春はたけのこ
反省と後悔に塗れていた朝、近所に住む母が爽やかな面持ちで春を運んできてくれた。
私が手に入れた春。
母から譲り受けた春。
その名は、たけのこ。
穂先はそのまま食べたら美味しいよと母に言われ、早速薄切りにして食べてみることにした。
母のおすすめはわかめと一緒に酢味噌でいただくということだったが、あいにく我が家には酢味噌がなかったので、刺身醤油とワサビをつけていただいた。
たけのこのシャキシャキした食感と、爽やかな……
さ、爽やかな……
あれ? たけのこってどんな味だっけ。ちょっと待って?! 醤油の味しか思い出せないんだけど。
うまいこと涎がじわじわと溢れ出てくるような、文章を書きたかったんだけど、たけのこって味あった?
ごめん、ちょっと私にはたけのこの食レポ無理だわ。
シャキシャキした食感でした(おわり)
しかし、このシャキシャキがたまらなく大好きなんだよね〜。めちゃくちゃうまいの。春の味!
根本の方は豚こまと切り干し大根で炒め煮に。
こちらも、シャキシャキした食感でした(おわり)
いやいや、こっちは甘辛く煮付けてるので、醤油味でした(おわり)
またお母さん、たけのこ持ってきてくれんかな〜。
青椒肉絲にもしたいし、天ぷらにもしたいんよね。
おまけ
春はたけのこ
Yo-Yo!しろくなりゆく私の生え際、すこし茶色にしようかな、紫に染めたり虎を着るもの、かんさいのおばちゃんたる。
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