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内向的な人はアウェイよりもホームで勝負しよう

今回は「内向的な人はアウェイよりもホームで勝負しよう」という話をします。


野球やサッカーなどのスポーツでよく「アウェイ」「ホーム」という言葉が使われます。
アウェイは敵地、ホームは自分の本拠地のような意味で使われます。

ホームでの試合では自分の実力を発揮できるけど、アウェイでの試合では発揮できないと言われますよね。

スポーツではなくても、例えば自分の家にお客さんを招いて対応するのは落ち着いてできても、相手の家におじゃましてということになると、落ち着かないということはありませんか。


実際にNBAの試合の勝敗を分析したところ、ホームでの勝率が高かったという研究もあるようです。

人間だけではなく動物の行動にもその傾向が見られるようです。
体格の小さい鶏のような動物でも自分の飼われている庭に自分よりも大きい犬などの動物が侵入してくると、攻撃して追い回して勝ってしまうこともわかっています。

私たちの生活でもこの「アウェイ」「ホーム」を意識するとよいと思います。

例えば、仕事の打ち合わせを行きつけのカフェや馴染みのお店というように自分から指定すると、自分のホームにいる感じがします。

特に内向的な人にはおすすめです。
内向的な人は外向的な人に比べて、環境に影響されやすいと言われています。

外部からの刺激に敏感なので、慣れない環境では落ち着かずに自分の力を発揮できなくなります。
少しでも自分に馴染みのある場所のほうが内向的な人にとっては有利になります。


飲み会が苦手というのが内向的な人には多いですよね。
私も内向的な性格なので、飲み会というのはあまり得意とは言えません。

飲み会の幹事をしなければいけなくなった時のことを思い出します。
「幹事したくないな」と思いながらも自分でお店を指定できるメリットもありました。
せっかく自分でお店を選ぶのなら、自分がリラックスできる場所が良いですよね。

自分の馴染みのお店にできると一番良いのですが、参加者みんなが集まりやすい場所となるとそうもいきません。
それでやったのは、ここがいいかな思ったお店に一度自分一人で行って、実際に食事をして過ごしてみました。

そうすると、たった一度行っただけでも、お店の勝手やメニュー、雰囲気などがわかって、少し自分のホーム感が出てきました。
それで飲み会の当日には、落ち着いて余裕を持つことができたのを覚えています。

自分がリラックスする場合にはこのようなやり方がありますが、逆に相手にリラックスして話をしてほしい場合もありますよね。
どうするかというと、その時は相手にとってホームになりそうな場所を選んであげると良いということになります。


今回はアウェイよりもホームのほうが自分の力を発揮できる、環境に影響されやすい内向的な人にはおすすめです、という話をしました。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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