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北欧旅行 a.k.a. ダーツの旅

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新婚旅行の記録です。行き先は世界地図を的にしたダーツで決めました。結果、北欧2ヶ国(アイスランドとスウェーデン)における7泊9日の旅となりました。旅をした期間は2017年4月中旬… もっと読む
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#iceland

新婚旅行7日目(3)ブルーラグーン、そして湯に浸かりながら飲む酒

新婚旅行7日目(3)ブルーラグーン、そして湯に浸かりながら飲む酒

ついにブルーラグーンに到着した。10年前に一人旅で訪れた時と変わらない、溶岩を切り開いたようなアプローチが施設へと続く。

建物の入り口の前に大きな池があり記念撮影をしたり。アプローチを歩く途中、移動中のバスの中にいた賑やかなオジさんも発見した。彼はなぜかバナナを一房手に持っていたのだった。妻の中で彼が「バナナおじさん」になった瞬間である。

建物に辿り着くと、入場手続きをする人たちで行列ができて

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新婚旅行8・9日目:アイスランドからの帰路

新婚旅行8・9日目:アイスランドからの帰路

食い倒れた翌日、バタバタと身支度を整え5時半に出発。ホテルのスタッフがバンで空港まで送ってくれる。ちなみに、前日の夜お腹いっぱいになったのに、早朝の朝ごはんはそれなりに食べたのだった。とても私たちらしい。

空港のチェックインや免税の手続きなどを済ませ、搭乗手続き。その後は最後のお土産タイムだ。各々別行動で実家や職場、友人に贈る品を探す。件のブレニヴィンは到着直後に購入していたけれど、実家と義実

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新婚旅行7日目(4)アイスランドで万引き犯に間違えられる

新婚旅行7日目(4)アイスランドで万引き犯に間違えられる

ブルーラグーンをバスで出発し、空港へとたどり着いた。ここからタクシーで宿泊するホテルへと向かう。運転手さんに声を掛け、スーツケースを載せていざ出発。

運転手さんは還暦は越えていそうなベテラン。特に話しかけてくる様子もなく寡黙な人だった。アイスランドの人は、概してコミュニケーションにおける距離感が日本人と近いように感じる。安心してタクシーに乗る一方、気になったのはメーターだった。距離的に、日本の感

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新婚旅行7日目(2):ブルーラグーンへの道中

新婚旅行7日目(2):ブルーラグーンへの道中

レイキャヴィクを発つ前に最後の買い物を楽しみ、ホテルに戻ってきた妻と私。ホテルのチェックアウトを済ませ、次に向かうのはブルーラグーンという巨大な温泉レジャー施設だ。移動のバスとチケットを用意してくれるプランを、事前に現地代理店に頼んでおいた。今いるホテルにピックアップしてくれることになっている。

ホテルの前に、代理店のバスがやってきた。前日の南海岸ツアーで乗ったようなマイクロバスだ。私たちが乗り

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新婚旅行7日目(1):ギリギリまでレイキャヴィクを楽しむ

新婚旅行7日目(1):ギリギリまでレイキャヴィクを楽しむ

極北の地、アイスランドの首都レイキャヴィクに到着し4日目。この日は巨大な温泉施設であるブルーラグーンに行く予定としていた。3泊したホテルともお別れで、別の街への移動を伴う。出発は昼近くだったので、最後にレイキャヴィクの街を散策することにした。

まず向かったのは、ホテル付近から見える教会だった。観光地でもなんでもない普通の教会だと思うのだが、デザインが特徴的で気になっていたのだ。普通の住宅街にその

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新婚旅行6日目(2) アイスランド南海岸ツアー

新婚旅行6日目(2) アイスランド南海岸ツアー

アイスランド南部の海沿いを巡る日帰りツアーは続く。ブラックサンドビーチという海岸を離れ、ツアーのバスが次に止まったのはヴィークという小さな町だった。人口数百人程度の本当に小さな可愛らしい町だ。大きな道路沿いから、街が一望できるくらい。

見渡すと、レストランとコンビニ的な売店が併設された店が1軒。土産屋が1軒。ガソリンスタンドが1軒。そして、丘の上に立つ教会が印象的だ。

さて、ここでツアーコンダ

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新婚旅行6日目(1):アイスランド南海岸ツアー

新婚旅行6日目(1):アイスランド南海岸ツアー

アイスランドに到着して3日目。この日は丸一日を使って日帰りツアーに参加した。「南海岸ツアー」という景勝地を巡るツアーだ。ホテルにツアー会社のバスが来てピックアップしてくれる。ガイドのお兄さんに挨拶し、バスに乗り込んだ。いざ出発。

ツアーで乗った車はベンツのマイクロバス。バスやトラック等の大型車はベンツが多かった気がする。

街を離れ数十分経つとこんな雪景色が広がる。更に進むと雪は無くなったが、家

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新婚旅行5日目(3):アイスランド首都レイキャヴィクでの街歩き再び

新婚旅行5日目(3):アイスランド首都レイキャヴィクでの街歩き再び

本屋のカフェで十分に暖を取った私たちは、再びレイキャヴィクの街へ繰り出した。特に行き先も決めずただただ散歩する。

国会議事堂。国の人口が34万人だとこの小ささで良いのだろう。フェンスなどで囲われてもいない。庭にも普通に入れるオープンな場所だった。この国の治安の良さと透明性が見て取れる。

市庁舎。湖畔に浮かぶように立つ建築。正面の入り口へは橋を渡ってたどり着くアプローチになっている。1階には観光

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