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東京校6期

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2019年11月から東京校6期がスタートしまして、新しい取り組みとして実験的ですが、いつもの講義レポートに加えて、先生方への講義後インタビュー(フリートーク)もまじえてお届けして… もっと読む
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内田染工場さんの風景

内田染工場さんの風景

東京校6期は8講目。今日は久々に宮浦がnoteを書いています。

というのも、いつもは編集部の渡邊さんの熱血レポートをお送りしているのですが、今日はなんと、渡邊さんがカメラデビューした記念すべき日なんです!

平日は人材系の会社に勤める渡邊さんは、書籍『2030年アパレルの未来』を通して「産地の学校」を知って、6期に飛び込んでくれました。彼の毎週のレポートを読むとわかりますが、講義の内容を復習しな

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アカデミックでなくストリートな講義

アカデミックでなくストリートな講義

2019年を締めくくる7講は「丸編み・カットソー」について。
アルクロワークスの山本さんにお越しいただきました。

前半は専門的な知識について幅広く、
後半は山本先生がこれまでの仕事を通じて蓄えてこられた経験やノウハウについて。

今回は、産地の工場さんとお付き合いをするヒント、コツ、落とし穴について、教科書にないようなお話が特に印象的でした。

・産地との最適な付き合い方 
・日本独自の商習慣 

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緯編の中の横編み

緯編の中の横編み

本日は6講目。全12講の講座の折り返し地点になります。
今日からニットを学んでいきます。

今日もnote編集部の渡邊がレポートをお届けします。

講義の冒頭、宮浦さんより『嶋田先生は、産地の学校が大切にしたいストリート的な要素、そしてアカデミックな要素の両方をハイレベルでお持ちで、手編みから手横、自動機、ホールガーメントと一貫してレクチャーいただけるのでとても心強い方です。』と紹介されてました。

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東京校6期初日

東京校6期初日

こんにちは、産地の学校の宮浦です。今日から6期目に入ります。
トップの画像は初日の様子。

東京校は春(4-5月)と秋(10-11月)の年2回開講しますが
奇数月が春スタートで、偶数月が秋スタートということになっています。
写真だけだと春か秋かわからないですね。11月でも元気な半袖T男子がいますね。

産地の学校は毎期、講師の先生方と相談して、小さな改善は加えながらもプログラムの格子は2017年に

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テキスタイル研究所に行く

テキスタイル研究所に行く

こんにちは、宮浦です。今日は八王子に来ました。

「産地の学校」の八王子遠征と言えば、ここ、研究所。開校からずっとお世話になっている場所です。東京校のプログラムでは織物工程の基礎編と、産地概論応用の2日に渡ってこちらに来ます。

『先輩から、「八王子にあるファッションテキスタイル研究所がスゴいぞ!見といた方がいいぞ!」と聞いて、施設見学したいと思ったけど、文化学園の施設のため一般解放されていない。

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tezomeya青木さんのアフタートークは、技術とプロダクトについて

tezomeya青木さんのアフタートークは、技術とプロダクトについて

東京校が6期目に入り、「新しいことやってこー!」と思い立って編集部を結成したり、朝活しようと言い出したり、思いつき散らかしてみんなに迷惑をかけている宮浦です。

産地の学校の公式ウェブでなく、新しくこのnoteで講義レポートを書きはじめたのは、noteにすることで受講生や修了生にも気軽に投稿してもらったり、肩肘はらずにいろんなコンテンツをつくっていこうー、というところから。

実験要素もあるけれど

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織物基礎からのアフタートークは産地の話にズームイン

織物基礎からのアフタートークは産地の話にズームイン

おはようございます、朝活中の渡邉です。今週もnote編集部員の私がレポートをお送りします。

今週は古橋織布の浜田さんに講義をしていただきました。古橋織布は綿織物で有名な遠州産地にある創業93年の会社です。講師の浜田さんは東京出身で、文化服装学院在学中から日本各地や海外の産地を巡り、機屋の魅力を感じて今の会社に入社されました。

浜田さんはなんと、小学校3年生のころから自分で帽子を縫ったり、高校で

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織物応用講義の真面目レポート

織物応用講義の真面目レポート

東京校6期も早いもので5講目になります。今日もnote編集部の渡邊がレポートをお送りします。

5講は織物の応用編、化学繊維に関する講義でした。
講義を受けるまでは化学繊維と聞くと、天然繊維と比較して「体に良くない?」というイメージを持っていましたが、 本講義ではそのような誤ったイメージを覆し、さらに化学繊維にしかない魅力や特徴について学ぶことができました。

日本の化学繊維の立ち位置

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産地事業論 〜今の産地に必要なこと〜

産地事業論 〜今の産地に必要なこと〜

はじめまして。谷藤です。
ネクタイを中心に服飾雑貨を取り扱うメーカーで働いています。
前職が機屋だったこともあり「産地の学校」に興味を持ちました。

今回は毛織物で有名な尾州産地で働く彦坂さんの講義。ウールは、織っている時と整理後(洗ったり揉んだりして生地を整える工程)のギャップが好きで、講義が楽しみでした。

彦坂さんはセレクトショップでの販売経験を経て、愛知県一宮市にある産元商社の大鹿株式会社

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