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十四歳で立てた中指を

ただ中指を立てるだけなら十四歳から可能だが
その中指をさらに十四年後も下ろしてないのは誰にでも出来ることじゃない

皆がそれぞれの落としどころを見つけていく中で
その中指がつまずきの証に思えて暗いpocketへ隠したくなってくる


二十歳までには死ぬって言ってたあいつに久々に会ったらさ
結婚してて子どもの話なんかしてやがんの

そんで「お前は丸くなるどころが会う度に尖っていくな」なんて言葉を
もう陰の見えない笑顔で言い放ちやがんの


もうあの頃に戻れないんだな なら進むだけ
お前が途中放棄した高貴な葛藤と俺は死ぬまで格闘する

居なくなった者 立ち去らなければならなかった者達の声を引き連れていく
憎悪も嫉妬も疎外感も不甲斐なさも

それは何人たりとも打ち砕くことの出来ない永遠のbackbone

将来の夢はテロリスト から予定変更したLyricistだ


猿山で偉そうに語るために小さい脳みそを総動員してひねり出した知ったかぶりで間に合わせの既製品のcopyなんかじゃ相手にならんな

自分の言葉で自分を語ってみろよ




// 関連 → 生きようとするから好きなことが出来なくなる、が彼の最後の言葉だった
// 関連 → 「ダメ人間」にずっと救われてきた。彼らは、働かずに好き勝手していることで一つの重要な役割を全うしている。


頂いたサポートは無駄遣いします。 修学旅行先で買って、以後ほこりをかぶっている木刀くらいのものに使いたい。でもその木刀を3年くらい経ってから夜の公園で素振りしてみたい。そしたらまた詩が生まれそうだ。 ツイッター → https://twitter.com/sdw_konoha