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健康長寿のための食事術とは?【お金をかけずに健康長寿9】

お金をかけずに健康長寿を実現するための記事を、「ストレス」に注目しながら書いています。


前回は「運動」について述べましたが、


今回は健康長寿のための食事術についてです。

巷では「地中海食」や「糖質制限食」など、特定の食事が、若返りや寿命を延ばすために良いとメディアで紹介されていますが、果たして本当でしょうか?
 
野菜や果物、魚、ナッツ、豆類などがたっぷりの「地中海食」が健康長寿のために良いのは確かかもしれません。
 
しかしそう言い切るためには、地元の新鮮な食材を使用したり、親しい人たちと談笑しながら食べていたりするライフスタイルや環境も、健康的な長生きにつながる要因として考慮しなければならないのです。



ではどうすれば良いのでしょうか?
 
私自身は食事を健康長寿のために活かすためには、「老いない食事」「若返る食事」など、(たいていはアメリカ由来の)流行りの食事法にこだわるよりは、栄養バランスが整った食事を毎日きちんと摂った方が良いと考えます。
 
具体的には、糖質に加えてタンパク質と脂質、食物繊維、それにビタミンとミネラルをバランスよく摂るようにすることです。


すなわち、お米、野菜、果物、肉や魚、鶏卵、発酵食品、海藻類などから、細胞が元気になるよう栄養素をバランスよく摂取するようにすることが重要なのです。
 
このことに関して、細胞生物学者の山本啓一氏は、『老化と脳科学』のなかで、

細胞の老化を防ぐための食事とは「全カロリーの50%は炭水化物で摂り、肉より魚を多めにしてタンパク質を十分摂り、できるだけ植物油を使い、野菜、キノコ、海藻など食物繊維を多く含むものを食べる。そして果物は毎食欠かさない」というごく当たり前のものですが、大事なのはこのバランスを維持して腹八分目に食べるということです。


と述べていますが、「老いない」ための流行りの食事法を実践するよりも、このように食事のバランスを考えながら、質の良い食材を「腹八分目に食べる」ことのほうが大切なのです。


なお、私が考える健康長寿のための食事とは、以前の記事で述べたミトコンドリアを元気にするための食事術とほぼ同じなのです。



次回へと続きます(^^♪

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます(^^♪



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