人生に迷ったら、論語を読む。
コーヒー侍、シンジです。
わたしは人生に迷ったり悩んだ際に他人に相談する事は一切ありません。
会社経営に関しては別です。
〜〜という制度はいつ導入すべきだろうか?
このような質問は悩みではなく戦略です。
この類の質問はもちろん先輩経営者に教えを乞いますが。
論語とは何か
さて、論語を読んだことがある人はどのくらいいますか?
論語とは、「孔子というむかーしむかーしいう実際に存在した政治家・教育者の言葉を、愛弟子や孫弟子が書き残した文献」です。
貧しい家庭で育った孔子は、君子となるべく日々勉強をする事となります。
君子と小人、あなたはどちら?
本日この記事で皆様とシェアしたい、論語の考え方に「君子・小人」という考え方があります。
論語においてのそれぞれの意味は、
君子→知識と教養を兼ね備えている人物
小人→知識だけを蓄積した人物
であり、孔子は
「人たるもの、君子を目指して生きなさい」
と主張します。
小人は言わば「喋るWikipedia」。
ただ、知識を記憶しただけでそこに対して自信の哲学や思想がありません。
対して君子は、幅広い知識はもちろんのこと苦労を重ねながら人生の中で様々な局面に遭遇し、その度に思考して成長していくのです。
だから、ただ物を覚えてそれをひけらかす事にばかり注力していないで、色々な事を体験し、考え、行動にうつしましょう。
というのが孔子が説く人生観です。
ちなみは、孔子は孔子という名前ではありません。
子という字は、「先生」という意味です。
ですので、弟子は親しみを込めて孔子(孔先生)と呼んでいたのです。
最後に一言。
「記問の学、以て人の師と為すに足らず」
現代語訳:ただ、学問を丸暗記しただけでは人の上に立つに値しない。
皆さんも論語から人生のヒントが得られるといいですね。
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