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大人の教科書つぶやき編

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写真と140字でインテリアコーディネーターの日常とこだわりを紹介しています。
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大人の教科書〜初詣・参拝の作法〜

大人の教科書〜初詣・参拝の作法〜

初詣1月2日、家の近くの氏神様に初詣に行きました。
鳥居の見える通りまで来た時、参拝を待つ長蛇の列が公道の途中まで出来ている光景が目に入りました。

引越すまでの初詣は、明治神宮でした。
きちんと警備員さんの指示通りに並ぶと、思ったよりも早くお参りすることができ、ストレスを感じることは少なかった気がします。
(もちろん、すごく混んでいる割にはと言う意味ですが。)

こちらの神社には、警備員さんはい

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大人の教科書〜お正月の設え〜

大人の教科書〜お正月の設え〜

玄関

年末年始は、自宅の風景が変わります。
まずは、玄関扉のクリスマスリースを和のアレンジに変えました。
ここから新年を迎えるスイッチが入ります。
一旦スイッチが入ると、あとは自分のペースで少しずつ準備を進めていきます。

大掃除

大掃除はしません。
常に美しい空間を維持することに重きを置く部屋造りを考えた結果が、今のスタイルです。

例えば、家具は空間の30%を目安に配置しています。

床だ

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私がバッグに入れて持ち歩いているものを5点ご紹介します。①天然アロマ(クロモジ)②幸運モチーフ(三日月)③パワーストーン(タイガーアイ)④財布⑤気持ちの上がるもの(パイソン柄)②番は香りのカード。アロマオイルを染み込ませて名刺入れに忍ばせておきます。香りは言葉よりも饒舌な時も。

我が家のクリスマス

我が家のクリスマス

東京では、表参道や六本木など街のイルミネーションを撮影しました。
関西で一番人気のクリスマスイルミネーションは、屋外ではなく駅のコンコースに仕掛けられたものだと聞きます。屋外にも素敵な煌めく場所が沢山あると思いますが、私自身が見た中で凄いと感じたのが、阪急うめだ本店前のコンコースです。
高い天井高と奥行きを駆使した劇場型の演出。色数を少なく抑え、幾重にも織り重ねられた光が美しい。デザインもシンプル

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自宅のクリスマスツリーを完成させるため、沢山のツリーをカメラにおさめました。
昨年までとの大きな違いは花の存在です。クリスマスシーズンに登場する赤や白のポインセチアではなく、大振りの薔薇や紫陽花をツリーにこぼれるように挿すスタイルが流行りです。全体的に色数を絞りシックな印象に。

我が家のTVボードはスタンド型。壁に掛けるよりも手軽にテレビの存在感を消してくれる優れもの。名前はWALL。累計400.000万台以上出荷されているヒット商品です。オプション棚を追加して再生専用の機器とテレビの背面にはハードディスクを掛けています。空間をより広く演出できます。

ホテルライクインテリアで取り入れやすいものの1つが、絵の飾り方です。大きさだけでなく、フレームのデザインが異なる複数枚の額縁は、ストーリー性を持たせると綺麗にまとまります。古い神戸の街並み、建物、人、地図とスタンプ。オリエンタルホテルを中心に展開するセピア色の物語が描かれた壁面。

ママ友で、会社以外で唯一とも言える友人2人からいただいた引越し祝い。2人の気持ちは、消え物ではなく一生大切にしたいものに使いたいと考えました。注文から約1か月、昨日我が家に届いたアルフレックス社のオットマンは、ソファと同じシリーズです。
見る度、触れる度に心温まる贈り物です。

引越して2ヶ月少し、ようやくTVボードが届きました。「テレビを壁にする」がキャッチコピーのWALLインテリアテレビスタンド。V3ロータイプです。特に拘ったのは、厚さ2㎜の鉄板で作られた足元の部分。段差のない3Dベースです。色は背面壁とのバランスを考えウォールナットを選択。

瀬戸内海に沈む夕陽と
杉本博司の海景を眺めながら懐石料理を愉しむ至福の時。写真で切り取られた世界の空と海の境界線と赤く染まった瀬戸内海のラインが揃うように飾られている。自然と共存することでより深く心に訴えてくるアート作品。自然そのものがアートであると教えてくれる演出に感謝の瞬間。

ユニットバスを選ぶ際のポイントをご紹介します。最初にメーカー、次に壁、床、浴槽の色を選びます。各社に共通することですが、黒や濃い茶はスタイリッシュな仕上がりで人気があります。但し、浴槽での採用時には注意が必要です。黒っぽい色は皮脂汚れが目立ち、落としにくいことを覚悟してください。

自宅にモノを飾る時のポイントを1つご紹介します。紫陽花の花びらの色を中心にまとめた例です。紫色のグラデーションで花やキャンドルを統一し、さらに飾るモノに高低差をつけることで奥行きを作ります。高く伸びる花と足元に広がる葉で動きを演出します。一塊りのストーリーを作ることで完成です。

水まわり、特にトイレを綺麗にすることの大切さを風水の本は説いています。占いと誤解されることの多い風水は環境を整えるための指南書と私は捉えています。外出先でも清潔なトイレは気持ちの良いものです。どうしても清潔だと思えないトイレブラシを無くす代わりに揃えた洗剤が収納扉の中に勢揃い。

人の視線は明るさを捉えます。廊下は暗いにも関わらず、脳は明るいと認知してしまう。さらに奥行きを印象付ける効果もあります。
廊下やリビングで使うと効果的な手法です。
玄関やリビングの扉から1番遠くにある壁に視線を誘導する技が、この灯りを使った手法です。フロアランプを使うのもお勧め。