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呼吸を制するものは心を制す


呼吸してますか?


普段、呼吸を意識したことありますか?


呼吸ってなんでしょう?


呼吸

お母さんの体から生まれ落ちた瞬間から

始まる生きるための術


息すること。

じゃあ息することってどんな状態?


酸素を吸って、二酸化炭素を吐いて。。。笑


息をするのに

吐くのと、吸うのとどちらが先だと思いますか?


はい。

息は 吐くことで初めて吸えます。

やってみてください。

吐かないと吸えませんから。


体の機能を維持するために、

息を吸うことで空気中にある酸素を、鼻から体に取り入れて、血液にのって

酸素が全身の細胞へと運ばれる。

本当に神様が作られたものなのか、生き物の体は完璧にできていますね。


息を吐く。

ゆっくり吐く。

ながーくながーく吐く。

呼吸の基本。

丹田から吐く。


でも、これができない現代人。

江戸時代くらいまでの日本人は、丹田を軸として歩き、

常に丹田呼吸をしていた。

だから、腹が据わっていた。

と文字通りのような立ち姿の絵画や写真から見受けられますね。

体の軸、呼吸の軸がどこにあるかで立ち姿すら変わります。

立ち振る舞い、発する言葉、生き方にまで影響します。

飛脚があんなに速く走れたのも、商売人が肩に天秤を乗せてもなんともなく歩けていたのも、丹田に軸があったから。

日本には、腹がたつ、腹ただしい、腹八分目、など腹とつく昔からの言い回しが多いのは、丹田を軸に生きてきた民族だからだと思います。

はや、7年ほど前ですが、インドに行ったとき、現代のインドでも同じような光景でした。

土埃の舞う土の道を、頭にカゴを乗せて、なんの支えもなく、ゆったりと腹を軸に歩いている女性。

肩に天秤を乗せ、何も支えず、てくてく歩く男性。

昔の日本もこんな感じだったんだろうなあと思ったのを覚えています。


そして、現代日本人。笑

まず、息をしてない。

と思います。


してますよ。


とかえってきそうですが。


息をしていないと言うのは、

呼吸がとても浅いか、吐けてなくて、酸欠か。

緊張していたり、イライラしていたりすると無意識に息を止めている人もいるはず。

体は一瞬たりとも休まずにいろんな臓器たちがお互いを助け合いながら働き続けてくれているのに、

呼吸に意識を向けないから、肺も脳も心臓も腸も、常に酸欠状態。

これでは、何かを期にいずれ病気になりますね。

と言う意味です。

体は60兆個の細胞でできていると言われますが、

その一つ一つの細胞には、ミトコンドリアというエネルギーを作り出しているものがあり、その子が酸素を必要としています。

この辺は難しい話になるから割愛します。

十分な酸素が全身の細胞のミトコンドリアまで行き渡ったら

足の先から頭のてっぺんまで、酸素で満たしてあげられたら

スーパーサイヤ人や霊ガンとか覇気とか使えるんだろうなあと思いつつ。

(例えが古い。。。でも子どもの時からできるって思ってやってました)

霊気なんかも同じですね。

呼吸と意識。


日頃からそんな呼吸をしていたら、病はないだろうなあと思うし、病になったとしても治っていくんだろうなあと思います。

世の中の争いだってなくなるでしょう。

そのために、ゆっくりながーくふかーく息を吐くことが大事。

一人一人が、自分の呼吸に意識を集中させること。


それと、

呼吸が大切だなと思うことのもう一つに、

心をコントロールできる。

というのがあります。


自分がどんな呼吸をしているのか呼吸に目を向けてみる。

浅いのかな、早いのかな、深い、ゆっくり、、、、

意識を向けていくと

だんだん、心臓の音、脈打つ音、自分が考えていること

頭がぐるぐる常に動いている(アイドリングしてる)

