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【座右の銘】 ってあります?

そもそも座右の銘とは

常に自分の心にとめておいて、戒めや励ましとする格言。座左の銘。
大辞林 第三版

生きる上での自分の芯となる考え方やそれを表す言葉だ。

せっかくなので「座右の銘」という言葉自体の成り立ちも調べてみた。

古くから皇帝や王は、自分の一番の側近を自分の右側に座らせていた。(そこから側近を表す「〇〇の右腕」という言葉も生まれている。) 「銘」とはもともと刻み込まれた文や言葉を表す。
そのため「座右の銘」とは「右側に座らせるほどに大事にしたい言葉」なのだ。


しんの の座右の銘

座右の銘というと、多くの人がアスリートの名言やことわざ、映画や漫画の名言に共感して座右の銘としていることが多い。

私の場合は、高校生の時に自分の哲学から導き出した言葉を気に入り、座右の銘にしている。

その言葉とは、

「見方と味方次第」

である。
意味は、言葉の通りである。

「人生でいろいろなことが起こるが、全ての事象は見方と味方を自分で変え、選ぶことで180°異なるものに見える」
という考え方だ。


“英雄” = “虐殺者” ?

例をあげよう。

例えば、A国とB国が戦争をしていたとしよう。

長引いた戦争を終わらせる決定的な戦いがあったとする。
その戦いはA国のある人物が何万ものB国の兵士を一人で倒したことにより、決着がついた。

A国は戦争に勝利し、そのある人物は祖国で英雄として崇め奉られるであろう。

B国ではどうだろうか。こちらから見れば、ある人物はB国の兵士を何万人も殺した大量虐殺者である。B国からは、忌み嫌われ恨まれるはずである。

このように同じ人物が同じことをしても、捉え方次第でいくらでも良い様に(あるいは悪い様に)捉えることができる。

これが、「見方と味方次第」である。


選択と客観視

あらゆる現象にも「選択」「客観視」ということを忘れない様にしている。

どんな人を味方にするのか、どの行動を取るのが自分にとって正解なのか、という選択
一つに見える選択肢も客観視すれば、多数の選択肢が見えてくる。

人は追い込まれるほどに主観的に、そして視野は驚くほどに狭くなる。そんな時こそ客観視を忘れず、一歩引いて物事を見ることができる。そんな人間でいたい。


「見方と味方次第」で見える世界は180°変えることができる!

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