息子よ、元気に食べてくれ【読書記録*BLW Babyfood Cookbook】
息子が6ヶ月になろうとしている。
そろそろ、離乳食の開始時期だ。
離乳食ってどんな感じにしたらいいんだ?
みんなはどうしてる?
先輩ママからもらった本も読んでみた。
そんな中から、私が関心を持ったのは、BLW離乳食という海外の方法であった。
3項目要約
Baby Led Weaning (BLW) 。スプーンで親が与えるのではなく、子どもが自らのペースで手づかみ食べをする方法。【子ども主導】
家族団欒できる(親と同じものを食べられ、同じ時間に食事できる)、子の食材への関心、口や手を動かすスキル向上【メリットが多い】
親が食べさせてあげることは望ましくない。しかし誤嚥や窒息、アレルギーには注意する。【子自身の行動観察を重視】
読書感想
【ビフォー】息子のより良い食育の一つの知識として、BLWに関心を持った。また、海外発祥の方法であるため、メキシコでも取り入れやすい可能性があるのではないかと考えていた。
【気づき1】親は子に合わせ、観察する姿勢で望むことが重要であると分かった。これは、自分が今までの教育でやってきたことと同じで、「やってあげるのではなく、本人がやりたいことを達成できるように、少しだけ支援する」姿勢と同じなのでは、と考えた。しかしながら、対象は赤ちゃんのため、緊急事態に備える姿勢はいつもより持っていなければならない。
【気づき2】アレルギーには注意しなければならないが、意外にも食べてよいものが多く、ほぼ大人と同じものを食卓へ出すようである(初日から卵パンやお肉なども出している)。素材そのまま、人差し指くらいで、軽く押して潰せるくらいの柔らかさ。子の食事と一緒に、大人のご飯も素朴でナチュラルなものになりそうだ。これを機に食生活を整えたいものだ。
【TODO】(1)一人食べできる環境・ツールを整える。(2)不足しやすいビタミンDと鉄を補給できるメニューを知る。(3)手づかみしやすいよう、シリコンスチーマーでどのくらい加熱するとよいのか、それぞれの食材で試しておく。
まとめ
BLW離乳食は日本でも話題にはなっているようであるが、実践しているケースはまだ少ないようである。それは書籍の少なさや、産院で勧められることがないことが理由であると考えている。
この書籍を読んだことで、(自分の初めてのことにも積極的な性格もあって、)BLW離乳食を実践してみようと考えている。このクックブックでは、アボカドやバナナ、キヌアなどの食材が多く出てきた。…ということは、メキシコでみんなすぐ買える食材たち!これはますますやりやすいのでは?と期待が増す。
しかし、我が子もはじめからしっかり食べられるわけでもないし、嫌がるだろうし、食べ物を食べない/吐き出す可能性だってある。期待はせず、常に我が子のサポーターとして、食事を楽しむ時間を過ごせればと思っている。
書籍情報
Ellen Gipson MA RDN LD & Laura Morton MS RDN LD, BLW Baby Food Cookbook: A Stage-by-Stage Approach to Baby-Led Weaning with Confidence, Rockridge Press, 2019
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