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"教育系" note まとめ

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"教育系" noteのまとめです。
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2018年11月の記事一覧

ホモデウス図解、要約してみた

こんにちはこんばんは。 今回は、世界的ベストセラー「サピエンス全史」の著者でおなじみ、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の新著である「ホモデウス テクノロジーとサピエンスの未来」を図解・要約してみました。 サピエンス全史よりも書いている内容が難しかったせいか、僕のvoicyの相棒であるせーやさんも読んでないとのこと。会社でも誰も読んでない。むしろ誰が読んでるんだろ。。。?? 「ホモデウス テクノロジーとサピエンスの未来」 この本について話せる相手もほとんどいないということで図解

マッキンゼーやBCGなどコンサルファームのプレゼンを学べるサイトまとめました

ネット上にはマッキンゼーを始めとした著名なコンサルティング・ファームの「プレゼン資料」がたくさん公開されていて、非常に参考になるのでご紹介。 トップコンサルファームのプレゼン25選まずはこれが便利。マッキンゼー、KPMG、デロイト、PwC、BCGといった著名ファームのプレゼン資料が合計25個集められている。 マッキンゼーマッキンゼープレゼン30+選 続いてマッキンゼー。このサイトではマッキンゼーが作ったプレゼン資料が30個以上集められている。カンファレンスや公共系の一般

発達障害児を教える仕事に就いて、自分もその傾向があると気づいた話

どうにも生きづらいというのは、うすうす気づいていた。 小さい頃から、得意なことと苦手なことの凸凹が大きかった。 読んだり書いたりは好きで得意だけど、電気を消すとか使ったものを元に戻すとか、みんなが当たり前にできることがなかなかできない。びっくりするくらい忘れ物が多い。 ”おっちょこちょい”では済まされない最強うっかりエピソードにも事欠かなくて、  両親からは、 「女の子なのに、だらしない」 「どうしてこんなこともできないの?」 「なんでわからないの?」 とよく問

六角ディベートって知ってる?

先日、六角ディベートの実践イベントに参加してきました。政治や行政についての理解を深める趣旨でコピーライター、ロビイスト、エンジニア、デザイナー、翻訳家など様々な職種が9名集まりました。 六角ディベートは国際ディベート学会会長の松本道弘さんが考案され、 ・目的は議論の勝ち負けではなくテーマを深掘りすること ・肯定派、否定派、ジャッジに分かれる ・肯定/否定派には役割を与え、決まった流れで進行する(石、風、空、火、水)  など役割と話す順番が決まっているのが特徴です。 石/

ラオスで出家した青年海外協力隊:ラオスの仏教に学ぶあたたかい循環の作り方

【はじめのはじめに】2018年11月にkindleで「ラオスで出家した青年海外協力隊:あたたかい循環の作り方」という電子書籍を出版・発売しました。 青年海外協力(海外ボランティア)としてラオスに派遣されたぼくがラオスで出家して(お坊さんになって)日々について綴った本です。 ********** あらすじ 東南アジアの仏教国ラオスに派遣された青年海外協力隊がラオスで出家をし、お坊さんとして生活した17日間の経験を綴る。 ラオスでの出家経験から見えてきたものは「ラオス人の

有料
10,000

ミミクリデザイン代表・安斎勇樹さんに聞く、「共創が生まれる環境について」【後編】

こんにちは。インタビューサイト「カンバセーションズ」の原田です。 前回に引き続き、ミミクリデザイン代表・安斎勇樹さんへのインタビューをお届けします。 前編では、安斎さんがワークショップに興味を持った理由から、ワークショップデザインの考え方や可能性などについてお話し頂きました。 そして、ミミクリデザインが掲げる「問いのデザイン」というキーワードは、カンバセーションズが大切にしている考え方とも共鳴するものでした。 カンバセーションズでは、ミミクリデザインさんのようにワークショッ

YouTuberを育てるカナダの小学校?

