カメラで食べていくためにはお金にならないことを辞めるのも重要と思った体験
どーも、ゆー。です。
カメラマンとして独立した当初僕はスタジオ経験があったわけでも、師匠がいたわけでも無いので、実績がほぼ皆無でした。
で、かなり色んな人や、お店さんに声をかけて「写真を撮らせてください!」って言ったり、無償でどんどん写真を撮ってました。
でもある時
「めっちゃ頑張って撮ってるのに全然お金に繋がらない。。なんでなんだろう?」
って思ったんです。
それで今後カメラで仕事をしていきたいという人の参考になればと思います。
1.『無料で撮りますよ企画』をめっちゃやってみた
仕事をする上で、絶対重要になってくるのが実績とお客様の声です。
なので、それを知って僕はとにかく無料で出会った人を撮ってました。
もちろんそれはそれで楽しかったのですが、やはりカメラで食べていくと決めていた自分にとって、ずっと無料は続けられません。
「これは一体どうしたら良いんだろうか」
その疑問がずっと僕の中にありました。
で、無料で撮ることに一つの答えがわかったんですが、それは
『無料で来たお客さんは無料でサービスを受けたい!というお客さんしか連れて来てくれない』
ということでした。
まじかよ〜。
今までのは一体なんだったんだよ〜。
ってめっちゃ思いました。
よく考えて欲しいんですが、あなたは友人から
「ねえ!今あのお店無料でお菓子配ってるんだって!私たくさんもらっちゃったー!」
って言われたら
「自分も無料でもらえるならいきたーい!!」
って思いません?笑
で、その後そのお店には足を運ぶでしょうか?
運ばないですよね〜。
僕もそうです。
なので大事なのは
お金を払ってもまたサービスを受けたい!と思ってもらえる撮影を提供できるか
になってきます。
残念ながらここを避けては通れないんですよね。
大変だ。
2.全てが無駄では無い
だからと言って「全てが無駄です」と言うつもりもありません。
なぜなら、その時に撮ったお客さんが
「今度はちゃんとお金を払って撮影をお願いしたい!」
と言ってくれて、実際に撮影に臨んだこともかなりあるからです。
なのでポイントは
経済的にも、精神的にも余裕のある範囲でやるということなんです。
「お金がない!!」という時にこういう企画ばかりやってると、お金を払ってくれないお客さんになぜか憤りを感じてしまいます。
自分で企画してるクセにですよ笑
逆に精神面で落ち込んでる時も一緒で、楽しそうにしてる人ってなぜか疎ましく思ってしまうんですよね。
それってお客さんからしたらそういうカメラマンに撮ってもらいたくないし、お互いのためにもあまり良くありません。
なので「こんな企画やってみたい!」というのがあれば自分の苦しくならない範囲でぜひやってみてください。
きっと色んな発見があるはずです。
3.僕がやってみた企画
僕がやってみた企画を少し紹介しますね。
・ランチフォト企画
この企画はnoteにもまとめさせてもらいました。
今内容見てもなんだか違和感しかないし、言葉が上から目線ですよね笑
これはランチをご馳走してくれたらPR写真を撮りますよって企画になってます。
場所は博多駅でやってました。
これFacebookでリリースしたんですが、思った以上に反響がありすぎて1ヶ月の予定がほぼこれで埋まってしまいました。
で、そのお陰でその月の収入はゼロ笑
今になっては懐かしいですが、もう2度とやらないって決めた企画でもあります。
・卒業フォト企画
2020年の3月にやった企画ですが、内容は「コロナの影響で卒業式が無かった子たちのために卒業フォト無料で撮るよ!」ってものでした。
これもFacebookで募集したところ1組だけ応募があったので、糸島市の海へ行って写真を撮りました。
この企画は多くの応募はなかったのですが、個人的には女の子たちの喜ぶ顔が見れてよかったなぁという感じでした。
期間も短かったので、自分の負担にはあまりならなかったし、楽しかったのでまた機会があればやってみたい企画です。
・シングルマザーのための家族写真企画
これはシングルマザーの人のために家族写真を撮りますよ〜、ものです。
僕自身は父親を割と早くに亡くしたので家族写真をもっと残したかったなぁって思ったことからはじめました。
これは本当に細々と続けてる感じです。
自分の無理のない範囲でなので続いてる企画でもあります。
4.お金を払いたいと思っているお客さんがちゃんといることを知る
正直ですね、最初って
「みんな安くて、品質の良いもを求めてるんじゃないか」
って思ってました。
でもその考えって実は間違ってて
「品質が良いサービスであれば、それなりの値段は全然だすよ」
と思っている人の方が多いんです。
これはマジです。
あなたは誰かアーティストや個人でファンの人っているでしょうか?
仮にあなたがその人が出してるグッズや商品を買うってなった時に
「もっと安くなんないのかな!?」とか考えないと思うんですよね。
「この人に貢献できるならお金払う!」って想いだと思うんです。
なので逆に自分の価値観に合う人であれば必ずお金を払ってあなたのサービスを受けてくれます。
そこは自信持ってやって良いんです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
僕の場合自己肯定感が非常に低かったので
「自分の商品を買ってくれる人がこの世にいるんだろうか?」
とずっと思ってました。
でも、自分がちゃんと日々
『こういった価値観で仕事をしている』
と発信をしていれば、それにお金を払いたいという人は必ず出てきます。
なので是非お金にならないことも大事かもしれませんが「お金を払ってくれる人」のことにも目を向けてみてくださいね✨
ゆー。でした〜🙋♂️
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