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私の万華鏡

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#毎日更新

ハートフルな人々

サティはあまり怒らない。 人から優しいとよく言われる。 怒りの感情の囚われからは 案外あっ…

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妖怪ウンコちゃん投げ

感じの悪い人っている。 たとえば 『あたたかくなってきましたね』 などと笑顔で話かけると …

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女性専用車両の違和感

女性専用車両が嫌いだ。 画期的この発想に ホッとした女性も多いだろう。 サティも都会の満員…

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イマジネーションの虹

いつもあたりまえみたいに 切り捨てられる人がいる いつもあたりまえみたいに 忘れられてる人…

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ほとんど病気

嘘は工夫、偽装、記憶を必要とする とてもしんどいことだ。 だから正直者を自負するサティは …

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眠りから目覚めの瞬間

眠りから目覚めの瞬間が一番好き。 眠りから目が覚めて… 夢の世界から現実の世界に… 『こ…

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私と苺

私は苺が大好きで グラスに入った苺を食べる。 苺はお口の中甘酸っぱくて 私を喜ばせる。 口の中に広がって やがて消えてゆく苺 苺は私の身体に入って 私に…なった…? 苺はもう何処にも無い。 今私が食べちゃったからだ。 今はほんのり味があるが やがて胃の中で消化され もう苺じゃなくなる。 ドロドロに融かされて 私の栄養となって 苺は私の身体となり 私は苺を食べ入れた私 私と苺さっきまで2つだったのに 今は1つに…なった…? 苺という実体は何だったんだろう… 私という実体は

My favorite artist

誰の人生にも 影響を受けた人がいる 幼い頃は親や兄弟 近所のお兄ちゃんお姉ちゃん 新しい友…

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ジャズ ピアノ

サティは6歳の頃から高校生まで ピアノを習っていた。 小さい頃玩具のグランドピアノを 取り付…

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好きな文章・嫌いな文章

サティは何かを読む時 書いているその人を思い浮かべる。 実際その文章というのは 実在する人…

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ネガチョフとポジコフ

ネガチョフとは サティが好んで使っている ネガティブ傾向な人の名称だ。 不思議とこの呼び名…

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臥龍という男

サティは20歳の頃 《書を捨てよ町へ出よう》という 寺山修司の言葉に感化され 街に出たことが…

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花鳥風月

彼氏から『下町のオカンだ』と 常々聞いていたから どんなドギツイおばさんかと 覚悟していた…

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リリーの子犬達

サティが6歳の頃 うちの小さな庭で白い雑種犬の リリーが子犬を産んだ。 サティは母親と一緒に介助の手伝いをした。 目の前でリリーは苦しみながら一匹一匹 全部で六匹産んだ。 最初に出てきたのは丸々とした 可愛い白い子犬だった。 二匹目も元気な茶色い子犬だった。 三匹目は白と茶色のまだらの 少し小さな子犬だった。 四匹目位からなんだか弱々しい 小さく細い子犬になってきた。 五匹目はガリガリの小さい 目も開かないような子犬だった。 六匹目は悲しいかな死んで生まれてきた。 その日