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紙の本がすき

わたしは、紙の本が好きだ。
活字がびっしりと書かれたページを指でめくる。
日本書であれば、栞を挟んで左側は未だ未開拓のページ、右側はすでに開拓したページを見て、どのくらい読んだのかを知ることができる。
未開拓が少なくなると、寂しくなることも多々。

本屋さんに行って帰ってくる時のあの重さも好きだ。たくさん手に取りながら抱えて他に欲しい本を探すあの時間も好き。

とにかくわたしは、紙の本が好きだ。
未来の住処に、壁一面の本棚を置いて、びっしりと埋めるのが密かなわたしの夢。

そんな本について、最近素敵なことに気づいた。
本が好きとは言っているものの、今までのわたしは、積読本は少なくあるべきだと考えていたのだ。

積読本がたくさんあってはいけない。今まだ読み終わっていない本があるじゃない!と欲しい本を買うのを躊躇っていた。

けれど、その考えを改める機会があった。

最近、よく見るYouTuberの方がVlogで、たくさんの積読本コーナーを紹介しており、その方の積読本はわたしの3倍以上はあって、棚に並んでいた。

こんなに積読本ってあっていいものなんだ!
とわたしは思えた。

よくよく考えてみれば、たしかにそう。



積読本はいわゆる、わたしだけの本屋さんなのだ。

自分が買った読みたい本だけが並んでいる。
興味のまだ湧いていない本は並んでいない。
今読んでいる本が読み終わる。
次に読みたい本を積読本コーナーから探す。
お気に入りの本、読みたい本しかない場所から。

なんて心踊る読書日和を過ごせるのだろうと思った。
次に読みたい本がすぐに見つかるなんて!

今までは、今ある読んでない本(3冊〜5冊)をよみきってから次のを買わないと!と思っていたのだが、これからは、欲しい本を欲しい時に、見つけた時に(財布とは要相談)買い、そして積読本コーナーに並べて、わたしだけの本屋さんを広げていこうと思う。

スマホのメモ欄には、欲しい読みたい本が溢れている。

自分の背丈よりも高い、そしてたくさん広がる活字、そして本の海の本屋さんで、読みたい本たちを見つけ出し、わたしだけの本屋さんに持って帰ろう。

今は、その積読本コーナーをどう設置しようか迷っているところ。
木製のスツールに積読本らしく、横にして上に積み重ねていこうか。
はたまた、積読本コーナーとして新しく棚を作ろうか。

それを考えて瞑想する時間も今のわたしには、幸せな時間。


だいすきな趣味を、よりよくもっとだいすきでいられるように。

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