白丸みそ子

日本と中国を仕事で行き来するフリーランスのライターです。グルメ、子育て、仕事、旅行など…

白丸みそ子

日本と中国を仕事で行き来するフリーランスのライターです。グルメ、子育て、仕事、旅行などが中心のエッセイを書いています。現在中国一周中、「人生に行きづまった四十女が誰にも頼まれてないのに一人で中国一周してくる話」を綴っています。フォロー大歓迎です☺︎どうぞよろしくお願いします♪

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  • 中国一周ひとり旅

    「人生に行き詰まった四十女が誰にも頼まれていないのに中国一周してくる話」です🐼

  • 中国よもやま話

    中国で見て聞いて体験したことを綴っています。

  • 東京鬼リピうまい店

    白丸みそ子の主観による、東京のおいしくて鬼リピしたいお店の紹介です。

  • たぶんすべってない話

    比較的好評だった記事を集めました…。

  • きちんとエッセイ

    いつもしょうもないことを書く私が、公序良俗を意識してきちんと書くエッセイ集です。白丸みそ子のまともな一面をどうぞ。

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白丸みそ子の「愚かな日常」サイトマップ🐼🎋

白丸みそ子のサイトマップにご来訪いただき、誠にありがとうございます🙇‍♀️ 支離滅裂な雑文を思い付きで無秩序に書き殴っているため、大変読みにくいことと思います。申し訳ございません。 このサイトマップをご参考に、気になる記事をお読みください。ペコリ 🐼白丸みそ子について 埼玉県南西部の田舎町を活動拠点とし、たまに中国へ行く、しがないフリーランスのライターです。 👩‍👩‍👧白丸みそ子の家族ネタ 日本にいる時は、母(ふと子さん)と同居。 東北別居中の大学2年生の娘・ベビ子

    • 🇨🇳#27 香港・マカオで金がない(part1)

      中国のハワイ・海南島で一晩腹をくだしたわたしは、「バレずに、仕事をしながら中国一周する」というテーマを完遂すべく、呼ばれた会議に旅の道すがらしれっと参加するため、次の目的地・深圳を目指した。 ところが、予約していた飛行機が前日、突然のフライトキャンセルに。 海南島はピーカン晴れなのに、4/26早朝、深圳上空は大荒れの予報なのだという。 中国で、雨のために飛行機が飛ばないことはあっても、新幹線までとまるというのはあまりない。 「上海から来る設定」のわたしには、本来なら陸路の

      • 🇨🇳#26 海南島・海口でビーチボーイズに出会う

        わたしは、人から不意に声をかけられるのが苦手だ。 道を聞かれたらなるべく教えてあげたいとは思うのだが、勧誘かなんかの場合、どうやって対応したら失礼なく断れるか悩んでしまう。 だから、少しでも誰かが声をかけそうな素振りをしたら、気づかないふりをして高速で立ち去るようにしている。 この人見知り具合でデパートの洋服屋を訪れると、店員さんに声をかけられるのが怖いので、商品を吟味することなく高速で店の中をぐるぐると移動し、結局何も買わないで出てしまう。 自分でも一体何がしたくてデパー

        • 🇨🇳#25 雲南省・麗江で何もしない一日

          ラオスやミャンマーに接する中国・雲南省は、忙しい日常に疲れた都会の若者の逃避旅行先として人気の街だ。 気候が良く、自然豊かでゆったりできる場所なのだ。 特に、少し長めの旅行で来て、雰囲気の良い民宿でのんびり過ごすカップルが多い。 というわけで、成都発麗江行きの飛行機は、手と手を絡めあい、愛を囁き合う中国のラブラブカップルだらけなのである。 そんな中、ひとり不安と憂鬱、負のオーラ全開で座っているのがわたしだ。 なぜなら、昨日成都で石のようなパンダアイスをかじった際に前歯が折れ

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        • 中国一周ひとり旅
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        記事

          🇨🇳#24 故郷に帰ったシャンシャンのその後を現地からレポートする〜四川省・成都〜

          お金を人から借りた記憶はないが、これまでに不本意ながら借りパクしてしまったものはいくつかある。 だいたいは姉の持ち物で、独身時代の姉の家に行くと、彼女の使っているデパコスと自分のドラコスをすり替えるなどして、借り(?)パクしていた。 そのせいか、彼女が結婚後、今から5年前に建てた新居には、一度も「お呼ばれ」されていない。 (仲は悪くないので、外では会っている) しかし、日本が中国から借りたら、絶対に返さなければならないのが「パンダ」である。 一頭くらいはどうにかならないもの