とか。

感じてきます。


どんな呼吸しててもいい。

ただ、今の自分を感じてみるのです。


そうして、そのまま受け止める。

ああ、呼吸してなかった。ごめんね。

でもいいし、

いつもありがとう。でもいいし。

ああ、私は頭でこんなことを考えていたのか、

こう言う風に考えるところがあるのか、とか。

イライラしてたなあ、とか。

不安だったんだ、とか。

自分の体の一つ一つが感じられるようになる。


呼吸を通して、自分と向き合う。

リラックスする。

自分と向き合うって自分がどんなであり、何者なのかを見ていくから

それがわかるとなんと言うか安心する。

あゝ、これでいいのかって。

そのままでいいのかあって。

なんの根拠もないけど、大丈夫っていう安心感に満たされる。

それがわかると、リラックスして。

あたまも体もこころもゆるむ。


自分がどうしたいのかわからないから、不安になったり、情報に頼ったり、

頭で考えてなんとかしようとしたり。

でも、考えてもそこに自分はないから、

結局ループにはまって、人の意見や周りに流され余計に不安になる。

不安や悩みがあると言うのはそう言うときなのかなって。

思います。

不安や悩みはあってもちろんいいのだけど、

ちょっと立ち止まって

自分を見つめ直してみるときだよって言うサインなのかなと思います。


脳がアイドリング状態ってことは、常に何かに反応できるようにスタンばってるってことで。

休めてないんですね。

常に判断して行動できるように臨戦態勢。

それが緊張状態です。

リラックスした状態とは、

潜在意識ともいう、判断よりも感覚が優位になってる状態。

自然の中にいくと、ほーっとして

はーっとなりますね。

その時、ただ、気持ちいいって、きれ〜って感じる時。

それが感覚が優位になってる状態。

あの木は何で、あの鳥はこういう名前で。とか言い出しだら

判断しててリラックスしてないということ。

例えば、小さな子どもは、小さなお花を見て、可愛いね、綺麗だね

という。

感覚で捉えるのがこども。9歳くらいまでは、子どもはこの感覚が優位にあります。

そこへ、大人がこれは、なんという花だよ。といったとする。

言うのは悪いことではないのだけど、その瞬間、子どもも感じることよりも、

情報(判断)の方に意識が向いてしまう。


小学生くらいまでの子どもは腹式呼吸です。

常にゆったり感覚の世界で生きています。

ぜひ、子どもとただ、感じるを体感してみてください


呼吸が整っているから、心も体も自分でコントロールできる。

つまり、自分が何をしたいのか、どうしたいのか、

がわかると言うこと。

子どもは何かをするときに、やりたい!楽しそう!と言う直感で決めているように思います。

これが、あれだから、こうだから、そうすると。。。

みたいなことはしない。

自分軸があるからですよね。


子どもたちの呼吸を見習って。

リラーっクス。

してほしいなと思うのです。


乳幼児の呼吸は腹式呼吸

それが成長するにつれて胸腹式、胸式呼吸へと変わっていく

それが自然

だけど、丹田に意識をおいて腹式呼吸をしていくと

肺の奥深くまで空気が入り、酸素が行き渡って体がリラックスしてきます

肺の手術後にも痛みとかいろいろあって肺呼吸がしにくいので丹田呼吸はとても役に立ちました

傷ついたからだは痛みの影響や傷の回復につとめようとアドレナリンやコルチゾールをだしてフル活動してるからからだは緊張状態

そこに浅い呼吸では酸素が足らず治るものも治らない

痛みを我慢してリハビリに歩き疲れてベッドに横になったとき

ゆっくり丹田呼吸の時間をとっていたら、傷口も痛まず楽に呼吸ができて

痛みはやわらぎ、体の緊張がほぐれて体が酸素をたくさん巡らせて疲れた体をいたわってるのがわかり、

いつのまにか眠っていたことがたくさんありました

経過は順調で

寝たら治る

は、本当だなあって思いました


日頃から丹田を意識してると気づいたら腹式呼吸の日常

それが当たり前になったら

自分を俯瞰してものごとに向き合っていけるだろうなと思います


寝る前にお布団のなかで

目を閉じて丹田に手を置いて意識をむけて

丹田呼吸10回

吐くときに丹田へこませ吸う時は丹田の力を抜くと自然に吸えます

息を吐くときに体の力ぜーんぶ抜く

鼻から吸って鼻から吐く

おすすめです(^ ^)


#呼吸#丹田呼吸#腹式呼吸#肺切除手術




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