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私のメルカリ史

メルカリ、ときどきジモティー生活です。


きっかけは、断捨離

使わないエルメスのスカーフを出品してみて、簡単だしちょっと現金(今はメルペイだけど普通に使えるので問題なし)が入るのに気を良くした。

加速をつけたのは亡き夫の遺品

彼はコレクターだった。
家中に遺されたものを眺めて
「いったいどうしたら良い?」
と途方に暮れた。
業者を呼べば一度に済むことだけど、思い出の物もあり気が進まなかった。

試しにREAGALのビジネスシューズ(中古)を出品してみた。
すぐに売れた。
「状態が良かったので、他の出品の靴も買います」
とお得意様ができた。
彼のお気に入りが、また誰かに使ってもらえるのは嬉しい。

時間が出来るとちょこちょこと出品をするようになった。

この頃、私はもう生きていたくないと思ってた

寝る時に、起きることなくこのまま人生が終わったらいいのにと毎晩考えてた。
「でも、この物に溢れた状態は誰かに迷惑をかけるから、
すぐには死ねない」
と考えていた。
とりあえず、物の整理が終わるまでは私の生きるミッションだった。


彼は音楽も好きで、何人か推しの

ミュージシャンのコレクション

もあった。ファンクラブ限定品や、レアなレコード。
これもファンの方が喜んで買ってくれた。
フォロワーもつき、私が出品した瞬間に買ってくれる人もいた。
ファンのかたの手に届くのは嬉しかった。
売るに足りない小物や冊子はおまけとして同封した。
この頃から、梱包のスキルもつき、LPレコードも手早く梱包出来るようになった。
もう捨てるしかないかな?
と、思ったカセットテープが秒で売れたのも驚いた。

CDは売りやすい 


バーコードを読めば商品説明は自動で入る。送料も大してかからない。 
何百点とあったので地道に出品していった。

洋服はブランドがハッキリしてるもの(ユニクロ含む)は売りやすかった。
ブランドがわかってると、どんな品か分かるから買いやすいんだよね。

メガネもブランド品は売れた。
レンズは自分で交換してもらえば、フレームとして価値があるらしい。

時計はいわゆるハイブランドに近いものや、コアな人気のあるもの(例 タ
ンタン)は売れたが、中途半端な良品は苦戦した。

ネクタイはハイブランドなら汚れ、シミありでも売れた。

だんだん押入れや引き出しに余裕が生まれてきた。
販売数は800点を超えてきた。
1年半くらい経っていた。


売るたびに肩が軽くなる気持ちだった



そろそろ私の生きるミッションも完了しそうなころに、今と夫と知り合い、結婚の話もボチボチでてきた。

最後は引っ越しがあったので、大物はジモティーで片づけた。
ジモティーは手渡しが基本なので送料がかからないのがメリット。
捨てるにもお金がかかるので、少額でも引き取ってもらえるのはありがたい。

そして残りのものは一気に買い取り業者を呼んだ。メルカリで売るより1/10から1/100または「値段つけられず」だった。

今の生活では自分のものを出品


結婚式のアイテムはメルカリで買って、終わったら売るサイクルでかなり節約できた。
例 ブーケ 
式場で生花だと5万円 メルカリなら1万円以下
そして転売するので実質2000円程度の自己負担になる

最近は、ティファニー等のアクセサリーを販売している。
買い取り業者の何倍も高く売れる。
なんなら買ったときより値上がりしているものもある。
同世代のみなさん バブル時代のお宝が押し入れに入っていませんか?

今度は自分の不用品をどんどん出していこうと思う。

空いた空間には良い空気が入ってくると思うから。

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