          🇨🇳#24 故郷に帰ったシャンシャンのその後を現地からレポートする〜四川省・成都〜

          🇨🇳#23 貴州省・梵净山〜実在する超秘境「天空の城」へ自力で行く方法〜

          子どもの頃、みんなもきっと大好きな、あの空に城が浮いている映画が好きだった。 ただ、幼稚園児であった当時から、結婚するなら機械工見習いで鳩とラッパを愛する純朴な少年の方、ではなく、色メガネにスーツの無慈悲なおじさんの方がいいなと思って見ていたのだ。 そのため、主人公たちが発した滅びの言葉によって天空の城から振り落とされる彼を見ては、いつも密かに胸を痛めていた。 今思えば、あれが先々わたしがロクな恋愛ができないフラグだったと思う。 ということでわたしは今、中国・貴州省の僻地

          🇨🇳#23 貴州省・梵净山〜実在する超秘境「天空の城」へ自力で行く方法〜

          🇨🇳#22 三国志の舞台・赤壁で二十億光年の孤独に浸る

          そろそろみんなこの中国一周記に飽きてきたことに、わたしも薄々気づいてはいるので、ここからはサッカーボールでやるストラックアウトみたいに、たまにパネル2枚(省)抜きとかして足を早めようと企んでいる。 ただ単にズルをしようとしているのが8割なわけだが、仕事の関係で深圳へ26日にいかなければならなくなったのも理由のひとつにある。 取引先である会社の社長から、「ゴールデンウィークの少し前に海外へ行くから、それまでに打ち合わせに来るように」と言われたのだ。 なんなら本当は北京でも訪

          🇨🇳#22 三国志の舞台・赤壁で二十億光年の孤独に浸る

          🇨🇳#21 江西省・廬山で中国最強レベルのB級グルメを食す

          なんの自慢か、わたしは高校時代登山部の部長だった。 と言っても、部員は2人で顧問はおじさん先生が4人。 部員より顧問の方が多いという異常事態だが、これは単に部活動を熱心にしたくない省エネ系の先生が、部員0で休部状態だった女子校の登山部に4人も身を隠していたというだけのことである。 それを「山に登りたい」と騒いで目覚めさせてしまったのがわたしとその友人だ。 かと言って日本最高峰の富士山に挑むわけでもなく、おじさん顧問4人と奥多摩の山をいくつか、ハイキング程度にひやかしてわたしの

          🇨🇳#21 江西省・廬山で中国最強レベルのB級グルメを食す

          🇨🇳#20 安徽省・馬鞍山市へ李白のお墓参りに行く

          河南省レポで手を抜いてしまったので、安徽省でリベンジ。 安徽省での観光のテーマは、敬愛する詩人・李白のお墓参りにした。 安徽省といえば黄山の素晴らしい景色をお見せしたい気持ちもあったのだが、昔、娘のベビ子を背負って登り、その後体調を崩して2週間寝込んだ経験から、今回は先の予定もあるため、自分の体力のなさを考慮してやめておくことにしたのだ。 かわりにと言ってはなんだが、李白に関するミニ知識と有名な詩3つの超適当現代語訳を以下にまとめてみた。 詩仙・李白の一生を振り返る

          🇨🇳#20 安徽省・馬鞍山市へ李白のお墓参りに行く

          🇨🇳#19 河南・永城 トゥクトゥクチキンレースで目指す駅までの道のり

          ここまで順調かつ華麗にこなしてきたように見せかけている中国一周の旅も、ついにちょっとした失敗をおかしてしてしまったようである。 原因は、わたしの怠惰な性格にある。 少林寺拳法の少林寺や龍門石窟などたくさんの有名な観光地がある河南省を、諸般の事情から、降り立った既成事実を作るためだけに、端っこをかすめて通過しようとしたところ、本当に何もない場所に来てしまったのだ。 その駅の名前は、永城北駅。 たぶん、訪日外国人観光客がわたしの埼玉のボロアパートの最寄駅に観光に来てしまったよ

          🇨🇳#19 河南・永城 トゥクトゥクチキンレースで目指す駅までの道のり

          🇨🇳#18 海だ!ビールだ!青島で昼から飲んだくれ!(黒丸豆板醤子の日記)

