文章を書くときに気を付けていること5つ&おすすめ本
【おしらせ】2022年12月8日、加筆修正しました。
スマホのフリック入力を始めたけど慣れない!空乃さゆるです。
たまには文章の書き方についても書いてみようかなと。
私が意識していることは以下の通り。
一文を長くしすぎない
「、」や「。」を適度に入れる
なるべく結論を先に述べる
どんな記事なのか、タイトル、本文冒頭で書いておく
推したいものについて書く
細かいテクニックは他にも色々あるのですが、今回はこの5つについて詳しく説明します。
一文を長くしすぎない
これは電ファミニコゲーマーさんの編集さんとやりとりした際に教わったことです。「一文は長くしすぎず、ひとつのことを述べるといい」と。
私がどれだけ乱文を書いていたか伺えますが、粘り強く赤入れ(赤ペン先生みたいな添削)して下さった編集さんには頭が上がりません。ありがとうございました!
ここでの一文というのは、文章が始まってから「。」があるまでを差していました。
たしかにそのほうが頭に入ってきやすいですね。
例えばこんな文章。
自分だけが読む日記ならこれでもいいですが、直してみます。
こんな感じにしたほうが読みやすいですよね。
「、」や「。」を適度に入れる
文章が上手いかどうかは、適度に読みやすい位置に「、」と「。」が入っているかで分かる気がします。
ゲームの感想など、熱が入るとつい一文を長く書いてしまいがちです。読み手のことを意識して句読点を入れる意識は持っておきたいですね。と自分への戒めに書き留めておく。
例文は先ほどの猫撮影のものと同じ。
ちなみにたくさん「、」を入れすぎると、年齢がかなり上っぽい文になるらしいです。
ちょっと試してみましょう。
うーん、なるほど。政治系YouTubeチャンネルのコメントで、たまにこんな「、」の多い文を拝読したことがあります。
若い方は逆に、「、」「。」が少なめで一文が長くなる傾向があるなあと、noteを拝読していて思いました。
こんな感じでしょうか。
文体や内容との相性もありますから、自分にとって適量の「、」「。」を探っていきたいですね。
なるべく結論を先に述べる
Webの記事もそうですが、情報系YouTuberさんもこれを徹底している印象です。
下記noteの書き方本でも、このやり方が紹介されていて「読者は読み急いでいる」とのことでした。
たしかに自分が読者の立場でも、結論が最初に書いてあったほうが読みやすいですね。
内容によっては、結論を最後に書くスタイルでもいいとは思いますが。
noteを書いている人はぜひ読んでみてほしい1冊。
noteではじめる 新しいアウトプットの教室 楽しく続けるクリエイター生活(コグレマサト、まつゆう* 著)
どんな記事なのか、タイトル、本文冒頭で書いておく
漫画なら「最初の3ページでどんな漫画なのか分かるように描け」と教えられました。たとえばサッカーものなら始まってすぐサッカーボールが転がってきてほしいと。読者はどんなスタンスで作品と向き合えばいいか分からなくなるから。
文章の場合も最初の6文くらいで、こんなスタンスで読んで下さいねーというのが分かるといいのではないでしょうか。
タイトルは、記事の内容をぎゅっと凝縮したもののほうが親切では……と思ったところで、自分が書いた過去記事タイトルが「◯年◯月ゲーム日記」だけなのは不親切だなと気付きました。後でこっそり修正するかもしれません。
なお、ヘッダー画像も目を引くので、なるべくこだわりたいところ。YouTubeならサムネイルとタイトルに当たるものが、記事のヘッダーとタイトルじゃないかなと思っています。
余談ですが、ゲームのプレイ動画なら最初の2秒でツカミがなかったり、退屈な展開が2秒続いたら視聴をやめられてしまう印象です。
Twitterにアップした動画のツイートアクティビティから、視聴維持率を見て思いました。YouTube shortsでもこの傾向がありましたね。
おそらく若者向けのコンテンツほど、ツカミと飽きさせないテンポの良さが大事になるのではないでしょうか。
推したいものについて書く
Webライターのプロデビュー前、何冊か文章の書き方本を読んで、たどり着いた答えのひとつがこれ。「推したいものについて書く」!
好きなものを推す記事を書けば、書いていて楽しい、熱量がある、読む人も気持ちよく読める、ファンの人に受け入れられやすい、さらに好きなものの作者さんに届けば喜ばれる……と、誰もが嬉しい最高の形になります。
時々、ここが惜しいとか、改善してほしいなーという箇所も書く場合があります。noteにアップするゲームレビューとか、ゲーム会社から送られてきたユーザーアンケートとか。
そのときは愛あるダメ出しを意識して、「どこが」「なぜ惜しいのか」「こうなってほしい具体的な改善案」まで書くようにして、最後には前向きな応援で締めるようにしています。
ものづくりって大変ですし、作り手からすれば酷評だけなのって本当にしんどいですから……!(長年漫画を描いて、出版社に投稿や持ち込みしてきたから分かる)
私が推したいものを書こうという考えに至った本はこちら。とってもおすすめです!著者お二人ともファン。
好きなものを「推す」だけ。共感される文章術(Jini 著)
読みたいことを、書けばいい。(田中泰延 著)
おわりに
今まで書いてきたことを覆すようですが、文章の書き方に「これがベスト!」はないと思います。みんな個性が違いますから。
ハウツーにこだわりすぎないで、楽しく書いて頂きたいです。筆者の楽しさって何となく伝わりますよね。私もそんな記事が読みたい。
3年文章を書くことを続けて、心から実感したことを書き留めて、この記事を終わります。
いいものを広めたほうが、いいものが返ってくる。
何かご参考になれば嬉しいです。
空乃さゆる(Twitter@sayurusky)
大好きなものについて書いて、電ファミニコゲーマーさんに掲載。赤入れして下さった編集さんに頭が上がらないと思った記事について。
ゲーミングキーボードは快適にタイピングできるし、色々なことに使えてよかったという記事。
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ゲーム動画やイラストを投稿しています。
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