする。

例えば、日本にいながら、「米ドル」を直接稼げる方法、国内仕入・海外輸出販売のビジネスもでる「ケイタ式」を形にすべく、「ケイタ式」の受講費用に投資をして、講師陣からビジネスを教わり、「物販ビジネス」の方法を習得する。

「ゼロイチ」になれた後は、システムやツール外注スタッフに投資をして、自分が労働しなくても「米ドル」を稼ぎ続ける自動販売機化させる。これらは通称「自己投資」と言いますが。新たに「米ドル」を稼ぎ続ける方法に投資をすることになるので。「素晴らしい投資」といえます。

ただし、ここで「米ドル」が放ったらかしで稼げるようになれたからと言って、同じく預貯金だけしていては意味がありません。日本円だろうが、米ドルだろうが、現金は放ったらかしにしてしまうと、勝手に、価値が目減りしてしまうのですから。

「現金」を「米国成長株」に投資する

ただし、自分がいくつも続けざまにビジネスを起ち上げ続けるのもシンドイです。「二足のわらじ」と言いますが。

・サラリーマン:「就労」と「ケイタ式」
・自営業者:「ケイタ式」と「ロイ式」

人ひとりが、真剣に取り組めるお仕事は、本業と副業、せいぜい2つくらいで。そこから先は、自分の代わりに社長として働いていくれる方を育成できなければすぐにキャパオーバーになります。

ただし、稼いでしまった現金は、放置してしまうと、まるで「ナマモノ」のように、勝手に腐って価値が目減りしていってしまう。それは、「日本円」でも「米ドル」でもあまり変わりありません。違いは「日本円」の方が、腐るスピードが早いくらいです。

だから、自分の代わりに、働いてくれる企業を見つけて、投資をするのです。そうすることで、例えば僕は買ってませんが、「スタバ&マック」の株を買ったとしたら。全世界で約40万人いる「スタバ」の従業員を引き連れたCEOラクスマンと。

全世界約215万人いる「マック」の従業員を引き連れたCEOクリスが。自分の代わりに働き続けてくれて、勝手に株の価値を高め続けてくれるのです。※「株の価値」が高まるのは「成長株」に限る「スタバ&マック」には 僕は投資していません

ただし、企業の成長は、1日、1ヶ月、半年では、結果がでないもの。5年〜10年スパンでは、「成長企業」は確実な成長を遂げていく。「成長企業」の「株式」という形にしておけば。5年後、10年後・・・増えた株価の価値で、必要とあらば、いつでも現金化して、消費することができる。

だから、安心して持ち続けることができるのです。今日お話したことが、「ビジネス」と「株式投資」の本質であり、現金をできる限り「ビジネス」と「株」に投資をしておくことの重要性です。

ちなみに、「銀行融資」は、長期で沢山借りれば借りるほど、勝手に借りた金額の価値が、目減りしてくれるので。正しく「銀行融資」で創った「現金」を「資金」として「投資」できると、返済というのは、楽チンになってしまうのですね。

・・・ということで、まずは「米ドル」を稼げるビジネスを一つも持っていない場合は。「ケイタ式」を習得すべく「ケイタ式」に投資をされることを推奨します。4月27日(土)朝9時〜『ケイタ式ゼロイチ』申し込みフォーム https://m.kitasociety.com/240427-5pockets

そして残った資金は、「成長株」に投資し続けるのです。新書『NISA完全攻略本』 https://kitasociety.com/new_nisa 現金で持ち続けても勝手に価値が目減りしてしまいますからね!

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