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CCPMのやり方を簡単に説明(計画編)

期間が1ヶ月~半年位のプロジェクト(数十件)に導入した経験をもとに、シンプルにやり方を説明します。理論的な説明は全て排除しています。

1.Goal(ODSC)を決める

Objectives:目的
何をしたいのか?を決めます。
Deliverables:成果物
プロジェクト完了時に出来上がるものです。何か作りたければ、そのモノが成果物になりますが、その説明書といったものや設計書も成果物です。
Success Criteria:成功基準
例えば目的が「泳げるようになる」だともう少し具体的に「~メートル足をつかない」といったものが成功基準になります。

まさかと思う人もいるかもしれませんが、ゴールすら決めないプロジェクトがあったりします。皆どこに向かっているのか分からず、一生終わらない事になります。しっかり決めましょう。それぞれの内容はリンクしているので、一つでも変化があれば、全て見直します。

2.GOAL(ODSC)までの道のりを決める

作業を決める際に、ゴールから遡っていくとやる事がもれ難いです。が、どっちでも良いです。

プロセス1

3.作業期間を決める

作業を見積ます。

プロセス2

4.クリティカルチェーンを決める(決まる)

作業期間の最も長い所がクリティカルチェーンです。この場合だと、オレンジの色がクリティカルチェーンになり、16日間となります。仮に、Eの作業とDの作業を同じ人が担当する場合、作業のタイミングをずらさなければならないので、ずらした上で一番長い所がクリティカルチェーンとなります。

プロセス3

5.バッファを決める(決まる)

各作業の日程を半分にして、半分取り除いたものを纏めてバッファとし、後ろに置きます。

プロセス4

バッファを半分にします。

プロセス5

完成です。

プロセス6

これで計画フェーズは完了です。

実行フェーズはこちらです。


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