赤川ぽん太

横浜在住。近郊ウォーキングを趣味としています。そのほか、町旅(散歩?)、山旅、鉄道旅、…

赤川ぽん太

横浜在住。近郊ウォーキングを趣味としています。そのほか、町旅(散歩?)、山旅、鉄道旅、街道歩き旅などにも暇をみつけては行っています。旅をテーマにした情報提供、エッセイなどを書いてみたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

マガジン

  • ぽん太の東海道五十三次歩き旅

    2022年1月から2023年10月にかけて、日本橋から三条大橋まで37日かけて旧東海道五十三次をゆっくり歩いてみました。その時の旅日記をまとめてみましたので、ご笑覧ください。

最近の記事

ぽん太の東海道五十三次歩き旅(33)坂下宿→土山宿大野

こんにちは。ぽん太です。今日は、いよいよ東海道中の西の難所とうたわれている鈴鹿峠を越えます。東の難所、箱根峠は昨年越えましたが、どのような違いがあるか楽しみです。 旅日記 2023年9月28日。今日は最後の難所、鈴鹿峠越えだ。本当は早く出立したかったのであるが、バスのタイムテーブルの関係で、昨日の終着地伊勢坂下には9:20到着。  片山神社の入口あたりから杉の木立の山道となり、徐々に勾配もきつくなる。かつては、この片山神社近辺に坂下宿があったみたいだ。見上げると、国道1号

    • ぽん太の東海道五十三次歩き旅(32)亀山宿→坂下宿

      こんにちは。ぽん太です。今日は、亀山宿・関宿を訪れます。有松も見事ですが、町ぐるみで伝統的な建造物を使用しながら保存しているのは東海道随一じゃないでしょうか。 旅日記 関宿から鈴鹿峠を越えて水口宿までの区間(約26km)は宿がなく、どうするか思案したが、結局、坂下宿まで行ってバスで戻ってくることとし、亀山に連泊することとした(注)。ただ坂下から関までのバスが1日4本のみで、13:03発の後が16:05までないので、13:03発のバスに間に合うよう、逆算して宿を出発。 (注

      • ぽん太の東海道五十三次歩き旅(31)四日市宿→亀山宿

        こんにちは。ぽん太です。今日は四日市宿から、石薬師宿、庄野宿、亀山宿と一気に三宿を歩きます。 旅日記 9月26日、7:45宿を出発し、旧道を歩く。今日も涼しくなかなか快適、快適。四日市市内にもかかわらず旧東海道沿いには古民家が多く、趣きがある。しかし、通勤ラッシュで、結構車の交通量は多く、歩くには十分注意が必要だ。  8:30、日永の一里塚跡に到着。ここは江戸から百里(約400km)目の一里塚という記念すべき一里塚であるが、記念碑だけがポツリと残っているのはもったいない。も

        • ぽん太の東海道五十三次歩き旅(30)桑名宿→四日市宿

          こんにちは。ぽん太です。歩き旅通算1か月目にして、ついに関西圏に突入しました。2022年11月に七里の渡しの船旅で宮宿から到着した桑名宿から歩き旅は再開です。今回1週間休みがとれたので行けるところまで歩くことにしました(結局、滋賀県の三雲まで)。 旅日記 2023年9月25日。今日も快晴だ。新幹線から富士山もくっきり見える。  JR名古屋駅で関西本線に乗り換え、10時過ぎJR桑名駅に到着。東京都・神奈川県・静岡県・愛知県と歩き、ついに近畿の三重県に突入。残すところ滋賀県のみ

        ぽん太の東海道五十三次歩き旅(33)坂下宿→土山宿大野

        マガジン

        • ぽん太の東海道五十三次歩き旅
          33本

        記事

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(29)池鯉鮒宿→熱田宮宿

          こんにちは。ぽん太です。3連休最終日は、暑さに参りながらも、なんとか熱田神宮のある宮宿にたどり着くことができました。 旅日記 2023年9月18日。今日は昨年11月に先回りして訪れた七里の渡し跡を目指して、7:30ホテルを出発。昨日の温泉の効能のおかげか、足取りは軽い。知立は鯉や鮒が多かったためか、江戸時代は「池鯉鮒」と書いた。途中知立神社に立ち寄り、その名の由来の御手洗池を見物。  昨日の暑さで、足が真っ赤に焼けているのにビックリ。  その後1号線や旧道を行ったり来たり

