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本には帯が必要だと思う!特に小説同人誌には。

私は一次創作の小説を書いて本にしている。
一次創作、というのは完全なオリジナルのことである。
(ちなみに二次というのは、既存の作品を自分なりにアレンジしたものであり、二次作品にインスパイアされたものについては、三次創作と言われるものもある)

小説は漫画と違って読まないとお話が分かりづらい。
そして理解してもらえるまでに時間がかかるゆえ、販売しても手に取りづらいものである。
私は割と売り子さんと対話してどんなお話か?お勧めは何か?など確認して買うし、何ならジャケ買いするくらいには同人小説が好きであるが、世の大半の人はそんな酔狂な事はしないと思う。

何なら売り子さんともそんなにコミュニケーション取りたくない、作品だけ楽しみたいという御仁も相当数いるはずである。

そんな時に本を手に取ろうという気持ちにさせるものは、帯ではないかと考える。帯に付けられたほんの数行の文字が、購買意欲を掻き立てるのだ。

これは手前味噌だが、自作の小説本とそれにつけた帯である。
裏表紙。帯を取ると表紙に仕掛けが。

薄い文庫本なのでA4サイズの特殊紙に白黒コピーで作成した帯だが、それなりに映えているのは、表紙がアルコールアートでかなりカラフルに仕上がったからだろう。

ちなみにこの本はイベントにはほぼ出せない状態で完売した。
(ちょこ文さんに委託したが、瞬殺したらしい……ありがたい話です)

ちょっと巻くだけで本格的な本に見えるし、とにかくインパクトが大きい。
見本誌だけでもいいから他の本にも巻いてやろうかななどと考えているくらい、宣伝効果があるので皆さんにもお勧めしたい。

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