記事一覧
句具ネプリ春分2024 感想など
以前noteで感想を書いてから3年が過ぎていることに気が付きました。
川柳は小さい結社に所属しているものの、俳句は全くの独学。相変わらず“野良”の状態で続けています。私にとって句具句会や句具ネプリは、数少ない発表の場であるとともに、学びの場でもあります。知らない季語を調べ、誰かの鑑賞を読むことで獲得する知識や表現があって、それは川柳にもフィードバックできる財産となっています。
そういう人間の感想で
近頃は川柳などにもっぱらうつつを抜かしているのだが、一年半ほど師匠についてやってみると、無季俳句と川柳の違いがまたわからなくなってくる。
詠題じゃなくて自由題で詠んだ短歌が初めて佳作に入選。心が動いた時に出来た歌はやっぱり別物なんだなと改めて感じたところ。
とにかくNHK短歌にコンスタントに投稿することを目標とした一年だったけど、達成感は結構ある。諦めずにやるべし。続けた者しかたどり着けない場所もある。
インディゴの気分いろは俳句大会を振り返って。
世話人として俳句、川柳大会をやってみて、自らの不勉強を痛感すると共に、それでも私なりに好きな句を何らかの形で紹介したいなぁという、変な願望がわいてきた。
我が主戦場は短歌31字であり、それすらも初心者の域を出ず、まして俳句・川柳の17字は全くの門外漢である。
しかし定型詩にたまらなく惹かれる人間のひとりとして、文字制限のあるストイックな世界の良さをもっと知ってもらいたい気持ちは尽きない。
もとも
薄い文庫本を作った話4
作る本のだいたいのビジョンができると、後は原稿をそろえないと先に進めないことに気が付いた。
発注するにしてもなんにしても、先立つ物は原稿である。
書式がバラバラになることは最初から予想できたので、短歌と小説と付録という三つのセクションに分けて編集を開始した。
短歌の方は文字数も少なく、改行もないので実にあっさりしたものだった。
1頁を2行×33字の書式にしてスタート。順番を考慮しながら配置して