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2020年2月の記事一覧

018.『白熱講義 これからの日本に都市計画は必要ですか』蓑原敬、藤村龍至、饗庭伸 ほか 著

“ ―― 縦割り社会での成功体験に自信を持つ世代には、日本の都市計画の歪みを歪みとして見ることがなかった。見えていても、あえてそれを口に出す必要性を深刻に感じることがなかったのかもしれない “ 日本の都市計画は何をしてきたのですか?近代都市計画とは何だったのですか?3.11で何が変わるのですか?今、私たちが引き受ける課題は何ですか?1930年代生まれのベテラン都市プランナーへ、1970年代生まれの若手が投げかける、差し迫った問いと議論の応酬。都市計画の現実、矛盾と展望を

やっぱりかわいいものは欲しくなる!金沢・滋賀のお買いもの編

出かけた先でついついかわいいものを見つけては買って帰ってしまうので、わたしは散財の天才だと思ってます笑 きょうは金沢と滋賀で出会った私のイチオシたちを写真で紹介。 金沢のお土産はだいたいどれも可愛い茶菓工房たろう 「たろうのおひるねピーどら」 パッケージのデザインだけでなく、どらの皮の焼印まで可愛い。 中身のあんはもちろんピーナツ。香ばしいナッツの味が程よい甘さであんこが苦手な人にもおすすめ。 パッケージの裏にも可愛いピーたろうさんがいるよっ! 茶菓工房たろう さ

浮世博史『もう一つ上の日本史 『日本国紀』読書ノート・古代~近世篇』「はじめに」公開

 2020年2月25日、幻戯書房は浮世博史著『もう一つ上の日本史 『日本国紀』読書ノート・古代~近世篇』を刊行いたします。  百田尚樹著『日本国紀』(幻冬舎、2018年11月10日第一刷発行)という本をご記憶でしょうか。いわゆる「日本史ブーム」の中、「日本通史の決定版!」をキャッチコピーに、発売時には圧倒的な話題性で出版界を席巻した一冊です。刊行後、同書へは様々な論評が出されました。  浮世博史さんによる「こはにわ歴史堂のブログ」の連載「『日本国紀』読書ノート」(2018年1

King Gnuと井上陽水のミッシング・リンク

King Gnuの『CEREMONY』、たぶん今年の日本の音楽シーンを代表する1枚になるのは間違いないと思います。ほんと素晴らしい。 で、繰り返し聴いていて、いろいろと気づくことがあった。 というか、ちょっと乱暴なのは承知の上で、一つの仮説を思いついたので書いておこうと思う。それはKing Gnuの音楽の系譜はどの文脈に繋がるのか、という話。 ちょっと長くなるから最初に目次を置いておこう。 King Gnuとブラック・ミュージック まず大前提として、King Gnu

ダイバーシティとカタツムリとワタシ!?

今週はハコスコの藤井先生や慶應の南澤先生などアカデミア系の方のお話を伺ったり、話をする機会が結構ありました。Augmentationというところに興味を持っているせいかは分かりませんが、「私(I)」というものを改めて考えるキッカケになったので、今回はそのあたりの話をツラツラと。まだ纏まっていないので、ワタシから始まりダイバーシティまで話題は振れています。以前、身体拡張と「私(I)」についても考えてみましたが、その時はフィジカル中心だったのを今回は知覚・認識面を中心に考えてみま

フロンティアとしての東北から、これからの未来を紡ぐ

今年も、SENDAI SOCIAL INNOVATION SUMMITに参加しました。(泣く泣く、今年はオンラインでの参加となりましたが) このイベントは東日本大震災の後、課題先進地となった仙台・東北から社会的課題を解決しようとする起業家を応援する、その輪や火を広げるためのものです。もらった刺激を忘れないうちにメモしておきたいと思います。 ◾︎都市と地方の間での感覚調整 少子高齢化、過疎化をはじめとしたさまざまな問題は、遠い先の話ではなく、現在進行形で起こっています。ただ

ゲコノミクスの経済効果は3000億円!?

