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どちらをつかう?Excel・Word コツと実践!

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これから作る文書、Excelで作成した方がよいのか、Wordで作成した方がよいのか悩みますね。それぞれの特徴と機能使いこなしのコツを、実践を想定した解説でまとめています。
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記事一覧

vol.15 【Wordの段組-学術論文みたいに書く-】

今日は、Wordの段組のお話です。 文章の途中までは一段で、途中からは2段で書きたいときの方法をご紹介します。 段組Wordのソフトを普通に起動したときの段は1段です。 文章のはじめから段組を指定する 最初から2段以上で書き始めたい場合は、 [レイアウト]のページ設定にある[段組み]より選択します。 文章の途中までは1段で、途中から2段にするには 一段として記述し、途中から2段にするには、2段にしたい位置にカーソルを合わせて、 [レイアウト]のページ設定にある[段

vol.14 【Wordオブジェクトー文字の回り込み-】

今回は、Wordで厄介なオブジェクト(画像や図形)の文字の回り込みについて。 オブジェクトを置いて、文中を移動させると、レイアウトが崩れてしまうことありませんか? オブジェクトへの文字の回り込みの種類オブジェクトの文字の回り込みについてご紹介します! 行内 オブジェクトも一行の中の要素として扱われます。文字として扱われるので、顔文字などのオブジェクトには最適! 四角形 オブジェクトを避けるように四方に文字が逃げるような回り込み 狭く 四角形よりは文字とオブジェ

vol.13 【Excelのワードアートにセルの中の文字を表示】

今回も、Excelの知られざる機能をご紹介します。 Excelで文字を綺麗に表現するツール「ワードアート」。 あの文字、セルを参照して自由に変化させられるんですよ。 ワードアートメニュー[挿入]の[ワードアート]の順でクリックすると、 文字の飾り種類が表示され、一つを選択すると、 と、表示されます。 文字を入力すると、綺麗な文字がオブジェクトとしてExcelに描けます。 セル内の文字をワードアートに表現セル内の文字をワードアートに表示させてみましょう C4セルに「

vol.12 【行列を隠すなら非表示よりグループ化~Excel・知られざる機能~】

今回は、Excelの知られざる機能、しかし、知っていると便利機能をお伝えします。 エクセルで行や列を隠すとき、「非表示」としていませんか?それよりも良い方法、あるんです。 非表示とした行と列行や列を表示したくない場合、よく使われる機能が非表示。 表示したくない列をマウスをドラックして複数選択して、 選択した列の[列文字]の上で右クリック、 [非表示]をクリックすると、 列が非表示になりますね。この方法を私も長年利用してきました。 非表示とした列のデメリット非表示と

vol.11 【ExcelとWordを連携-埋め込み】

今回は、Excelが「きれいな文章」を作成するのが苦手なら、Excelの中で必要な箇所にWordを埋め込んでしまおう!という連携です。 Wordの文章をExcelに埋め込むExcelにWordを埋め込んで見ましょう。 Excelが苦手な「きれいな文章」をWordの感覚で操作できます! 埋め込み準備メニュー[挿入]のテキストグループにある[オブジェクト]をクリックします。 オブジェクトの挿入画面で「Microsoft Word Document」を選択しOKボタンをクリッ

vol.10 【WordとExcelを連携-埋め込み】

今回の連携は、Wordが表作成が苦手なら、Wordの中で表が必要な箇所にExcelを埋め込んでしまおう!という連携です。 Excelの表をWordに埋め込むご注文商品一覧のように、単価×数量=金額のような表をWordに埋め込んでみます。表はExcelで、文書はWordでという「良いところドリ」します。 Excelデータの準備Wordに掲載したいエクセルの表を作成します。 Wordの文書の準備Wordの文書を準備します。 埋め込み準備埋め込みたいExcelの表を、コピー

vol.9 【ExcelとWordを連携-差し込み-】

これまで、ExcelとWordのコツと基本をお伝えしました。メリットデメリットがあるそれぞれのアプリ、両方のメリットだけを使えれば良いですよね。 組み合わせて使う方法を、数回に分けてお伝えします。 ExcelのデータをWordへ差し込む今回は、Excelをデータベースとして利用する方法をお伝えします。 案内文などをたくさんの人に送付する際、宛先を入力して印刷、2人目は変更しては印刷、3人目も変更しては印刷・・・とするのは大変ですよね。 送付先一覧をExcel側に用意し

