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【実録】許せないし死んでほしい私の毒母6つの悪行

毒親生まれの搾取子育ちな私。特に母親が毒で長年後遺症(絶え間ない自己否定、承認の渇望、無気力など)に苦しめられた。

母親は地元の底辺高校卒業後バブルの波に乗ってロクに就活もせずOLとして働き、その後寿退社して専業主婦をしている。自分の頭で考えることをせず今の生活の苦しさを他人や政治のせいにして「旦那ガー」「アベガ―」と喚いている。

そんな私の母親の毒具合を紹介したい。

毒母は息子が可愛げないと家から追い出す

幼少期の私にとって毒母は「この人の機嫌を損ねたら死ぬ」とその存在に恐怖する暴君であった。

以下、幼少期の食卓における私と毒母の会話である。

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母「今日のご飯はどうだ」

私「うん。美味しかったよ。いつもありがとう(明るい口調と可愛げのある笑み)」

母「野菜は食べたか」

私「うん。残さず食べたよ(明るい口調と可愛げのある笑み)」

母「食べ終わったか」

私「うん。片付けお手伝いするね(明るい口調と可愛げのある笑み)」

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このように会話が一問一答形式かつ自分が聞きたいことだけ聞く一方通行なのだ。私が母に話しかけるのは、学校からの連絡をする時と言わなきゃやばいことを報告するときぐらいだ。それ以外では、嵐が過ぎ去るのを待つがごとく母親の会話を彼女が気のすむまで受け流しつつ愛想笑いを浮かべる日々。

明るい口調なのは、少しでも私がイラッとしたりうっとおしそうな態度を見せたりすると「何よその態度!」とすぐにへそを曲げて私を家から追い出そうとするからだ。雪が降る地方に住んでいるので、真冬は命の危機である。

感謝の言葉を述べるのは、そうしないと「こんなにお母さんは頑張っているのに、誰も感謝してくれない!」とブチギレて私のご飯を取り上げるからだ。

自分の話を好意的に聞いて相槌を打ってほしいのと、言ってほしい言葉を子どもに言わせたいから毒母は会話している。

とにかくヒステリーな毒母。どこに地雷があるのかわからないうえに、突然怒りが爆発する。一度怒りだすと手がつけられない。私が生まれたときから現在までの気に食わなかったことを掘り返して永遠に私を責め続ける。そして家の外に追い出す。必死に謝って家の中に入れても無視して食事させないし風呂に入れさせないし寝かせない。悪いのは常に子ども。

とにかく重い毒母。「私はこんなにも自分のことを我慢して、子どものために生きている。なのに感謝されない可愛そうな私。誰も私の気持ちを分かってくれない。」と悲劇のヒロインぶる。「こんなに苦しんでいるのに!頑張っているのに!!みんな私が悪いというのね!!!」と被害妄想を爆発させ搾取子の私を叩く。家から追い出す。

おかげで、人の顔色を必要以上に伺うし、私との会話で相手が機嫌を損ねないかビクビクしながら接するコミュ障になってしまった。

毒親は物にあたるが子どもがそうすると許さない

毒母は気に食わないことがあると感情を制御できないので物にあたる。子どもにもあたる。

私だって人間だ。毒母のご機嫌取りばかりでは疲れるし理不尽なヒステリーに対してはイラっともする。そうしたとき、幼少期の私も物にあたっていたのだが毒母は自分を差し置いて「物にあたるな!」とブチギレていた。

毒母にとってバイトとは塾講師以外ありえない

私は高校卒業後、東京の大学に進学した。

奨学金も借りていたが、両親はお金持ちではなく搾取子の私にお金をかけるつもりはないと言っていたので、生活のためにアルバイトをしようと新生活開始直後から求人誌を見ていくつか候補を見つけていた。

しかし、毒母もそれを予想していたようで、ある日電話をかけてきたと思ったら「地元では飲食店のバイトが一般的だが、あんなのは底辺がやる仕事だ。お前は東京の大学に入学したのだから、塾講師をやれ」と通達してきた。

