そばの栽培から6次産業化へ

そば栽培を始めてから蕎麦屋でのそばの提供。

これだけでは価値の最大化にはなっていないな・・・・。

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そば屋はそば屋で勿論とても良いのですが、椎葉村は近隣の都市から最低2時間はかかる非常に交通の便が悪い地域ということもあり、飲食店としてスケールしていくという気持ちが日々減少していきました。

そこで考えたのが、5年前はまだまだ盛り上がっていた6次産業化。(今でも盛り上がっていたらすいません・・・。)

「時間と距離を越えるのは加工品だ!椎葉村に来るのは遠くて難しくても加工品なら東京でも大阪でもより多くのお客様に商品を届けることができる!」

商工会連合会でそばの6次産業化という名目で「経営革新」という認定をいただき(「事業者が新事業活動を行うことにより、その経営の相当程度の向上を図ること」と定義されており、中小企業者等が作成した「経営革新計画」を知事が承認することにより、様々な支援施策を活用することができるようになります。)事業を計画的に進めていきました。

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そして生まれた商品がそばの実を使用した「そばの実フロランタン」です。

「そばの実フロランタン」を開発するきっかけは、妻の手作りのフロランタンでした。結婚前からこのフロランタンが大好物だった私は「これを地元椎葉村のそば実を使って作れないか」と思いたち、自ら作り始めました。

コンセプトとしてイメージしたのは、女性たちが仕事中にお土産のお菓子を配りあってコミュニケーションをとる姿。生のそばだと椎葉村に来ないと食べてもらえませんが、お菓子だったら日持ちするのでお土産として持って行ってもらえる。お菓子をきっかけに椎葉村を知ってもらえると思いました。

そしてお菓子の製造としての本格的な6次産業化がスタートしていきます。

次回・・・・加工品て製造するの難しいってよ!です。

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