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(29)池鯉鮒宿→熱田宮宿

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(28)藤川宿→池鯉鮒宿

          こんにちは。ぽん太です。今日は徳川家康の生誕の地岡崎を経て知立(池鯉鮒)まで赴きます。本日の行程には松並木が多く残されており、楽しむことができました。 旅日記 2023年9月17日。今日は距離を稼ごうと、藤川駅を8時過ぎにスタート。  藤川にも立派な松並木(藤川の松並木)があり、その後知立に至るまで、何か所か松並木を拝見することになる。こう毎日暑いと、松並木の日影効果のありがたさを実感する。9時過ぎ、西大平藩陣屋跡に到着。西大平藩は江戸の町奉行で有名な大岡越前守忠相が藩祖の

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(28)藤川宿→池鯉鮒宿

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(27)国府→藤川宿

          こんにちは。ぽん太です。2023年も異常な猛暑が過ぎ9月に入りましたので東海道歩き旅を再開しましたが、残暑には参りました・・・ 旅日記 2023年9月16日。今年の夏の暑さは尋常ではなく9月も残暑がまだまだ続くが、3か月振りに歩き旅を再開。  東海道新幹線で豊橋駅まで行き、前回の終点名鉄国府駅には10時過ぎに到着。歩き始めると秋の虫の音が聞こえてきて秋を感じるのだが、日差しは強烈で、まだまだ夏だ。  10分ほど歩いたところに、姫街道の追分道標がある。姫街道は、浜名湖北岸を迂

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(27)国府→藤川宿

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(26)二川宿→国府

          こんにちは。ぽん太です。二川宿より先に進み、吉田宿(豊橋)に寄ります。しかしお天気が・・・ 旅日記 2023年6月14日。9:45昨日の到着地のJR二川駅に戻って出発。今日の天気は曇りだが大気が不安定につき雨が降ることもあるとの予報である。昨日と比べて比較的涼しく、歩くにはちょうどよい。時折小雨がパラつくが合羽を着るほどではない。  梅雨時期なので、道沿いに咲いている紫陽花の花がとても綺麗だ。ガーデンガーデンという花屋さんの角を左折し、旧街道を歩いていると、「旧東海道のクロ

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(26)二川宿→国府

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(25)新居宿→二川宿

          こんにちは。ぽん太です。今回ようやく静岡県を抜け、愛知県に入りました。静岡県を歩き切るのに2週間もかかった計算になります。 旅日記 2023年6月13日。夏に入る前に静岡県を踏破したかったので、梅雨の合間を見計らって前日に決行決定。  昨日まで長雨が続いていたが、新幹線も静岡に入ると快晴になり、こころはずむ。10時前JR新居町駅に到着。駅前のコンビニでサンドイッチを調達し、10:10出発。  前回訪れた新居関所跡を過ぎると、飯田本陣跡がある。当時小浜・桑名・岸和田藩など70

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(25)新居宿→二川宿

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(24)浜松宿→新居宿

          こんにちは。ぽん太です。ゴールデンウィーク3日目は、新居の関所までたどりつきました。 旅日記 2023年5月3日。昨夜の宿は1階の部屋だったので騒がしくて眠れず、早めの7:20に出発。今日は新居宿まで歩くが、浜松に戻って新幹線で帰るので、使わない荷物を駅のコインロッカーに預けると荷物が軽くなり、快適、快適。  街道に戻る途中、浜松まつりで展示・引き回しされる屋台に遭遇。朝早くからご苦労様です。その後途中、堀留ポッポ道という国鉄時代の岐線の道を少しばかり寄り道し、8:24二つ

