以前こんな記事を書きました。

これに似たものに「捨てられない」があると思います。

断捨離ブームが長い間続いていますが、それでも「捨てられない」人も多いですよね。

私は「捨てられない」って不安感からきていると思っています。

イコール周りも自分も信頼できていない状態。

例えば今不要なものを処分したとして。その後「あ！やっぱり必要だった！」って時が来ちゃったとしても「そんな時はきっと周りの誰かが助けてくれる♡」って周りを信頼できていれば、手放せると思うんですよね。

そして「私は仮に足りなかったとしてもなんとかなる！」って自分を信頼できていれば、やっぱり手放せると思うんですよね。

それができないのは、日々何かしらの不安を抱えて生きているからなんじゃないかなぁと思います。

不安を補うために溜め込んでしまう。

私の叔父はほんっっっっとに捨てられない男です。

親戚一同ため息なのですが、捨てられない理由は理解できます。

叔父は物心つく前に父親を亡くし、父親からもらえる安心感を知らないまま末っ子長男として生きてきました。

他にやりたことあったはずなのに、母親を喜ばせたくて選んだであろう金融機関に勤務。母親を一人ぼっちにしたくなくて、独身を貫く。

今も年老いた母親を優しく支えながら一緒に暮らしています。

そんな叔父は不安いっぱいの人生だったと思います。

父親不在の不安。経済的な不安。将来の不安。母親まで自分のもとからいなくなってしまう不安。自分の老後の不安。周りの友人とライフスタイルが違ってくる不安。

などなど。

女性ばかりの家庭で男一人、無力感を感じることも多かったと思います。きっと自分を信頼するなんて、すごく難しかったはず。

だから「いい加減捨てなよ！」と思いつつも、理解できてしまうんですよね。

断捨離が進まないなぁと思ったら、自分の内側に目を向けてみること、おすすめです✨