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”国際系” note まとめ

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This magazine curates notes relating to stuffs between globalness and localness.
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#海外

イギリスには「パンケーキの日」がある?

早いものでもう2月。 2月になるとイギリスのスーパーでは「🥞パンケーキの日」の文字とともに パンケーキ特別陳列棚が現れます。 響きだけで楽しそうな イギリスの「パンケーキの日」とはどんな文化なのでしょう? 🥞「パンケーキの日」ってどんな日?「パンケーキの日」は、キリスト教に深く関係する日です。 というのも、パンケーキの日は毎年「復活祭の日曜日(Easter Sunday)」の47日前の火曜日と決まっているため。 「パンケーキの日」は別名「Shrove Tuesday

海外に持っていくなら最強ダイソーの商品5選!

海外に仕事に行く時に持っておくものをご紹介します。 ここ何年かの間に海外でエンターテイメントの仕事をしている僕目線でお伝えするので偏っていると思いますが、参考になると思ったところだけお持ち帰りくださいませ! 行く国によるとは思いますが、これを最初に言わせてください。 日本の商品は最強。 マジです。 海外の商品でも物凄く使えるものはたくさんあります。 しかし日本は安くてしっかりしていること有名です。 はい!ダイソー最強。 日本以外にダイソーがあり日本の商品は買う

春から世界の自炊を見つける旅に出ます&皆様にお願い

こんにちは!自炊料理家の山口祐加です。 表題の通りなのですが、この春から一年間、海外で家庭料理を学んできます。社会人になって9年が経ち、料理家になって6年。自分の料理の幅を広げるために、一年間海外でいろんな料理に触れてみたいと思い、料理レッスンなどの仕事を一旦お休みして行くことにしました。 「自炊」をテーマに、立派な郷土料理などではなく(それも食べるけど)、現地にふつうに暮らす人が普段食べている食事をたくさん見て、食べてきたいと思っています。 例えば、スペイン料理と言わ

南極に行ってきた話

大学生の頃南米を旅していた時にアルゼンチンから南極にいけることを知った 調べてみたら日本にも南極クルーズは存在しているものの値段は100万円〜で、アルゼンチンからでいくと安いやつを選べば30万円くらいで当時行けた 猛烈に南極に行きたくなったが学生時代の30万円は出せる金額ではなく(当時のほぼ全財産を使って南米を旅していた)絶対に社会人になって来てやる!と決めて南米旅を終えたのだが 30歳になって9年越しに南極行きを叶えることができた 南極に上陸もしないただ船から見るだけの

🇵🇱ポーランド・ワルシャワ🎹ショパン誕生の世界遺産旧市街🌍中世へタイムスリップ⏰

2020年にポーランドに行った。 日本・成田からポーランドまでは 直行便で15時間だ。 今はロシア上空を飛べないから アラスカ・アンカラ経由か イスタンブール経由などだろう! ポーランド面積は日本の5分の4 日本から九州・四国を引いた くらいの大きさだ。 国の人口3800万人 首都のワルシャワは180万人だ。 そして旧ソ連の面影が色濃く残る 建造物と近代的な建物が共存する。 びっくりしたのだが ワルシャワはとても綺麗だった。 ワルシャワ旧市街は中世の街並で 1

ニッポンの世界史【第4回】東洋史の「再発見」 : 宮崎市定・古代文明・トインビー

宮崎市定 「ヨーロッパは後進国だ!」  戦前の日本における東洋史は、中国史のウエイトが多くの割合を占めていました。  しかし、いわゆる京都学派の宮崎市定のように、アジアが世界史に果たした役割を重視し、アジアを射程にいれた世界史を描こうとする試みも、すでに戦前からありました。  たとえば、文部省の要請により宮崎も編纂委員として関わった『大東亜史』(未完)の冒頭部分をもとに戦後刊行された『アジア史概説』は、東洋史の学習指導要領(試案)でも参考図書に挙げられています。  オリエント

鄭成功とは、何者か? "今"と"過去"をつなぐ世界史 Vol.14

"今"と"過去"をつなぐ世界史(14) 1500〜1650年  台湾に「開山王廟」という廟がある。  鄭成功(ていせいこう)という人物が、オランダを台湾から駆逐したのを記念して、死去した1662年に創建された祠だ。  その後、1875年には清朝の大臣によって新しい祠が建てられ、1895年に台湾が下関条約によって日本の統治下に入ると、その翌年には鄭成功を祭神とする神社に改変、その名も「開山神社」と変更された。  さらに第二次世界大戦後、ほかの神社と同様、取り壊しの対象となり

