さとのゆき

40歳を越えてから発達障害がわかり、これまでの生きづらさの理由がわかってほっとしていま…

さとのゆき

40歳を越えてから発達障害がわかり、これまでの生きづらさの理由がわかってほっとしています。マイペースでお仕事を続けるには?という課題に取り組み、今はオンラインで翻訳をしています。毎日2時間昼寝する生活。

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  • 発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで

    発達障害で苦しかった半生を経て、翻訳という仕事に出会い、自由に生きることができるようになるまでの流れをまとめました。社会とうまくすり合わせできなくて苦しみを感じている人に役立つ情報をまとめました。どんな武器を手にすれば、「痛み」を感じることなくサバイバルできるのかについて考えたひとつの結果です。

最近の記事

恐怖が生み出すもの

とても若い頃、アジアやヨーロッパを漂泊した詩人、金子光晴が好きでした。その頃のひりひりした気持ちを思い出して文章を書いてみます。 こっそり公開したいので有料コンテンツにします。興味のある方は、読んでみてください。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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      英語、発達障害、在宅ワーク…そんなキーワードにピンと来たら、ぜひダウンロードして読んでみてください。 実際に英語で仕事を獲得するまでのプロセスを、わかりやすく図解で説明しています! 以下に一部をご紹介します。仕事を真剣に探している人なら、きっと役立つはず。ぜひ読んでみてください! 目次はじめに 発達障害 人間性の問題ではない サバイバル 在宅ワーク 英語 履歴書 TOEIC ギグワーク クラウドプラットフォーム UpWorkでプロフィールを作成する UpWorkで仕事を

      • 空白がクリエイティブを生むカラクリ

        ここ数年、毎年お正月には翻訳の仕事を入れるようにしていた。とりたてて忙しくしたいというわけではなく、それなりに仕事をこなしながら年をまたぐのが好きだったのだ。 今年もひとかたまりの仕事を受けていて、大晦日から三が日にかけて、少しずつ--3時間くらい--こなしていけば、1月4日の締め切りに無理なく間に合うペースを想定していた。 ところが、思い直して仕事をキャンセルした。きっかけは大晦日に引いたちょっとした風邪。体が怠くて、なんとなく痛くて、起き上がることができなかった。仕事

        • 発達障害が自分らしく自由に生きる。試行錯誤して見出した道は「在宅翻訳者」

          翻訳者のさとのゆきです。完全在宅ワークで仕事をしています。翻訳者としての収入は、一般的な日本の会社員の方と同じくらいか、もしかしてもう少し多いかも?というくらいの金額ををオンラインの仕事だけで確保しています。ちなみにクライアントは海外の企業がほとんどです。 就職して社会人生活をスタートした当時は、目を見て挨拶ができないとか、字が汚いとか、ホッチキスの止め方が雑だとか、空気が読めないとか、電話対応が下手だとか、ずいぶん叱られたものです。思い出してみるととても懐かしいです。

        恐怖が生み出すもの

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        • 発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで
          10本

        記事

          【10】発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで

          メンタルのコントロール フリーランスとして働く人にとって、とても大切なことがメンタルのバランスです。どうしても仕事の波はあるし、始まったプロジェクトはいつしか終わるのです。そんなときでも、バランスを崩さないでいるために、フリーランス歴が十年を超える私が実践して、よかったと思うコツをまとめてみます。 〜〜 このマガジンの目次です 〜〜 【1】はじめに 〜どんな人に向けて書いたのか〜 【2】発達障害が見つかったきっかけ…それは瞑想の先生 【3】発達障害が判

          【10】発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで

          【9】発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで

          ツールの使いかたを学ぶには派遣はおすすめ 翻訳には、大きく分けて産業翻訳、文芸翻訳、映像翻訳(メディア翻訳)などの分野があります。 そして実際に仕事がたくさんあるジャンルが産業翻訳です。言い換えれば稼げるジャンルとも言えるでしょう(映像翻訳などのメディア翻訳の需要も増えていますが、仕事のボリュームから言えばやはり産業翻訳です)。文芸翻訳を手掛けている人でも、気分転換や定期的な収入確保のために実務翻訳もやっているということもあります。私がやっているのも主に実務翻訳です。

          【9】発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで

          【8】発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで

          翻訳者にとって語学力以外に重要なこと 英語を使って仕事をしたい人の中には、何年間もずっと勉強している人がいます。翻訳の世界でも、ずっとトライアル(翻訳の仕事を取るためのテスト)を受け続けている人がいます。 もちろんどんな世界でも、基礎的な力は必要であり、それなくしてはきちんと立ち上がることはできません。でも、英語を仕事にする世界に身を置いていると、努力の方向性って大切だなあと思うことがあるのです。 言葉とは、何らかの思いを乗せる舟のようなもので、結局のところ、何を乗せる

          【8】発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで

          【7】発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで

          日本人が英語を使う仕事をするならTOEICは避けられない 私は今では翻訳者として同世代の平均よりも多くの収入を得ていますが、正直言って英語はそれほど得意ではありませんでした。暗記が苦手なので、TOEICもほとんど受けたことがなく、翻訳者としてスタートする段階では700点台の半ばくらいしかありませんでした。 でも、英語を仕事にする上でTOEICのスコア提出は欠かせないので、仕方なく900点台を取りました。正直言って、仕事よりもTOEICの勉強のほうがずっと辛かったですが、取

