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育児本を読んで発見した、ひとつの真理

仕事柄、育児本をたくさん読んでいます。
授乳
ねんトレ
発達心理
偏食、少食
性教育
学習支援など
保護者向け、支援者向け問わず。

これらの本を読んで共通の真理にたどり着きました。
発見した時は興奮!
早口で夫に伝えたことを覚えています。
(反応薄め夫なので、残念ながら盛り上がらなかったのですが)

その真理の発見を通して
我が家の子育て家訓がひとつできたのです。

「ごね得は許さない」

赤ちゃんの抱っこの要求には全力でこたえるべし!

何かの要求を通すためにごねる、泣くなどした場合は絶対にその要求を通さない。

子どもは泣くものです。
自分の要求を通すために全力で泣きます。

お菓子を食べたい
おもちゃが欲しい
もっと長い時間公園で遊びたい などなど

泣いてごねた結果、何かを与えるということは
泣いてごねることをひとつのスキルとして認めていることになります。
泣いてごね始めたら、気持ちには共感するけれども
要求は通さない。
また、お菓子やおもちゃがいつになったら手に入るのかの
見通しは伝えるけど
すぐには与えない。
おもちゃを手に入れられるのが何か月も先・・・なんてことも多々あるのですが。

ねんトレの場合は泣いてもだっこをしない
断乳の場合は泣き続けても授乳をしないで耐える
偏食の場合は欲しがるからと言って好きなものばかり与え続けない

つまりは親が決める範囲と
こどもが自由にできる範囲を明確にする、ということです。

偏食でお困りのご家庭では
「うちの子、お菓子しかたべないんです」
というご相談をよくいただきます。

食事の場面の親と子の役割は明確で
いつ、何を与えるかを決めるのは親の役割で
与えられたものをどうやって(スプーンなのか手なのか)、
どのくらい食べるかは
子どもが決めることです。

なので、食べるものがない
またはなにも食べなかったからと言って
後だしでお菓子は与えない。
これが鉄則です。

おもちゃの場合も
どんな時期にどんなおもちゃを与えるかは親が決めること
あたえられたおもちゃをいつ、どんなふうに使って遊ぶかは
子どもが決めること。

こんなふうに明確なルールを親が持ち、
ぶれずに接することは、
子育てをシンプルにします。

逆に
泣きわめく我が子を前に
一時しのぎ的に要求をのむことは
今後の子育てを難しくする一因です。

なぜなら、泣きわめきスキルを手に入れた子どもは
そのスキルに磨きをかけて
やり続けるからです。

とはいえ、我が家も子育て真っ只中
うまくいかないことも多々あります。
わかることとできることは違う、
ということは長女の母乳育児のつまずきで
痛感しているところでもあります。

いつでも一定の態度とルールで子供に接する。
これが体現できるように
心の余裕多めでいきたいものです。

最後にあまあまに要求にこたえると
心に決めていることがあります。
それは抱っこや絵本、手をつなぐなどの
愛情を要求してくるときは
すぐに全力で答える!

甘えん坊の5歳がハグをして!の意味で
「はっギューしよう!」と言ってはぐします。
それを見て育った1歳も数えるほどしかない語彙のひとつに
「はっぎゅー」が言えるように。
1歳が言うと、より一層むねきゅんの言葉です。

何をどこまで要求にこたえるか
ある程度のルールを持っていると
育児が楽になりますね♪


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