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「ダメ」と言わない育児の弊害。

こんにちは!
日本一🇯🇵子育てが苦手な【子育て研究者】
koto
です!

今回は小さなお子さんをもつママ・パパ
そして現在妊娠中のママ

どーしてもお伝えしたいことがあり

記事にまとめました。

子供に「ダメ」と言わない育児は
本当にいいものなのか?

最近、はやっている
「子供にダメと言わない育児」について。

現在4歳の長男を産んだとき

「子供にはいろいろな力をつけさせたい!」

と、育児本やネットの子育て情報を
読みあさっていました。

初めての育児でかなり気合が入っていました笑

そんなときによく見かけたのが

「子供にはダメと言わないようにしましょう!」

「ダメと言われた子供は、
 否定されたように感じてしまいます。
 子供にダメと言わない環境を整えましょう!」

という育児ノウハウ。

最近でもよく聞きますよね。

4年前の私も、その情報に納得して
なるべく息子に「ダメ」と言わないように
過ごしていました。

動きが活発になり、机の上に登っても、

「登ってみたかったんだね〜」

と共感してみたり

息子が触って困るものは
みーんな高いところにあげたり

(おかげで棚の上はものだらけ。
 めっちゃ生活しにくい笑)

とにかく、息子に「ダメ」と
言わないように毎日過ごしていました。

「ダメ」と言われなかった息子の末路

活発な性格もあり、
かなり自由奔放に育った息子。

体が小さいうちは、
やったらダメなことをしたときは
抱っこしてやめさせていたのですが、

2歳を過ぎてからは
自分がしたいことを阻止されると
のけぞって大泣きするように。

下の子の妊娠も重なり
だんだんと私1人では
手に負えなくなっていました…

こちらの言うことなんて
全然耳に入らないのですから、

やめさせたいときは、
その場から引っ張ってでも
離れさせるしかありませんでした。

「ダメ」なんて言われようものなら大暴れ。

とにかく、人の言うことを
受け入れられない子供に育っていたのです。

子供に「ダメ」を教える必要性

そんな息子に手を焼いていたときに学んだのは、
子供に「ダメ」と教える必要性でした。

特に0歳、1歳代の子供は
まだ、ものごとの善悪やルールを知りません。

興味のあるままに
なんでも挑戦しようとします。

その姿はとってもかわいらしいのですが、
守るべきルールもしっかり教えていきたいもの。

言葉も未発達なこの時期に、
やってはいけないことを

分かりやすく子供に伝えられるのが
この「ダメ」という言葉
なのです。

「ダメ」と言っていいとき、悪いとき

もちろん、なんでも「ダメ」と言えば
いいわけではありません。

「ダメ」と言うときには

①落ち着いた声で
②なぜ「ダメ」なのか理由を伝え
③代わりにするべき行動を教える

この3点セットで伝えることが大事です。

そして、言葉だけでなく
実際にその行動をさせない
ということも重要です。

触っちゃいけないものを触ってから

「あ〜!触っちゃダメ!」

と言っても、子供は遊んでいると感じて
なかなか言うことを聞けるようになりません。

警察のおとり捜査のごとく!
触りそうになる瞬間をねらいます。

触る直前に手を止めさせて

「これは大事なものだから、触ったらダメだよ」

と教えてあげましょう。

反対に「ダメ」が効果的でないことも。

特に3歳を過ぎた頃からは、
ルールが分かっていても

自分の気持ちを抑えきれずに
衝動的に行動してしまいがち。

そんなときに、
頭ごなしに「ダメ」と言われれば
余計、反発したくなります。

そんなときは、「ダメ」よりも

「どうしたの?」「それはいいのかな?」

と、気づきを与える言葉の方が
有効かもしれません。

「ダメ」を正しく教えれば
0歳でもできるようになる

息子の大反省を生かして
第2子の娘には0歳代から
ルールをしっかり教えるように心がけました。

もちろん、1回でできるようにはなりません。

「机の上に登っちゃダメだよ。
   落ちたら危ないからね。」

なんて、何百回言ったことか…

けれどもその甲斐あってか?

現在2歳の娘が机の上に乗ることはありません。

「0歳じゃ、まだ分かんないだろう」ではなく

0歳から教えることで、身に付けられることが
たくさんある
ということを実感しました。

まとめ

育児に正解はなく、

「ダメ」と言っていい場面、よくない場面
また、それぞれのお子さんの年齢や特性など

様々な要因が絡まりあって、
どんな関わり方をすればよいのかは
変わってきます。


そういった様々なケースがあることを明記せず、

一概に「ダメ」という言葉はよくない。

と伝えてしまうのは、

子育てを頑張っているママパパ方に

大きな誤解を与え、
子育てを余計困難にしてしまっている
んじゃないかなあと思います。

世の中には様々な情報があふれかえっています。

「ダメ」という言葉を
使うべきかそうでないかだけでなく、

その情報は、
子供の自立のために本当に有効なのか

ということを、ちょっと考えてみる必要が
あるのかもしれません。

んーー、子育てって難しいヽ ( ꒪д꒪ )ノ

これを読んでくださった方の育児が
私のように困難だらけにならないことを
祈ってやまない日々でございます…!!

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