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SHIGEZOUの週末はスモーク

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スモーク(燻製)の覚え書きです。
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4月27日(土) ハム

4月27日(土) ハム

前回作った「大和当帰のハム」がすこぶる美味しかったので、今回も大和当帰のパウダーを使ってのハム作りです。いつものように、食べる2週間前から仕込み開始です。

8日後、塩抜きは氷水の中で4時間(1時間毎に水替え)。
ピチットシートを使っての脱水は2日行いました。

さて、土曜日のスモークです。
ゴールデンウィーク初日とあって世間は移動や行楽で混んでいそうですね。それも良いですが、近くの雑木林から聞こ

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2月3日(土) ハム

2月3日(土) ハム

いつものように、生活クラブの豚肉ブロックをハムにします。
火曜日に配達されますので、その日から漬け込み開始です。
今回、初めて「大和当帰(ヤマトトウキ)」のパウダーを使ってみます。
大和当帰は主に奈良県で栽培されてきたセリ科の植物で、当帰と言えば漢方薬で昔から有名です。「当帰芍薬散」などは、冷えやいわゆる婦人病などによく使われますし、葉は和製ハーブとしての利用や入浴剤などにも使われます。
ハム作り

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1月20日(土) ローストビーフ

1月20日(土) ローストビーフ

ローストビーフです。
いつも行くコープの国産牛を購入しました。ローストビーフは素材の良し悪しで出来が左右されると思います。高いのは良いでしょうが財布が追い付かない。安いのは硬くてどうしようもなかったりする。価格と質のバランスが大事で、そんな肉を手に入れることが第一条件となります。

ローストビーフはハム作りに比べるとずいぶん楽です。なにせ塩抜きや脱水、そもそも燻製の必要がありません。スーパーでの買

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11月18日(土) ハム

11月18日(土) ハム

いつもの通り、10日前から漬け込み開始です。
今回は2本をブランデー、1本をジンにしてみました。また、ローズマリーだけのもの、セージだけのもの、両方のものなど少しずつ変えています。

塩抜きは3時間半、ピチットによる脱水は2晩です。

土曜日のスモークdayは朝から雨で寒く、震えながらの煙管理(温度管理)となりました。
今回はヒッコリーのスモークウッドを使ってみます。ヒッコリーはクルミ科の広葉樹で

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9月23日(土) ハム

9月23日(土) ハム

夏の暑い時季はお休みしていた自家製ハム作りを再開です。

今回、クローブを多めに使って仕込んでみました。1本あたり6~8本を刺し込む感じで用いてみました。

漬け込みの日数は8日間、塩抜きは4時間、ピチットを使った脱水は2晩、オーブンレンジによる低温乾燥は1時間です。

9月23日(土) スモーク

少し遠くの林でまだツクツクボウシが鳴いているのが聞こえますが、夏の暑さはようやく鎮まりました。

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5月20日(土) ベーコン

5月20日(土) ベーコン

久しぶりにベーコンを作ります。

ハムと同じようなスペックになってしまいました。
これまたハム同様スモークする10日前から漬け込みを始めます。
一週間漬け込んで塩抜きは4時間半行いました。
その後脱水シートのピチットにくるんで、冷蔵庫で都合三晩置きます。

今回はヒッコリーのチップを使用。
温度は80~90℃くらい。熱燻です。
熱源はプリムスのセパレート式バーナーを使用します。

1時間ほどしてチ

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2月11日(土) ハム

2月11日(土) ハム

ハムばかり作っています。ベーコンやらチキンやらもやりたいけど、ハムが食べたくなります。

いつもと同じで漬け込み~塩抜き、脱水、燻製、ボイル、冷却を経て冷蔵庫で寝かせて食べるまで2週間です。

今回、オールスパイス(パウダー)とクローブ(ホール)を使ってみましたが、これがなかなか良い感じでした。味としては今までで一番好みかもしれません。またいろいろ試してみようかと思います。

さて、今回の一曲

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12月14日(水) ハム

週末ではなく、週の中ほどですがスモークします。

12月6日(火)漬け込み
今回は、野菜のスライスを一緒に漬け込みます。野菜からどのような風味が出るのか楽しみです。いつものようにジップロックに入れ、水圧で空気を抜いて封をします。

12月12日(月) 塩抜き

六日経ちました。夕刻より氷水に浸けて塩抜きします。今回も3時間です。塩抜きのあと、脱水シートのピチットで巻いて再び冷蔵庫へ。

12月1

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11月5日土曜日 ハム

11月5日土曜日 ハム

・10月26日(水)漬込み

今回は4本作ります。
いずれも、塩は重量の3%、砂糖は1%、酒の類いは大さじ1、ハーブは適当です。

・11月2日(水) 塩抜き

塩抜きは3時間行いました。
その後、脱水シートのピチットにくるんで再び冷蔵庫へ。

・11月3日(木) 脱水

ピチットを交換しました。

・11月5日(土) スモーク

快晴の秋晴れ、スモーク日和です。
風もなく、スモーカーから少しだけ

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道具④ バーナー

道具④ バーナー

火を着ける道具です。
燻製に当たっては、さしずめ煙の材であるスモークウッドに火を着ける時に使用します。
屋外で風に強く、パワーがあって扱い安く、消耗品であるボンベは比較的近辺で簡単に買えること。そういった条件にピッタリ当てはまったのが本製品「フィールドチャッカー ST-430」でした。ホームセンターなどで「SOTO」というブランドをよく見かけると思います。

火力と空気の調整が出来ますし、逆さにし

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道具③ 中心温度計

道具③ 中心温度計

食材に火が通ってるかどうかを確認するためには、中心温度計を用いると良いです。形や大きさや値段は様々で、スティック状のものならホームセンターなどで1000円前後で手に入ります。

私が使っているのは、エー・アンド・デイという計測機器などを扱う日本の会社から出ている「防水型中心温度計 AD-5604C」というやつです。こういうメーカー(会社)の存在は、本当に有難いですね。本体とプローブ部分が分かれてい

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道具② 低温調理器

道具② 低温調理器

低温調理。
ローストビーフが代表的でしょうか。サラダチキンや自家製ハムを作るにあたっての火入れもこの方法が利用できます。58℃~95℃くらいの温度帯で長時間加熱する方法です。火を入れすぎると肉が硬くなるのでそうならないように行うのですが、一方で「低温」で行うがゆえに食中毒リスクが伴います。プロならば感覚で出来るかもしれませんが、家庭においては温度管理をちゃんとした方が良いと思います。

やり方(温

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道具① スモーカー

道具① スモーカー

燻製に使っている道具の紹介その①、肝心要のスモーカーです。
私が使用しているのはユニフレームのフォールディングスモーカーFS-600というやつです。新潟のメーカーが作る国産スモーカーで、一度にたくさんのスモークが可能な優れた製品です。作り自体も丁寧で、実際の扱いにストレスはほぼありません。

スモーカーは収納時折りたたむことが出来ます。少し重量がありますが、取っ手もあって移動も楽に行えます。もちろ

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10月1日土曜日 ハム

10月1日土曜日 ハム

・9月20日(火) 血抜き


とてもきれいな肉で必要なさそう。でも中の状態が分からないし、一応。塩少々を全体にまぶしてジップロックに入れ、保存容器に入れて少々の重し(小さめの漬物石と缶ビール!)を乗っけて冷蔵庫へ。

・9月21日(水)仕込み

塩の分量、3%でも可能かと。でも、保存(食品の腐敗)のことを考えると5%に設定して、後でしっかり塩抜きする方がより安全かなと思います。漬け込みには乾塩

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