vol.8 【Wordの基本のコツ・ワードで困ることへの対処】

やはりWordの使いづらさは、「改行」と「改段落」を意識していないから でしたね。 今回は、「行間」について取り上げます。 Wordで困ることWordの行間って、上手に操れない! 何かに合わせて、ある程度フォントを大きくすると行間を「思いっきり」広げてしまうWord。下図のように、フォントを10.5ポイントを11ポイントに変更しただけで、大きく行間が空くのに、11→20ポイントへ変更しても変化がない。 Wordで困ることへの対処「何かに合わせて行間を『ドバッ』と広げ

vol.7 【Wordの基本のコツ・ワードで困ることへの対処】

前回は、改行と改段落の入力方法についてお伝えしました。 でしたね。 実際に使うとどうなるかやってみましょう。 このようになります。 Wordで困ることインデント(文章(段落)の左端や右端を内側に下げる機能) この機能、なんとなく使っていると、結構厄介ですので、今回、きっちり覚えましょう。 メニューの[表示]をクリック、[ルーラー]にチェックを付けるとルーラーが表示されます。 ルーラーを細かく理解する ルーラーを拡大してみました。一番上から、 「下向き三角のようなも

vol.6【Wordの基本のコツ・ワードで困ることへの対処】

Wordの最大といえる便利な点は、「見たままに印刷できる」点です。 当たり前のように思えますが、Excelではそれができないのです。 また、文章を書くのなら、断然Wordです。 Excelでは行間設定など、「文書の見栄え」にこだわりを持っても、設定できない場合が多いです。 今回はExcelにはない、Wordの良さを紹介します。 Wordでは簡単にでき、Excelでは苦手としていることExcelよりもWordの方が秀でている、わたしが好んでいる点を挙げます 図などの周辺へ

vol.5【Excelの基本のコツ・エクセルで困ることへの対処】

今回も、エクセルを使っていて困ることへの対処法です。 困ることの多いエクセルですが、克服して使いこなしましょう。その先には「Word」より使い勝手が良いと思える自分がいるはずです。 Excelで困ること印刷するとセルに文字が収まり切らない 下図のように、セル幅ギリギリで表示されている情報、 印刷すると、 となってしまいます。エクセルは数値が文字欠けしてしまっている状態を「######」と表現します。 Excelで困ることへの対処可能であれば、列幅を広くしてください

vol.4【Excelの基本のコツ・vol.2の補足説明】

vol.2でお伝えした「方眼用紙のようにエクセルを使う」ための列幅を短くして使う方法をお伝えしましたが、「全ての列幅変更するやり方」を教えてほしいとのご質問がありましたので、お答えします。 列・行・セルの選択方法エクセルの列・行・セルは、次の操作で選択できます。 クリック: 一つを選択する操作 ドラック&ドロップ: 隣接する列・行・セルを選択します (この操作は、次の操作でも置き換えれます。選択範囲開始をクリックして選択状態として、選択範囲終了位置を[SHIFT]キーを

vol.3【Excelの基本のコツ・エクセルで困ることへの対処】

今回も、前回に引き続きExcelの基本的なコツをお伝えします。 前回、方眼用紙にしたエクセル、そのままではまだ使えません。 エクセルは、見たままに印刷するのが苦手なんです。 それを踏まえて、表を作る必要があるんです。 Excelで困ることどこまでが1ページに印刷されるかがわからない エクセルのセルは縦・横ともにたくさんあります。どこまでが1ページ内に印字されるのかわかりません。 そこで、一度、[ファイル]→[印刷]として印刷プレビューを表示します。 印刷する対象が

vol.2 【Excelの基本のコツ・エクセルで困ることへの対処】

今回は、Excelの使い方の基本的なコツをお伝えします。 エクセルは表を作成するのが得意です。 その表の作成方法にも、実はコツがあるんです。 Excelで困ること例えば、下記の表を作ろうとすると、皆さんならどうしますか? エクセルの列幅などを考えて、次のように作る方が多いと思います。 7行目以降もたくさんの情報を下図のように書き込んで、どんどん作業をしたとします。 ここで、急に 「あっ!性別の後ろに[年齢]の記載欄入れて!」 「あと、質問項目の回答欄、セルを分けて