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ポータブル電源とソーラーパネルと、メンタルヘルス

ポータブル電源とソーラーパネルを購入してから、ものすごく気分が良い。

冬の終わりに、ポータブル電源とソーラーパネルを購入した。
災害への備えが第一だが、節電にもなり多少であってもCO2削減に貢献できるのではないかと思ったのである。

結果として夫婦共々、なんだかものすごく気分良く「充電生活」を送っている。

我が家で購入したのはこちらのお手頃サイズのもの。
BN-RB37-CA
BH-SP68-C

ポータブル電源とソーラーパネル、共にJVCケンウッド製である。

災害時のことを考えると大きいものも心惹かれたのだが、あまりにも大きくて重いと仕舞っておくスペースを考えなくてはならない。
また、日常生活の中でどのくらい活用できるかも未知数だった。

なお、公式ではスマートフォンの充電約21回、扇風機約10時間、電気毛布約5時間が使用目安とされている容量である。

スマホもノートPCも扇風機も空気清浄機も、電気代O円

使い始めて数ヶ月、日の出ない時期を除いて、我が家のスマートフォンはソーラーパネルか、電気を溜めておいたポータブル電源で充電されている。

ソーラーパネルにはUSB-AとUSB-Cが一つずつ挿せるようになっており、ポータブル電源を介さずとも直接充電することができる。
それとは別で付属しているコードをポータブル電源に接続しておくと、スマートフォン充電で余った分の電力がポータブル電源に溜められていくのである。

夏場はソーラーパネル自体がかなり高温になるので、スマートフォンをソーラーパネルに直接繋ぐことはしていない。
ポータブル電源に溜めた電気を夕方以降室内で順次スマートフォン、PC、イヤホンやゲームのコントローラーの充電に使っている。

万が一のために50%分の電気は残しておくことにしているが、スマートフォン類の充電をしてもまだ50%以上残っている場合は2台のモバイルバッテリーにも充電をし、さらには扇風機や夜間の空気清浄機の稼働にも使っている。

晴天が続くと、本当によく溜まる。

雨が数日続いても、コンセントからの充電はしなくて済むことが多い。足りない場合でも、あらかじめポータブル電源から充電しておいたモバイルバッテリーがあるので、なんとかなってしまう。

明らかに電気代が〇〇円下がった!というような実感はないが、日々の細々とした電気を節約できているという実感はものすごくある。

製造工程で排出される分を考えるとプラマイゼロにはならないかもしれないが、今この瞬間のCO2直接排出量はゼロに近いはずだ。
災害用に備えているものを日常使いし、それによって節電が叶っているのだから、気持ち的には十分すぎるほどメリットを感じている。

心の充電

朝7時に、ソーラーパネルをポータブル電源に繋ぐ。
思い出した時に数値を見ると、さっきまで73%だったのが82%になり、昼頃には100%になっている。

充電量が100%になると、なんだかとても嬉しい。
多少でもCO2ゼロ発電でさまざまな家電を使えているという事実は、大きな満足感をもたらしてくれる。

この満足感、充実感。
自己満足ではあるが、日々のささやかな達成感がメンタルヘルスに良い効果をもたらしてくれることを考えると、価格以上の価値があるのではないかとさえ思ってしまう。

ソーラーパネルで賄える電気量は、家庭全体で見るとほんの僅かかもしれない。
けれど、毎日使うスマートフォン、イヤホン、ノートPCの充電のためにコンセントを使わない生活がもう何か月も続いているのだ。
チリが積もって山となっている最中だと思う。

万が一災害があった場合の備えが常にできている状態で、且つ、節電もできる。
こんなに安心できるのであれば、もっと早く買っておけばよかったとさえ思う。


今、できることから何かを変える。
それがたとえ小さな行動であっても、ハチドリのひとしずくのように積み重ねることで大きな結果を生むと信じて。



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