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#140字小説『4月1日の朝』/お題:エイプリル・フール/Xへポスト4/1

2024年4月にX(旧Twitterと呼ばざるを得ない)へポストした
140字小説を紹介します

※改行などは、Xへポスト時点より修正している場合があります。

『4月1日の朝』

4月1日が嫌いなのは新年度の始まりの日だから。社会人何年目になっても入社式の緊張感を思い出してキリキリと胃が痛む。
そんな憂鬱な朝なのに企業の公式アカウントがエイプリル・フールの浮かれた投稿をして嫌いを増幅させる。
でも、そんな中の人も実は新年度が憂鬱かもしれないと思って溜飲を下げる。

2024年4月1日作

◆4月1日は「エイプリル・フール」なので
 自主お題として創作しました。

エイプリル・フールの起源についてはさまざまな説があります。
16世紀の西欧では、3月25日からが新年と決められ、4月1日まで春の祭りを
行っていたらしいです。
1564年にフランスのシャルル9世が1月1日からを新年とする暦を採用した
ようです。これに反発した人々が4月1日をウソの新年の始まりとして
馬鹿騒ぎをするようになったとされる説が、まずあります。
また、インドで古くから仏教徒が悟りを開く修行が春に行われ、その最終日
を「揶揄節」と呼んで、修行が身に付かない人をからかったのがはじまり
といわれている説もあります。
現代では相手の心を傷つけるようなウソではなく、相手を驚かして互いに
笑いあえる「スマートなジョーク」をつく日とするのがスマートだと
広く親しまれていますよね。

★Xのアカウント:想田翠/140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
 #今日は何の日 タグを付けて、投稿(ポスト)したものです。

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◆同じく、Xにポストした140字小説を紹介した記事はこちら。↓

◆2023年の「エイプリルフール」をお題に創作した140字小説
 『エイプリルフールでわかる真実』を含む3作品まとめ記事です。
 1話につき30秒程度で読了可能だと思いますので、ぜひご一読ください。↓


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