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年齢だけでは、心の余裕は生まれない

こんにちは、守屋です。

ある高齢者は行列に並んでいたとき、子どもが割り込んできました。子どもに対して親が注意しているのを見て

「どうぞ。良いんですよ。早く買いたい気持ち、分かります。ただ今は自分が最後尾なので良いですが、反感を買うこともありますので気を付けて下さいね。」

ある高齢者は行列に並んでいたとき、同じシチュエーションで親にこんな言葉を言いました。

「私が何時間待ちで並んだか分かっているの?それを横から割って入ろうなんてどういう教育しているのか知りたいわ。最後尾にちゃんと並んで頂戴。」

今回はどちらが正しいかどうか、割り込んできた子どもが悪いのでは?というテーマではなく、どうして同じシチュエーションにも関わらず、異なる言葉が出てくるのかというところに着目したいと思います。

心の余裕は決して年齢だけでは決まらない

大人になっても、少しのことで苛立つ人もいれば、多少のことは気にしないという人もいます。

そんな人の違いは何かと見ていると、心の余裕にあるのではないかと考えられます。

では心の余裕とは何かと考えると、「経験と、まわりへの配慮」からではないかと感じます。

経験とは、新生活が始まったばかりの会社員が自分のことで精いっぱいで他のことまで頭が回らない状態を指します。

しかし3.4年もすれば仕事も覚え、新卒で入ってきた社員の欠点やミスを見ることもできるようになっています。

これが一つの経験を通じて生まれる心の余裕です。

もう一つは、まわりへの配慮ができる人間です。これに関しては一つの才能であり、意識しなければ身につかないものかも知れません。

起こった出来事・起こりそうな出来事を前に相手が何を求めているのかを察知する能力に長けています。

相手が困りそうなシチュエーションになればすかさずサポートする。相手が喜ぶこと(喜びそうなこと)であれば自分よりも相手を優先するという行動が取れます。

経験は年齢によって蓄積されるもの。そう思っていましたが、世の中を見ているとそうでも無いことに気付かされます。

それは自分が窮地に追いやられる環境にいる人は、年齢に関係なく心に余裕を持つことができずに、周囲に強い口調や態度をしやすくなります。

心に余裕を持てれば、判断力が鈍ることなく自分を客観的に見ることも可能になります。

心に余裕が無ければ、自分の周囲にも伝染し良い空気を創り出すことは難しくなります。ぜひ心に余裕を持つためにも、相手のことを少しだけ配慮する気持ちを持つことをお勧めします。

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