小学生憧れの職業となったYouTuber。トップYouTuberともなれば、1億円越えの収入も夢では無いようです。 息子が通ったカナダの小学校の授業が、まさにYouTuberになるために、企画力・撮影・編集・プレゼン力を鍛える為の授業かのようで面白かったので、ご紹介したいと思います。 タマゴが割れない機械をつくって、コマーシャル! それは「学校の屋上から卵を落下させても割れないような装置を作る」という理科の授業。「卵が割れない装置を作る」というテーマだけでも十分に面白い

STEM教育の実践 Nanshan School Maker Faire(南山学校創客節)

2018年11月17日、深セン市南山区の海上世界文化芸術中心にてNanshan School Maker Faire(南山学校創客節)が開催されました。School Maker Faireというのは、その名の通り学校のMaker Faire(DIYのお祭り)で、生徒たちがSTEM、アート、Make(メイク、創客)などの授業やクラブで作った作品を展示するイベントです。Maker Faire同様、作品を展示するだけではなく、各ブースに製作者や今回の場合は担当教師がいて、製作にまつ

第24章 「小学校の算数の教育カリキュラムに対する批判はだいたい的はずれ説」

「学問こそが最高の娯楽である」シリーズの第24章。このシリーズは毎週土曜日18時前後にアップします。 なんか、最近のTwitterのTLで「さくらんぼ計算」なるものが批判にさらされているようです。 相も変わらず小学校の算数に反射的にイチャモンつける人が多いなあと思ったので、今回はその話です。 1. 公立の小・中学校の意義日本には「子供に教育を受けさせる義務(いわゆる義務教育)」というのがあって、公立の小中学校はみんな無償です。 勉強なんてものは個々人がやればいい話だし

あるサッカーチームの育成方法が参考になったというお話

私には小学一年生の息子がいるのですが、地元のサッカーチームに入っていて週に1〜2回練習やら試合やら行っています。 正直1年生なのでサッカーと言ってもみんなでボールを追い回しているくらいのもので、戦術らしいものはほとんどなく、遊びの延長上って感じです。 このサッカーチームなのですが、NPO法人で運営されていまして、ボランティアでやっているような地元のチームではなく、きちんとしたクラブチームなようです。 コーチたちも専任の社員。 このチームのマネジメント手法やチーム育成方

日本における多文化共生社会の構想ー「ちがい」と「同じ」という2つの視点 鈴木 江理子(国士舘大学)

国会で、出入国管理法改正の検討がされています。国会でも、メディア上でも「移民」「外国人労働者」「研修生制度」「人手不足」など、様々な言葉や考えが錯綜しています。開発教育協会(DEAR)では、昨年、機関誌『開発教育』64号(Dec. 2017)で、特集「多文化共生社会の未来と開発教育」としてこれらの問題を取り上げましたが、その中から、鈴木江理子さんによる寄稿を公開します。 身近に「外国人」が増えていく時代に、わたしたちはどう共に生きる社会を築いていくことができるのか、教育とい

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『Most Likely to Succeed』を観て

今、教育関係者の中で、密かに話題になっている『Most Likely to Succeed』を観にいきました。これは自主上映映画で、新たな教育を考える団体や企業が上映権を買い取って、全国各地で放映されています。多くの場合は、映画を観た後に、それぞれの考えた内容をシェアするワークショップなどを一緒に行います。 米国のカリフォルニア州にある High Tech Highでは、自分がやりたいことを課題として設定し、追究する、徹底したプロジェクト学習を行っています。映画は、 Hig

どうして勉強は、どんどん難しくなるのですか?

TBSラジオ「全国こども電話相談室」アーカイブ Q:どうして勉強はどんどん難しくなるのですか? (小1、女の子) おねえさん:二学期になって勉強は難しくなったの? 女の子:ちょっとだけ。 ピーコ先生:一年生になって初めての夏休みでしたよね。宿題はたくさん出た? 女の子:う~ん…。 ピーコ先生:例えば、夏休みの時、ずっと休んでいてお勉強を忘れていると二学期に入るとすぐに思い出せないでしょ。私も仕事を休んでいると、「あっ」と思ったりするの。だけど、毎日毎日、自分のやら

“大人の経験の幅が子どもの未来の幅になる”「おもろい大人化計画」三原重央さん

Teal組織や学習する組織、Edcampなど最先端の教育論や組織論を海の向こうまで赴き探求されている三原重央さん。自発的に湧いてくるワクワクした心を持つためには、体験を通じた腹落ちした学びが大切だと説く。そんな三原さんに最先端の教育・組織論を交えつつお話を伺いました。 三原さんプロフィール 出身地:大阪市住吉区 活動地域:関西(主に大阪府) 経歴:帆船あこがれで異年齢の付き合いを、合気道で心身を鍛えてもらい人生が動き出す。アメリカ留学、イエローストーン国立公園就労→小学