常識_考え方の話

『常識』『価値観』ってなに?教育から見る『考え方』の話。

どうも、しんぐーです。

突然ですが、あなたはどんな価値観をお持ちですか?

・テストで良い点を取れば褒められる。
・難関大学合格を狙う。
・大手企業に入ることが成功だと考える。

色々な意見はあると思いますが、今社会的に一般とされている価値観の一部はこれに該当すると考えます。
私自身、進学校に通い勉強に追われていたし、勉強ができることが評価される環境にいたので、何も疑うことなく、偏差値を指標に人生を考えている部分がありました。

そんな価値観とは違う考え方に出会ったので調べてみました。

様々な教育の考え方

教育は人の価値観や考え方の整形に大きく関わる。

シュタイナー学校
・哲学者・神秘思想家ルドルフ・シュタイナーの考え方に基づく『教育芸術』
・学校法人ではない
・12年の一環教育

シュタイナー学校を卒業なさった学生さんにお聞きしたのですが、
・漢字は成り立ちから、公式は見つけ出すところから勉強する。
・高校3年生の夏に、演劇に全てを捧げる。
・教科書はなく、先生が黒板に絵を描いて授業をする。
・ノートは色とりどりでまさに十人十色のものができる。

ということでした。
わかりやすくまとめられている記事があったのでご覧ください。
https://tg-uchi.jp/topics/5145

ただ、シュタイナー教育については人智学的であり、ドイツでは懐疑的な見方がほとんどのよう。また、科学性の問題もあり、評価が定められていない部分もあるようです。
否定的な体験報告もあるようですが、一般的な学校と同じように、先生や学校によって違いがあるので一概には言えなさそうです。

モンテッソーリ教育

・イタリアの医師マリア・モンテッソーリが提唱。
・『自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる』ことが目的。
・日本では乳幼児期のための教育として取り入れられることが一般的。

https://benesse.jp/kosodate/201705/20170530-1.html


「モンテッソーリ教育は、それが忠実に実施されれば、他の様々な種類の学校により育成されるものと比べて、同等、またはより優れた社会的・学問的スキルを育成する」
出典:科学雑誌『サイエンス』2006年

ここで取り上げたのはほんの一部だが、教育にも様々な考え方があることがわかります。
今までいっぺん通りな考え方が自分の常識になって骨の髄まで染み込んでいたことを痛感しました。

『物事の本質から考える』

知らず識らずのうちに、与えられた枠の中で考えを構成しようとしていないか。
そして、やり方や見せかけに囚われていないか。

教育はある意味『洗脳』です。
子供は世間の風潮や意見、学校で習うことを良くも悪くも賢く吸い取ってしまう。
そして、それが個人の価値観となり人生で何かきっかけがない限り変えることは難しい基準になってしまいます。

考え方を変える方法

人は一度固定された観念や価値観を変えることは難しいです。
しかし、もしも自分の現状を変えたいと思うのであれば、まず習慣と環境を変える必要があるのではないでしょうか。

考え方を変える方法として、2つあります。

1、生活を変える。
一気に生活を変えると挫折しやすくなります。
少し運動を取り入れる。ご飯の量を少し減らす。
継続することの方が重要なので、無理しない範囲ですることが大切です。
また、知識を取り入れる習慣をつけることも良いです。
本、ニュース、YouTube など、様々な情報を受け取る手段があります。
目的意識を持って情報に触れることで、得られるものが変わっていきます。
ほんの10分でも良いので続けることをお勧めします。

2、違うコミュニティに所属する。
人の考え方は周りにいる人の考え方にも影響されます。
例えば、自分の周りが『この仕事はつまらない』というモチベーションで働いていたとしたら、自分もその考え方に引きずられがちになってしまします。
逆に近くにバリバリ勉強して短時間で成果を出す人がいたら、自分もそれに続くモチベーションになります。

【まとめ】

おそらく、完全・完璧な考え方などないのでしょう。
人はそれぞれ性格があり、時代や環境によって状況は変動するので、
いかなる場合にも適合する答えなどありません。
ただ一つ言えることは、昨日の自分よりも少し何かに力を注ぐことで、考え方が変わり、人生を変えることができるのです。


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