          飛行機でのトラブルを乗り越えて無事、山東省の青島に到着。 異国情緒溢れる赤瓦の家々、きらめく海、花が咲き乱れ、鳥がさえずり、気候が暖かく、とにかく楽しい。 中国でも、こんなに陽キャな雰囲気の街はそうそうないだろう。 働く気になんか全くならないのに、各所から仕事の連絡がくる。 ということで、以下は特別編・黒丸豆板醤子(くろまるとうばんじゃんこ)のつぶやきであり、白丸みそ子とは無関係の人物の日記として読んで欲しい。 白丸みそ子はおよそ非常識でありながらも、さすがに平日の昼間から

          🇨🇳#18 海だ!ビールだ!青島で昼から飲んだくれ!(黒丸豆板醤子の日記)

          🇨🇳#17 山東航空「SC4746」人生初のファーストクラスで泣いた話

          朝6:00、ハルビン太平空港に到着した。 中国北半分の旅を終えたわたしは、今から飛行機でルーラして山東省・青島を目指すのだ。 ところが、ネットで事前にチケットを予約していたのに、席がもうないという。 いわゆるオーバーブッキングである。 そして、なんだかわからないうちに、チケット代6,000円しか払っていないのに、生まれて初めてファーストクラスに乗ることになった。  (エコノミーが満席だから) 6:50発の国内線フライトなのに、6:05搭乗開始とのことで、「急いでください」

          🇨🇳#17 山東航空「SC4746」人生初のファーストクラスで泣いた話

          🇨🇳#16 ハルビンで「バレずに中国一周」前半戦を振り返る

          黒竜江省・ハルビンに到着。 カシュガルからスタートし、なんとか北半分の省級都市を仕事をしながらまわることができた。 今のところ、仕事関係者にはバレていない。 (または泳がされているだけか…) ということで、今夜はハルビンでデリバリーのロシア料理を食べながら、これまでの旅を振り返ってみることにした。 以下がわたしの中国一周前半戦での気づきである。 反省点 1️⃣一気にまわるべきではない 自分で企画しておきながら、元も子もないことをいうが、たくさんの場所を一気にまわるべき

          🇨🇳#16 ハルビンで「バレずに中国一周」前半戦を振り返る

          🇨🇳#15 長春でラストエンペラー溥儀のお宅にお邪魔する

          4月15日、遼寧省・瀋陽。 この旅で初めての土砂降りの朝を迎えた。 さて、困ったぞ。 「都会では…じさつする…若者が増えている…」つまり、「傘がない」。 いや、実はわたし、数日前まではお気に入りのドラ⚪︎もんの日傘を持っていたのだ。 しかし、あまりに荷物が重いので、また、完全なる日傘なのに、3年間むりやり晴雨兼用として使ってくたびれてしまっため、この傘を思い切って山西省の地で手放したのである。 また、自分の頭の上にだけは雨が降らないような、謎の自信もあった。 しかし、わたし

          🇨🇳#15 長春でラストエンペラー溥儀のお宅にお邪魔する

          🇨🇳#14 瀋陽・柳条湖事件の現場で世界平和を願う

          北京で北京ダック、天津で肉まんを食べて遼寧省・瀋陽へ。 かつて「奉天」だった瀋陽に到着 東北地方に入り、観光地も戦争の影が色濃くなってきた。 実はわたし、この中国の東北地方には、かなりの回数訪れている。 というのも、28年前に77才で亡くなったわたしの祖父が戦時下、黒竜江省の孫呉で対ソ連の国境警備にあたっていたのだ。 また、ここ瀋陽(かつては奉天)では、予備士官学校に在籍していたことが当時の手記に記されている。 祖父が遺した手記を頼りに、彼の足跡をたどってみたというわけ

          🇨🇳#14 瀋陽・柳条湖事件の現場で世界平和を願う

          🇨🇳#13 内モンゴルのウランハダ火山で孤独を噛みしめる

          中学まで、わたしは優等生だった。 成績は学年トップ、品行方正、生徒会副会長を務め、作文でも絵でも提出すれば賞をとった。 しかし、それは埼玉の田舎の中学における栄光であり、わたしは井の中の蛙に過ぎなかったようである。 進学校の女子高に入ると、入学するなり数学のテストで29点をとって呼び出された。 成績は3年間通して400人中380番目。 鼻炎薬を薬局で万引きして捕まるようなしょうもない大学生の初彼ができ、バイトに明け暮れ、学業とはほど遠い高校生活を過ごした。 その結果が、現在の

          🇨🇳#13 内モンゴルのウランハダ火山で孤独を噛みしめる