seiji kodama

大学卒業後に某食品会社で2年間プロトライアスリートとして活動。夢だったオリンピック出場…

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大学卒業後に某食品会社で2年間プロトライアスリートとして活動。夢だったオリンピック出場は叶わず24歳で競技を引退。息子が自転車競技をすることになり、小学4年生の頃から二人三脚で指導。親子だからこそ失敗した経験や逆に成功した経験を、思い出として書いていきたいと思います。

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まずは自己紹介(^^♪

noteを書こうと思った理由 はじめまして!元プロトライアスリートをしておりました児玉です。 大阪府出身ですが、プロ活動のために愛媛県へ移住しそこで結婚。 長男を授かった後、再び関西(神戸)へ戻り、今に至ります。 2023年まで、息子の自転車競技の指導に二人三脚で携わってきました。 2024年4月には息子が関東の大学へ進学することになり、 親子での競技活動は終了を迎えることとなりました。 その思い出を書き留めてみたいと思った気持ちが半分、 親子で競技へ取り組んだ中で、私

    • 4km速度競走の必勝法!?

      春の高校選抜大会が終わり、夏のインターハイに向けて多くの高校生が頑張っておられることだと思います。今更ですが、春の選抜大会は本当に面白く感動するレースの数々でした。 選抜大会前には出場される選手の走りに、変に影響を与えてもいけないと思っていましたので書きませんでしたが、今のタイミングであれば良いかなと思います。 改めまして我々親子が3年間で考えた『4km速度競走の必勝法』を思い出として書いてみたいと思います。 当然ではありますが、息子の脚質を考慮した上での考えですので、

      • インソール嫌いの私が採用した理由

        先日、西日本チャレンジサイクルロードレースのU23にて息子が優勝することができました。応援ありがとうございました。今回はその優勝に、もしかしたら貢献してくれたかも知れないインソールについて書いてみたいと思います。 こんなことをお伝えする必要があるかは分かりませんが、ご提供を頂いた訳ではなく自ら費用を負担して作りに行ったものです。それが良かったと感じているので書いてみようと思いました。 インソールって必要なん?インソールというと皆さんどんなイメージをお持ちでしょうか?正直に

        • ロードレースで結果が出ない理由【後編】

          ここのところ少し忙しかったため、間隔がだいぶ空いてしまいましたが、いよいよ後編を書いていきたいと思います! ロードレースで結果が出ない理由【前編】 ロードレースで結果が出ない理由【中編】 サーキットレースを考える前回はクリテリウムでの合わせ方を書きましたが、今回はもう少し高度な調整が必要になるサーキットコースでのレースを書いていきたいと思います。 ここはやはり日本が誇る国際的なコース、鈴鹿サーキットでのレースを例に考えていきたいと思います。 ちなみに、自己紹介のリザルト

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        まずは自己紹介(^^♪

          ロードレースで結果が出ない理由【中編】

          前回のロードレースで結果が出ない理由【前編】が想像以上の反響でしたので、私なりの考え方、どういった感じで具体的にアジャストしていくのか?そこを中心に掘り下げていきます。 色んな種類のレースがある国内のレースでも、サーキットレースや、アップダウンの激しいロードレース、立ち上がりの多いクリテリウム等、各地でそれなりの数の開催がされています。 1つ1つのコースを一緒に考えていければ一番伝わるかも知れませんが、それは現実的に難しいのでご勘弁ください(;’∀’) なので、ある程度

          ロードレースで結果が出ない理由【中編】

          ロードレースで結果が出ない理由【前編】

          ロードレースで結果が出ない!FTPは高いのになんで!?という方、本当に多いと思いますが、なぜこんな現象が起こるのか。 競泳、陸上、そして自転車競技を経験したからこそ、ロードレースという競技にだけ潜む特殊性になんとなく気付いたことがあります。 語られることが少ない内容ですし、本当は私もあまり人に話したくない内容です。ですが、文字に書き起こすことで、更に頭が整理できて新たな発想が生まれたりするかも知れませんし、思い切って書いてみたいと思います。 他の競技を考えるまず、ロード

          ロードレースで結果が出ない理由【前編】

          空気抵抗○○w削減!?

          今日は簡単な内容をサクッと!皆さんも大好きなエアロフレーム!私の超偏見を書いていきたいと思いますwww 空力に優れたフレーム毎年新作の出るロードレーサーですが、『前作から比べて時速40㎞/hで走行中に約○○w削減!』ってやつ。やっぱりこれってかなり魅力的な文言ですよね。 『FTPを1w上昇させるためにあんなに苦労するけど、機材買い替えたらそれが手に入るなら・・・』的な感じです。 ヒルクライム用、オールラウンダーフレームと比較して、少し重量は重くなるけど、少しでも空力の良

          空気抵抗○○w削減!?

          ケイデンストレーニングって必要?

          少し時間が空いてしまいましたが、今日はケイデンストレーニングについて私が思うことを書いてみたいと思います。ケイデンストレーニングは必要?いや、必要じゃない?どちらの意見もあると思いますが、私が今考えていることを記していきます。 ケイデンス=1分間の回転数自転車に乗る選手にとって、ケイデンスというのは比較的初期に出てくるワードで、実態がよく掴めないものじゃないでしょうか。 もしご存知ない方がいたらここから話が通じなくなるので、簡単に言えば1分間にクランクを何回転させているか

          ケイデンストレーニングって必要?

