【感想文】舞台『ビビを見た!』で感覚世界を行き来する
大海赫(おおうみ・あかし)著の絵本『ビビを見た!』という絵本があり、それが最近、気鋭の演出家と演者の手により舞台化した。
で、観てきたんで、レポートめいたものを書く。
ネタバレ含みます。
『ビビを見た!』は、マイナーではあるが、カルトなファンのいる絵本らしい。
奇抜な配色の版画と残酷で少し不気味さのある物語により、かつて読んだ多くの子どもにトラウマを与えたが、しかし、おとなになってから読み返すと、その奇妙さ残酷さの奥にある深い魅力が感じられるのだ。ということらしい