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天気と意欲と土いじり

気が付けば前回の記事を書いてから、約1カ月が経過してしまった。

その間リアルな生活では、嬉しいことや残念なことなどいろいろなことが起きていたし、心で感じることもたくさんあった。ふだんなら一コマずつの様子をnoteに記録していただろうけれど、この1カ月はどうも書くモシベーションが枯渇していた。

単純に忙しくてパソコンに向かう時間が取りにくかったのも大きく関係しているが「何としても書く時間を死守する」という熱意を持てなかったのも事実だ。

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書く意欲が戻ってきたのはついさっきのこと(笑)

子どもを抱っこしながら庭に出ると、気持ちの良い爽やかな風が柔らかく顔にあたった。昨日とは打って変わって、太陽が眩しい快晴の日。

あまりの気持ち良さに「今ならできる、何でもできる」と根拠のない自信が満ちあふれてきて、人間ってやっぱり自然の一部なんだなと思った。草みたいに一瞬で光合成でもしたのだろうか。太陽の下に行って、元気になった。

そもそも庭に出たのは、昨日完成したミニガーデンの様子を見に行くためだった。

昨日まで実家の両親が遊びに来ていて、庭づくりを手伝ってくれていた。一日経ったガーデンはまだ「できたてほやほや」といった感じで、それぞれの植物がよそよそしくまとまっていた。これが数日、数か月、一年と経過していくほどに、全体として馴染んでいくのだから不思議。

ミニガーデンにはクリスマスローズを中心に、シソ科の植物をいくつか植えた。花はもちろん好きだけど、色や形がオシャレな草もいい。久しぶりに土いじりをして、植物と暮らすのってやっぱりいいなと改めて感じる。

最高に気持ちが良い晴れの日の風に吹かれて、土いじりで完成したミニガーデンを眺めて、心がふと満たされた状態になった。そこで久々に「書きたい」となった。

私の場合、言葉をアウトプットする状態に持っていくには、気持ちが上がるだけではだめで、気持ちがあふれている必要があるのかもしれない。突然やってきた書く意欲は、春のすがすがしさと土いじりが連れてきてくれた。

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花とも草とも言えない上品さのあるクリスマスローズ
ネモフィラが咲いた

昨日、noteからの個別メッセージで「noteを始めて6周年記念」のバッジが送られてきていた。もう6周年か。そう考えると、ここに書いてきたことは私の変遷のすべてであり大切な物語だ。

これからも、書きたい意欲が湧くときとそうでもないときが交錯しながら進んでいくのかな。とにかく今は春のうきうきした光いっぱいの陽気に導かれて、筆が進んでいる。

そのとき必要なことに必要な分だけ、ありがたく使わせていただきます。