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『障害者だけど働きたい!』 その前に。

『暇になってきた…』 そんなあなたへ。

『誰かのためになりたいー』

上記のような気持ちをお持ちの方は
精神面がかなり落ち着いてきていると思います。


メンタル面に大ダメージを受けたあなた。

そこから本当に少しずつ日々を積み重ねていかれたことだと思います。

今回はそんなあなたのために
働く前にやっておきたいことを3つ挙げていきます。

  1. 散歩をする

  2. 料理をする

  3. 掃除をする

以下、順に説明していきます。



散歩をする

まずは、暇な時間を使って散歩をしてみましょう。

『だるいです…その時間でゲームしたいです』

その気持ちわかります。
(自分も最初のうちはそう思っていました)

そのため、手順を細分化してみましょう。

  1. 玄関で靴を履く

  2. 1のあと足踏みする

  3. 外に出る

  4. 家の敷地内を歩く

  5. 家の周辺を歩く

  6. 近くの公園に行って歩く

一番最初は靴を履く練習をしましよう。
最初はそれだけできれば充分です。

慣れてきたら玄関で足踏みしてみましょう。
外で歩くための練習です。

その勢いで外に出てみましょう。

久しぶりの外の空気はいかがですか?
気持ち良いですか?それとも落ち込んでしまいますか?
落ち込んでしまうのなら少し期間を空けてまた実行しましょう。
「3歩進んで2歩下がる」
コツコツ、ぼちぼち、のんびりでいいのです。

気持ち良いと感じたのなら自宅の敷地内を探索してみましょう。
普段部屋の中から見る景色よりも良いものが見れます。

冒険したくなりましたか?
それなら歩く範囲を広げてみましょう。
行きたい場所に行くのもいいでしょう。

ここまでくれば散歩、歩くことはOKです。
簡単にまとめると運動する習慣を身につけましょう。

  • 体重が減る

  • 気分がより明るくなる / 活発になる など

いい事づくしです。



料理をする

散歩をしたらお腹が空いてきませんか?

せっかくですので自分一人で料理をしてみましょう。

『いや、そんな事できないし…』

そうですね…分かります。
一人暮らしの方ならまだしも
実家暮らしであれば食事は「勝手に」出てきます…
(当然家庭の事情によって異なります)

ただし一人で料理ができることにはメリットが沢山あります。

  • 実家に誰もいない状況でも生きることができる

  • 頭を使う(家にあるものを使って何を作ろうか…)

  • 手順を守る、という原則を学ぶことができる など

はじめはインスタントラーメンを作ってみましょう。

手順が袋の後ろに必ず書いてあるのでそれに従って調理しましょう。
手順を守ることは働く始める時にも役に立ちます。

慣れてきたら卵料理をしてみましょう。

過去に書いた記事でもそれらを紹介しています。

あとは興味のあるもの・食べてみたいものを料理しようと
自然に考え始めるはずです。



掃除をする

活発的になってくると
あなたの部屋の汚さに衝撃を覚えることと思います。

「物多っ!」
「床にマンガが山積みに…」
「ほこりが意外と積もってる…」

それなら重い腰を上げて掃除をしてみましょう。

一気にやろうとせずに、
「今日はここだけ片付ける!ここは明日、そこはー」というように
1日で掃除する場所を事前に決めておきましょう。

ほこりや糸くずは燃えるゴミに。

必要なもの / 不必要なものの判別は大変だと思います。
自分は「3秒見て要らないものは売るor捨てる」を心がけています。

売るのであればメルカリなどのフリマアプリがおすすめです。
大量に出てしまったのであれば買取に出してしまいましょう。
最近はインターネットで完結するものも多く存在します。

こちらもコツコツ、ぼちぼち、のんびり実行していきましょう。
いきなり全部する必要性は皆無です。



働くためにチームで動いてほしい

これまで紹介した3つができるようになっていれば
一人で最低限の生活が過ごせていることと思います。

以上で挙げた3つは全て生きる上で大切なことなのです。

運動して、
食べ物を準備して、食べて、
後片付け・部屋の掃除をする。

これだけできていると働くことは容易です。
1つ欠けると働くハードルがぐっと上がってしまいます。

自分もこれらを実践して今現在就労移行支援を利用しています。
サービスを通じて数年以内に就職をします。

障害者の就職に関して一人でするのはかなり厳しいと思います。

市役所の方 / ハローワークの方 / 福祉サービスの職員の方々など
上記の人たちの力を借りて
働くというゴール(スタート地点)に行くことを強くおすすめします。


就労移行支援に関しては以下の記事をご参照ください。


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