天満家 龍楽

a.k.a 神野龍一、選ばれざる者の退屈と不満我にあり。Dilettante。オノマトペ大臣と共に「KѦИՏΔᎥ ʃØʗΛʟ関西ソーカル」主宰。寺山修司(職業としての)

平成ケータイ三国志

時は平成の世。世紀をまたいだこの時代は、電話という通信手段が地面から解き放たれ、国営企業であった電電公社が解体した乱世。我こそが天下を獲らんとする猛者が跋扈する時代でありました。そして世はドコモ、AU、softbankの三国に別れ、互いにしのぎを削り合う、三国時代に突入したします。これこそ世に云う、「平成ケータイ三国時代」と申します。

血で血を洗う戦国時代の動乱の中、最初に天下に名乗りをあげたの

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新作落語「歩め、金メダルの道」(2018年落選作)

歩「コーチ、僕は宣言します!僕は、必ず、2020年東京オリンピックで金メダルを獲ります!コーチ、そのために、ぜひ、厳しい指導を是非、お願いします!」
コーチ「いや、君…その熱意はええんやけど…君、わかってるか?2020年にやるんは、夏のオリンピックやで。俺が教えてる競技、フィギュアスケートやで?」
歩「はい、わかってます」
コーチ「いや、確かに、スノーボードの平野選手とかは、スケボーでもオリンピッ

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新作落語「時をかける少年」(2017年落選)

大掃除ということで、落ちた落語台本を公開します

第一回上方落語新作台本大賞落選

目覚まし時計の音「ピ、ピピ、ピピピ」
達也、目覚ましを止めて大きく伸びをする
達也「ふあ〜あ。ようねた。」
母「たっちゃん、はよご飯食べて学校いきや。もう友達のよっちゃん一緒に学校行こうて玄関まで来てるで」
達也「あ、ほんまや、お〜いよっちゃんずいぶん早いなあ」
洋二「たっちゃんおはよう。たっちゃんが遅いんやって。

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ポストモダン焼きとしてのそば飯〜鉄板の上の哲学史

*この原稿は2014年に発刊された「関西ソーカル vol,2」<http://onomatopedaijin.com/socal/vol2/>に掲載されたものをそのまま掲載しています。また、原本にあった注などを削除しているため、ぜひお読みになりたい方はご注文ください

この論文では神戸のソウルフードである「そば飯」をポストモダン焼きとして提示することで、プレモダン焼きからモダン焼き、そしてポストモ

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「持参金」の資本論

労働価値説 マルクス

いっぱいのお運びでありがとうございます。相変わらず古いおしゃべりでございますが、だいたい、昔っから人はお金の話がすきですな。せやから今日は「持参金」っちゅう話を元にしながら、当時のお金の話の話なんかを交えてね。そもそもお金っちゅうもんがどういう物かっちゅうのを、話せたらいいなと思てます。

甲「おう、感心に起きてたなぁ、お前のこっちゃ、まだ寝てるやろうと思て案じながら来たん

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はじめたけど友人とか、どうやって見つけるんだこれ