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友達だけに話したいようなことを書く秘密基地

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誰でも見れる場所には書けない、自分の柔らかい部分の話とか。いつもの無料記事より時間をかけ、気持ちを込めてます。
いつもの記事よりプライベートな内容を、時間をかけて気持ちを込めて書いてます。 月額課金ではなく支… もっと詳しく
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記事一覧

なぜ彼は、世間から去らなければならかったのか

なぜ彼は、世間から去らなければならかったのか

梟(ふくろう)とここで名付けた友人は、現在大学院の博士課程に所属している。ただ、研究者になるための業績が足りないまま正規の修業年限をオーバーしているらしい。

そして奨学金やその他の制度の全てを使い果たし、あとは自分で働かないと学費も生活費も工面できない状況へと追い込まれていた。研究という純粋な才能のぶつかり合いだけでなく、労働までもが彼に重くのしかかっていた。

登場人物:
自分(僕)・・・この

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満たされなさをバケツリレーしていくと、最も損をするのは誰なのか?(後編)

学生時代からの特別な友人と再会していく流れ(以下のマガジンにまとめてあります)からの出来事と、その心理的な考察など。

前編はこちら。詳細もこちら。

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満たされなさをバケツリレーしていくと、最も損をするのは誰なのか?(前編)

近頃は色んな事があった。何から語ればいいのだろう。終着点は見えているようで、おぼろげだ。

ここ数日そんなことを考えていたけど、まずはこの話からにしようと思った。曲がりくねった道を、歩き始めよう。

この前、学生時代の友達と四人で夜ご飯(野菜がおいしいお店)を食べに行く機会があって、そのときの出来事と考察なんだけど。

今回の話の登場人物はこの四人。前回からの流れを引き継いではいるけど、はっきりと

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大規模オンラインRPG「ドラクエ10」で逆ハーレムを作っていた"姫"との思い出

大規模オンラインRPG「ドラクエ10」で逆ハーレムを作っていた"姫"との思い出

*ドラクエ10を知っていても知らなくても、問題なく読めるはずの内容。また、姫型リーダーやカリスマ性の「秘密」についても語ります。

数年前の話だ。僕はゲーム内でネカマ(女性のふりをする)だったので、いつも一歩引いた立場から表題のその光景を眺めていた。

姫とは、同じチーム(他のネトゲで言うギルド=プレイヤーが継続的・友好的に集まる場所)だった。彼女が名実ともにそのチームのリーダーだった。

当時ド

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大学時代に経験した5つのサークル・部活、それぞれの雰囲気とか人間関係、個人的な悩みごと等について、リアルに語っていくね。(前半)

大学時代に経験した5つのサークル・部活、それぞれの雰囲気とか人間関係、個人的な悩みごと等について、リアルに語っていくね。(前半)

*冒頭から約2000字まで無料です

2000年代後半~2010年代前半くらいの、大学生のリアル。

その中でもとくに、サークルとか部活というものに着目しました。

自分は一つの場所に留まり続けることが苦手だったんだけど、その分たくさんの種類のところを経験してきました。

なので、そこであった出来事とか、雰囲気とか、人間関係とか、ファッションなどについて綴っていきます。

【もくじ】

・当時の大

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大学時代に経験した5つのサークル・部活、それぞれの雰囲気とか人間関係、個人的な悩みごと等について、リアルに語っていくね。(後半)

大学時代に経験した5つのサークル・部活、それぞれの雰囲気とか人間関係、個人的な悩みごと等について、リアルに語っていくね。(後半)

2000年代後半~2010年代前半くらいの、大学生のリアル。

これは後半です。未読の方は前半(→ https://note.mu/sdw_konoha/n/nd697c9b88662 )からどうぞ。

*有料マガジン(月額ではなく一回の買い切り)についての説明

この記事単品だと190円ですが、買い切りのマガジン『友達だけに話したいようなことを書く秘密基地』を購入して頂けると、他の記事もまとめて

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僕が物心ついたときの家の風景と、両親の出会った場所、そして音楽の話

僕が物心ついたときの家の風景と、両親の出会った場所、そして音楽の話

これまで僕は両親についての不満や受けた苦しみを多めに語ってきましたが、今回の記事ではなるべく抑制的に、もっと具体的に、よりフェアな観点からの記述を試みてみます。

関連:子どもだった頃の、親との関係を振り返る。「楽をする・工夫する」ということをよく知らなかったのかもしれない。

(あと「認められなかったので、認められたかった。愛されなかったので、愛されたかったんだと気づいた。」も)

父親と母親が

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何が一番つまらないかって言うと、それは"適応"。でも淘汰されるのは辛い。弾き出された人たちの、最後の居場所と心の内とは?

何が一番つまらないかって言うと、それは"適応"。でも淘汰されるのは辛い。弾き出された人たちの、最後の居場所と心の内とは?

自分の中で大きな方向転換が迫られているので、それについて考えた(?)まとまらない話。日本というディストピア(ユートピアの正反対)について。そこにおける適応と淘汰という観点から。2018年版。

真面目に書けたかはわからないし、逆に不真面目さが足りないかもしれないけど、少なくとも時間はかけた。相変わらず楽しい話ではなく、悲観的だけど、感じていることを静かに叫んでいく。

自分が何をやりに来てるのか、

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死にそうだったけど、noteを通じて信頼できる人と出会えて安心した。歩いていけそうだ…と思えるまでの道のりの話。(最も病んでた頃の紙の日記も公開…!!)

死にそうだったけど、noteを通じて信頼できる人と出会えて安心した。歩いていけそうだ…と思えるまでの道のりの話。(最も病んでた頃の紙の日記も公開…!!)

このnoteを通じて仲良くなった人がいます。

と言っても文字のやりとりだけなんだけど、それでもその人との関わりの中で少し救われたような気持ちになりました。

(それまでネットでの付き合いは匿名同士のやり取りや、相手だけが継続した時間の中で人格を明らかにしていてこちらは匿名(ブログのコメントとか生放送とか)という関係が中心でした)

一番つらかったある時期においては、自分だけが人とはぜんぜん違った

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