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(24)浜松宿→新居宿

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(23)見付宿→浜松宿

          こんにちは。ぽん太です。昨日に続き、見付から先に進みます。ようやく23日目にして、全道中の半分の地点(250km)に到達しました。 旅日記 2023年5月2日。GW歩き旅2日目。宿を8:00に出発。磐田駅前の善導寺の大クスは推定樹齢700年以上というもので実に見事。それにしても、東海道沿いの大樹の多くが楠なのはなぜだろうか。  天竜川までの一直線の街道を1時間ほど歩き、若宮八幡宮で小休止。境内の松の並木もなかなかのものであった。また、このあたりは槇の木の生垣をよく見かける。

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(23)見付宿→浜松宿

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(22)掛川宿→見付宿

          こんにちは。ぽん太です。ゴールデンウィークに入ったので2泊3日で東海道を歩きました。ちょうど昨年のゴールデンウィークには箱根越えをしていましたが、まだ静岡県を歩いています。静岡県は東西に長いのです。 旅日記 2023年5月1日。9:20掛川駅を出発。今回靴を新調。前回までの靴は底が擦り減ってしまったので、本格的な防水ウォーキング・シューズを調達したのだ。  右手に掛川城を眺めながら商店街を進むと、レトロ仕様の清水銀行の壁に掛川城主、山内一豊と千代の浮彫刻がある。たしか大河ド

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(22)掛川宿→見付宿

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(21)金谷宿→掛川宿

          こんにちは。ぽん太です。今日は東海道中で一番景色に感動した旅になりました。 旅日記 2023年3月20日。今日は雲一つない快晴で、ウォーキング日和。昨日静岡でも桜の開花宣言が出されたので、花見も楽しめるかもしれない。  JR金谷駅を8時過ぎ出発。2年前にも来た「金谷の石畳」を登り、途中富士山が出現!富士川で見たのが最後だと思っていたが、まさか金谷からも見ることができて気分が少しハイになる。  金谷の石畳を登り、少し歩くと右手に諏訪原城址がある。諏訪原城は、武田勝頼の命で

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(21)金谷宿→掛川宿

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(20)金谷宿→島田宿

          こんにちは。ぽん太です。島田宿から金谷宿への東海道は数年前に逆ルートで歩いたことがあるので、今回はタイムスリップしてご案内いたします。 旅日記 2021年9月14日にタイムスリップ。大井川鐡道の鉄道旅の最終日に、金谷から島田まで歩いたので、この時のお話となる。  JR金谷駅を9:30に出発。今日は雨が降るとの天気予報なのでテンションが上がらない。まずは石畳の金谷坂に向かう。なかなか風情のある石畳であるが、実は町民の方々で平成3年に復元されたもののようだ。  石畳の道

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(20)金谷宿→島田宿

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(19)岡部宿→島田宿

          こんにちは。ぽん太です。前回から2か月間空きましたが、2023年3月の連休を利用して、岡部から掛川まで歩きました。まずは島田までの旅日記になります。 旅日記 2023年3月19日。繁忙期もようやく落ち着き、2か月半ぶりに東海道歩き旅を再開。JR焼津駅より静鉄バスで前回の終着点、岡部営業所に戻って10時過ぎスタート。  少し歩くと「岩村藩の飛び領地横内村」の標識がある。女城主で有名な岩村藩は岐阜県恵那市岩村町にあったのだが、18世紀に藩主松平乗賢が老中に出世したため本領から離

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(19)岡部宿→島田宿

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(18)府中宿(静岡市)→岡部宿

          こんにちは。ぽん太です。ちょうど1年前の話です。2023年の年も明け、この歩き旅を始めてちょうど1年が経ちました。今年は府中宿(静岡市)からのスタートとなります。 旅日記 2023年1月7日。天気予報によれば週末は天気もよいとのことなので急遽、前日に日帰りで決行決定。2023年初歩きだ。  9時過ぎ静岡駅を出発。今年は大河ドラマ(「どうする家康」)で徳川家康がテーマになっているため、町全体が宣伝モード。  静岡県庁、静岡由来碑、札の辻・高札場跡などをすぎると、七間町通りだ

          ぽん太の東海道五十三次歩き旅(18)府中宿(静岡市)→岡部宿