          4km速度競走に拘った理由『後編』

          本日は、前回の4㎞速度競走に拘った理由『前編』の続きを書いていきたいと思います。まだ、そちらをお読みになられていない方は、そちらを先にご覧頂ければと思います。 前回の記事はこちら⇒4㎞速度競走に拘った理由『前編』 自転車部のない公立高校へ進学トラック競技に特性があるのかな?と思えた中学生時代もあっという間に終わり、いよいよ高校生になりました。 進学した高校は、本人の希望もあり地元の公立高校『六甲アイランド高校』でした。残念ながら自転車競技部はありませんでしたが、入学説明会

          4km速度競走に拘った理由『後編』

          4km速度競走に拘った理由『前編』

          現在ではすっかりトラック選手というイメージが強くなっている息子ですが、当初は全くそんなことはありませんでした。息子と私が高校3年間、4km速度競走に拘ることになった背景と、その理由を書いていきたいなと思います。 4㎞速度競走とは?これを読んでくださっている小中学生の選手やその保護者の方には、トラック競技である4km速度競走という競技がどんなものか分からないと思いますので、まずはその解説動画をご覧頂ければと思います⇒クリック ※この動画は本当に分かりやすく解説されていますので

          4km速度競走に拘った理由『前編』

          1人部活でのトレーニング【後編】

          昨日の記事にたくさんの『スキ』♡ボタンを押して頂き、ありがとうございました。とても励みになりますし、見て頂けているのであれば少しでも早く次を書こうという気持ちになります(^^♪ 今日の記事も内容が良ければ、是非改めましてお願い致します! 簡単にできるんじゃないか?では、昨日の続きを書いていきたいと思います。下地(基礎)を作るという内容で、エアロビックトレーニングの重要性をお伝えしましたが、決して強度も高くないし、簡単にできると思いませんでしたか? 慣れてしまえば正直簡単

          1人部活でのトレーニング【後編】

          1人部活でのトレーニング【前編】

          学校で部活動があり、一緒に練習をする仲間が多い方はそれ程悩んでいないかも知れませんが、1人で練習をするのはとても難しいと思います。そんな方に、少しでもヒントになればと思い今日は書いていきたいと思います。 注意事項まず冒頭に書いておきたいのですが、私が書く内容は自分自身がプロトライアスリートとして走った経験のうち、うまくいったなと感じていたものと、引退後に自転車競技を趣味でやっていた時に、現役の頃にもっとこうしておいた方が良かったなと思い取り組んだこと。 それらを応用して息

          1人部活でのトレーニング【前編】

          高校生とトラック競技

          小学生や中学生のローディーのみなさんやその保護者の方は、『うちの子(自分)はツールドフランス目指してるんで、トラック競技はやる気ないです』という方も多いかと思います。 とっても素晴らしい志ですし応援したいですが、高校生になるとやっぱりトラック競技をやることになると思います。なぜそうなるか?その理由を書いていきたいと思います。 高校の自転車競技部先日、機材が高い!ということを書いてきましたが、高校になってしっかり競技をやろうと思うと、やはり自転車部のある高校を考える方も多い

          高校生とトラック競技

          機材、高い、ツライ・・・【後編】

          さぁ、本日も続きを書いていきたいと思いますが、後編では『どこで買う?』を書いていきます!前編、中編は以下のリンクからご覧ください。 機材、高い、ツライ・・・【前編】 機材、高い、ツライ・・・【中編】 機材はどこで買う?今までは、機材を選択する上での基準や考え方を書いてきましたが、今日はその機材をどこで買うか?にフォーカスを当てたいと思います。 元々高級な機材ですので、やはり少しでも割引のあるインターネットや海外通販、フリマサイトで購入したいというのが世の常だと思います。

          機材、高い、ツライ・・・【後編】

          機材、高い、ツライ・・・【中編】

          書く内容を忘れてしまいそうなので、昨日に引き続き中編(えっ?後編じゃないの?)を書いていきたいと思います。昨日の前編はこちら⇒『機材、高い、ツライ・・・【前編】』 毎年発表される各メーカーの新型前回はコンポのことを中心に書きましたが、今回はフレームのことについて書いていきたいと思います。 ピストバイクはそれ程でもありませんが、ロードレーサーに関しては毎年毎年どのメーカーからも新型が発表されてきます。 『当社従来比20%剛性アップ』や、『新型は時速40km/hで走行時に5

          機材、高い、ツライ・・・【中編】

          機材、高い、ツライ・・・【前編】

          ここ10年くらいで機材の値段が一気に上がった印象があります。このことについて、私なりに考えていることを記していきたいと思います。 高騰する機材価格私が自転車競技(トライアスロン)を始めた1997年、初めて父親に買ってもらったキャノンデールCAD3は、SHIMANO105の完成車で約20万円でした。 それでも充分な性能があったように思いますし、1999年に参加したアジアジュニア選手権では、カザフスタンの変速機がSTIじゃなく、ダブルレバー(ダウンチューブのところについてる羽

          機材、高い、ツライ・・・【前編】