新科目「歴史総合」入門(4)グローバル化

■3つ目のしくみ「グローバル化」 いよいよ最後、3つ目のしくみは「グローバル化」があらわれる20世紀半ばの時代をみていきましょう。 前回みたように、戦争が終わると、今度はアメリカとソ連の2つの世界に引き裂かれましたが、2度の世界大戦を通して縮小していた貿易や交流は、以前と比べれば回復に向かいます。 ソ連とアメリカは、それぞれの掲げるイデオロギーのもとで、世界をひとつにまとめようとします。 人々は、生活水準を高める憧れを抱き、どちらかの陣営に参加し、よりよい人生をおくる

カシミール旅行記⑦「イスラーム文化を楽しむ」

今年の3月にインドのカシミール地方に旅行に行った時の記録… 最初から読む ひとつ前の記事から読む  カシミール旅6日目。 この日は友人と友人のインド人旦那Pさんと近郊の街Pahalgamに行く予定だったのだが、Pさんがまさかの発熱。 一人で行くかどうか迷ったのだが、今日はあいにく朝から雨が降っていて、雄大な自然を楽しむPahalgamに行くのにはあまり適した天候でないこと。 また、手配したドライバーが私が途中どうしても行きたい場所に寄ってほしいと要望を出したのだが、そ

ダンジョンみたいな上海のローカル市場に潜り込む

ローカル市場が好きだ。付き合ってください。告白したくなるぐらい好きで、胸は常にときめいている。ローカル市場の雑多で荒々しく不衛生で薄暗い点をまるっと含めて大好きだ。悪口しか言っていないが、むしろそれが醍醐味で愛おしい。 生鮮品や加工食品など、庶民の台所的な役割りをもつ市場を、中国語で「菜市场」または「菜场」と呼ぶ。「菜」は食材や料理などを指し「市场」は日本語の市場と同じ、この二つが合わさり「食料品市場」の意味となる。 日本のテレビで見る上海は大都会のイメージが強いが、住宅

アフリカでの日本のプレゼンスとグローバル人材育成の要件

 2021年、外務省による日本の海外在留邦人数は135万人。長期滞在者が81万人、永住者が54万人である。日本の人口全体1.26億人の約1.1%に相当する。  韓国では400~600万人が海外で生活しているといわれており、人口の15%相当である。欧州も同様で、オランダ、アイルランド、北欧などでは、職を求め国外に居住することは当たり前となっている。欧州や米国で働くことは一般的で、ドバイやアフリカ、アジアでも多くの人が働いている。 縮退する日本と、その処方箋 今後、日本市場は

キューバ一人旅で感じた6つのこと

絶賛キューバエッセイを連載中だが、もう廃れてしまったインスタアカウントの過去に投稿した文たちが意外にもよかったので、noteにも投稿しようと思う。 キューバ一人旅で感じた6つのこと 1.コミュニケーションの基本は目とテンションにある 英語もほとんど少しだけ、スペイン語は挨拶レベルでまったくわからなかったが、そのおかげで人の目を見て、話を聞いたり、会話することが当たり前になった。 日本ではよく目をそらしたりすることがあったし、目を合わせたりするのが苦手だった。人の目を見

朱位昌併エッセイ連載「霜柱を踏みしめて アイスランド、土地と言葉と物語」#3

アイスランド在住の詩人・翻訳家・研究者の朱位昌併さんが、言葉や文化の切り口からアイスランドを紹介する連載、「霜柱を踏みしめて アイスランド、土地と言葉と物語」。第3回のテーマは「オーロラ」。アイスランドに住む人々にとっては当たり前の光景になっているオーロラが、中世以降の文学ではどのように扱われてきたかをひもときます。 #3. オーロラの灯を前に 手袋を外して、指を組んだ両手の平を空高く突き上げる。肋骨を存分に軋ませ、胸の真ん中で息が詰まるまで身体を伸ばしたら、指をほどく。喉

水道橋の町、スペインのセゴビア

京都の琵琶湖疏水、水路閣に行ったおかげで、久しぶりに、スペインで見た水道橋を思い出したので、過去の旅の思い出を写真とともに。 2年目のカミーノ旅を終えて、アストルガからマドリードまでバスで戻る予定だったが、マドリまで戻る前に、どこかに寄り道して帰ろうかなと思いついて、あれこれとGoogle Mapを見ていた。 すると、アストルガとマドリードのルート上に気になる場所を見つけたのでそこに寄ってみるか、と思いつきで寄ることにした。 アストルガのバス停でどうやって行ったらいいのか