          【7】発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで

          新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) に関するビル・ゲイツの 31 の質疑応答(3/19)

          2020年3月19日に公開されたビル・ゲイツ氏による新型コロナウイルス感染症に関する質疑応答の記録です。投稿サイトReddit上でのユーザーとのやり取りから抜粋した31の項目についてまとめられています。4 日前の記事なので、もはや状況が変わっているものもありますが、とりあえず翻訳してみました。 イントロ昨日、私は Reddit でCOVID-19 に関する Ask Me Anything の対話を行いました。いつもと同じく、Reddit にいるみんなは鋭い質問をたくさん投げ

          新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) に関するビル・ゲイツの 31 の質疑応答(3/19)

          世界を4つのカテゴリーに分けて理解できる『ファクトフルネス』(ハンス・ロスリング著)

          スウェーデンの医師であり、世界的に知られた公衆衛生学者であるハンス・ロスリングの、いわば遺作ともいえる最後の著作がこの『ファクトフルネス』です。 ビル・ゲイツのお墨付き読書家として知られるビル・ゲイツが自身のウェブサイトで激賞したことで一気に世界に知られ、日本でもベストセラーとなっています。 おびただしい統計情報で埋め尽くされ、約400ページにおよぶ長い本なのですが、ビル・ゲイツはわずか2分で要約してくれています。このトークをさらにまとめてみます。 『ファクトフルネス』

          世界を4つのカテゴリーに分けて理解できる『ファクトフルネス』(ハンス・ロスリング著)

          【6】発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで

          3つのスキル。藤原和博さん提唱の100万分の1の人材になる方法 発達障害は普通のことが普通にできないので、何かとしんどいことが多いです。過集中でバランスが悪くても、学生時代ならけっこう乗り切れますが、大人になって仕事を初めると、組織のルールに馴染めなくて、二次障害を起こしやすくなります。学校の成績はよかったんだけど、働き出したらトラブル続出というパターンは、発達障害あるあるではないでしょうか。 基本的に世の中はリア充向けに作られているので、発達障害は最初からハンディを背負

          【6】発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで

          【5】発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで

          プログラミングスクールの落ちこぼれ 前回は、ハローワークで紹介された求職者支援制度を利用してプログラミングのスクールに通いはじめるまでの経緯について書きました。 今回は、求職者支援訓練の実際や、独学でプログラミングを学べるサイトなどについて書いていきます。 〜〜 このマガジンの目次です 〜〜 【1】はじめに 〜どんな人に向けて書いたのか〜 【2】発達障害が見つかったきっかけ…それは瞑想の先生 【3】発達障害が判明してからがスタート 【

          【5】発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで

          【4】発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで

          5年間のブランクから脱しようとするも、ブラックに落ちる 発達障害の治療よりもまず仕事探し 精神科のクリニックで発達障害だと判明したものの、当時はなんとかして仕事に復帰して自活するというのがより目前に迫ったミッションでした。前職をやめてから5年間ブランクがあったので、切実だったのです。 〜〜 このマガジンの目次です 〜〜 【1】はじめに 〜どんな人に向けて書いたのか〜 【2】発達障害が見つかったきっかけ…それは瞑想の先生 【3】発達障害が判明してからがスタート 【4】

          【4】発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで

          【3】発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで

          発達障害が判明してからがスタート 瞑想の先生に発達障害の可能性を指摘されてから、精神科の門をくぐるまでに数ヶ月かかりました。行政は、子どもの発達障害の支援についてはかなり手厚いですが、大人の発達障害についてはまだまだ情報が足りていない部分があると感じました。 〜〜 このマガジンの目次です 〜〜 【1】はじめに 〜どんな人に向けて書いたのか〜 【2】発達障害が見つかったきっかけ…それは瞑想の先生 【3】発達障害が判明してからがスタート <<

          【3】発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで

          【2】発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで

          発達障害が見つかったきっかけ…それは瞑想の先生 ちょっとめずらしいケースかも知れませんが、実は私は、東南アジアの仏教をベースにしたマインドフルネス瞑想がきっかけで、自分が発達障害だと知りました。 瞑想の合間に相談の時間があり、人間関係がこじれがちだと話したところ、「わがままとか、自分勝手ということではないような気がする、もしかして発達障害か自閉症スペクトラムかもしれない。精神科で検査してもらって」と言われたのがきっかけです。それまでは、まったく自覚はありませんでした。 余

          【2】発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで

          【1】発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで

          はじめに 〜どんな人に向けて書いたのか〜これは、大人になってから発達障害に気付いたり、「もしかして発達障害では?」と感じている人がサバイバルするために役立つ情報をまとめたnoteです。できるだけ具体的に役立つリンクを紹介していきます。 目次 【1】はじめに 〜どんな人に向けて書いたのか〜 << this note! 【2】発達障害が見つかったきっかけ…それは瞑想の先生 【3】発達障害が判明してからがスタート 【4】5年間のブランクから脱しようとするも、ブラックに落ちる

          【1】発達障害の私が翻訳者になって気ままな在宅で自由に生きるまで