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 「ゲコノミクス」という言葉を聞いたことがありますか? お酒を飲めない下戸の、下戸による、下戸のための新たな文化・経済圏「ゲコノミクス」が広がってきた。ビールやチューハイではなく、コース料理にも合う本格的なノンアルコールのワインやカクテルなどを提供するレストランやバーが増え、百貨店でも売れている。経済効果は3千億円との試算も。飲めなくても、あえて飲まなくても、みんなハッピー! これまでの飲酒文化は強者の文化であり、どれだけ強いかに

自然の秩序と人工を対立で考える人へ。

自然の秩序と人工を対立で考え、時に人を批判する人へ。それはきっと先入観(バイアス)だから、落ち着いて。 よく考えれば当たり前なのだけど。 人の破壊や創意工夫も、自然の秩序の中にある。バッタが大量発生して草木を食い尽くすのも、蜂やアリやモグラがあちこちに巣を作りまくるのも、虎が縄張りを独占するのも、人間がやることと同じ。やり過ぎたら自滅するなり、それを望まない他の力が調整機能として働くだけ。 自然の世界にすら、永遠のものなんて存在しない。ましてや永遠の成長なんて存在しない

続・新型コロナ感染爆発の時、飲食店はどうする?

先日ちょっと書いた新型コロナ感染爆発の時に、来店前提の飲食店や美容室なんかはどうすりゃいいの?というnote。 うちのお店でもイベントのキャンセルとかも出始めたり、登壇オファーのあったイベントや友人の会社の周年パーティーが無期限延期になったり、僕の周りでも影響が出始めています。 そんな流れもありつつ先日のnoteをbarbossa林さんが紹介してくれたので少し広まりまして、何人かが「お気に入りのお店を買い支える!」宣言をしてくれたり。 とはいえ、買い支えるにも来店できな

【4月12日出張宮台ゼミ】課題が多すぎる…と迷っている方へ

名古屋での宮台先生イベント2日目。 映画と音楽を題材に、ゼミ形式での大変濃いワークショップです。 お申込み受付を開始して一週間も経たないうちに、すでに約半分お席が埋まっています。 (2月28日現在、午前15名、午後13名) ゼミの課題リストをご覧になって、 「正直、多すぎないか…?4月12日までにすべて消化できるのか…??」 と思っている方もいらっしゃることと思います。 課題リストはこちら → 映画編 / 音楽編 そのお気持ちはイタイほどよく分かりますが、大丈夫です!!

『パラサイト』ポスター問題に考える。広告コミュニケーションの「終身之計」

ポン・ジュノ監督すげーな!!四冠おめでとうございます、uni'que若宮です。 「パラサイト」の快進撃で湧いたアカデミー賞ですが、こんな話題もありました。 韓国版のポスターはシンプルなのに、日本版では「パルムドール受賞」「100%予測不能エンターテインメント!」などの文字が加えられています。 広告における「クリエイティブ」とはどういうことか?先程のtogetterを見ると、まさに賛否両論。 「日本のポスターはダサい!」という声に対し、「楽天の商品ページとかもダサいけど

TABIPPOの「CI」を新しく策定、全て公開します(8,000文字)

10周年を迎えたTABIPPOですが、1月20日にあたらしいロゴを発表、翌週にクラウドファンディングをスタート。そして、第3弾が今回です。この記事はTABIPPO代表取締役の清水直哉がお届けします。書くの、疲れました 笑 株式会社TABIPPOの「コーポレートアイデンティティ(=CI)」を新しく策定し直しました。ここまで明文化したのは、初めてのことです。 ひとことで「CI」と言っても、かなり広範囲に渡ります。今回のプロジェクトは、リブランディングも含めて1年がかりで取り掛

経営メンバーに最も大切な素養「好奇心」

⚫︎経営メンバーに求められる最も大切な素養 「好奇心」 世界トップクラスのエグゼクティブサーチであるエゴンゼンダーが経営メンバーのポテンシャルとして最も重要だと考えているのは「好奇心」だと聞きました。 長年人材採用や採用面接をしてきましたが、お恥ずかしながら「好奇心」というのはほとんど意識したことがない観点でした。 確かに、マネジャーの育成に取り組んでいる際も、地頭や素直さがあればマネジャーにはなれますが、そこから先に事業のリーダーになるには「自ら世の中を知り、学ぶ姿勢」

VUCA時代におけるバーベル戦略

こんにちは、ステラ・システムズCEOの原です。 ステラ・システムズでは「予算を簡単に」をミッションに、みんなが簡単かつ迅速に予算(単年度のみならず複数年度の中期経営計画・事業計画含む)を策定・モニタリング・修正できる世界を目指しています。特に、スタートアップの資金調達のための予算策定、資金調達後の予算実績分析のモニタリング、予算修正を応援しています。 昨日は日本の学校の休校が決まりましたね。私の知人は、学校関係の仕事をしているのですが、今回のコロナの影響で、1,000万円以