飲食業に従事されている方がこのエントリーをご覧になっていたのなら、深く謝罪する。哀れな女の妄言と受け流していただけると幸いだ。

冒頭で書いた通り毒母自体が田舎の底辺高校卒業なのだが、そのせいで「東京の大学=エリート」「東京の大学に合格した息子=エリート=母である私もエリート」「飲食店=高校生でもできる仕事=底辺がやるもの」「塾講師=高学歴の学生しかできない仕事」という単純かつ因果関係が崩壊した論理を脳内で展開した結果、『塾教師なら許可してやる』と結論付けて超絶上から目線で電話をしてきたようだ。

毒母は子どもの全てを管理したい

私が大学生活のために上京する際、毒母は「毎日1回電話しろ」と言った。束縛具合が気持ち悪いが、機嫌を損ねると面倒くさいのでご機嫌取りのために電話していた。そのときは「食生活は?いつ起きていつ寝るの?掃除は?」と事細かに聞いてはその答えにダメ出しする。

しかも奨学金の入金口座の通帳を毒母が持っている(私はキャッシュカードのみ)ので、ATMで出金するたびに「このお金は何に使ったんだ」「こんなに無駄遣いして!どういうつもりだ!!」などと電話をかけてくる。

極めつけは大学が夏休み期間に入ると母親が勝手に家庭訪問にくるのだ。夏休み期間をしつこく聞き出し、自分が上京する日を勝手に決め、その日に私のアパートへきてガサ入れするのだ(断ると「親に隠し事とは何事だ!」とキレる)。そして私を強制的に実家へ連れて帰る。

常軌を逸した行動だと思う。毒母は息子が自分の知らない自由な生活を送っているのが気に食わず、息子の全てを把握し管理下に置きたいのだと思う。そのために監視をしてきたと推察する。

毒母は借金を全て搾取子に背負わせたい

「連帯保証人になってはいけない」ことは親に教わらずとも、社会で生きているうちに身につく処世術である。

しかし、毒母は私を愛玩子である弟の連帯保証人にしたいらしい。

ある日、毒母から電話があり「弟ちゃんが車を買いたいんだけどローンを組むために連帯保証人が必要だ。だから○○(私の名前)の名前と会社名を書いて書類だすわ。」と一方的に言ってきた(※)。

(※)就職時に会社から提出を求められた誓約書の中で、身元保証人として両親のサインをもらわねばならなかった。その関係で、両親は私の就職先を知っていた。

私は「それをすると犯罪だし既に転職済みだ。ローン会社から昔の会社宛てに電話をかけてきても出ないし、それをしたら訴えるぞ」と言いガチャ切りして、かけなおしてきた電話は出ずに放置した。

実際に私のサインを偽造いたら訴えるし、車(100万円台)なら最悪貯金で支払えなくもないのでそのまま連絡を絶っていたが、ビビったのかサイン偽造はしなかったようだ。

毒母は子どもを束縛したいし人生に干渉したい

老後の面倒を見てほしいからか、最近は手のひらを返しつつある。

「いつかは地元に帰ってくるんでしょ」「実家の方が安心するでしょ」「家族一緒に暮らしたいな」などと電話で妄言を吐いている。それは毒母の希望でしかないし、そうしたいと私が言ったことはない。

そして「孫の世話をするのは大変だから、孫はいらない」「嫁姑関係は大変だから結婚するな」と、子どもの人生設計に干渉してくる。

幸か不幸か私が小学生~高校時代のトラウマで女性不振なので結婚どころか彼女すらいないが、私がそれを克服していい出会いがあれば状況は変わる。

そのときは、長男だが婿入りするつもりだ。

私を苦しめるのは「母からの無償の愛」という幻想への渇望

戸籍上の母親は基本的にどうでもいい存在だ。直接会えばさっさと死んでほしいと思うし、それ以上に幼少期の恐怖が蘇って怯えてしまうが、距離を置いた今では何の関心もわかない。

今もなお私を苦しめているのは、今世では絶対に手に入らない「母からの無償の愛」という私にとって都市伝説級にその存在が信じられないものへの渇望だ。

アラフォーの私はいい年のおっさんになった今でも自己肯定感が持てないし常に怯えている。親以外が与えてくれるわけがないから手に入らないとわかっていても無償の愛を求めてしまう。無理なのに、戸籍上の母親から愛されたかったと思ってしまう。

そんな理想と現実との折り合いをゲームのキャラクターでごまかしながらなんとか今日も生きている。

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