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QUEENを聞いて『曲が好き』ではなく『背景を知る事が好き』に気づく

正直に言います。私は『QUEEN』があまり得意じゃなんです。

皆んなが揃って『QUEEN最高!』って言うし、QUEENが好きじゃないと言うと変な人扱いされるのが面倒であえて口にはしませんでした。

一応、映画『ボヘミアン・ラプソディ』は観ましたし、ヒットした楽曲は一通り聴いてきたつもりですが『QUEEN最高!好き〜!』とは今までなれませんでした。今日までは。

そんなQUEEN好きでは無い私ですが、ラジオから流れてきた『QUEEN』の物語を聴いて、少し興味が湧いています。

1975年、QUEENとしては4枚目のアルバムとなった『オペラ座の夜』から先行シングルとして発売された『ボヘミアン・ラプソディ』
曲が長過ぎるなど、音楽の本質とは全く違う観点からブツブツと言った人もいたようですが、結果は全英No.1。
全員が曲作りに参加し、彼らはシンセサイザーを一才使わずに、ギターサウンドの多重録音と、コーラスの多重録音で独自のサウンドを確立します。

引用:アレクサンドリア(大人のサードプレイスより)

この『シンセサイザーを一才使わずに、ギターサウンドの多重録音と、コーラスの多重録音で独自のサウンドを確立』という部分がグッと来て、今一度『QUEEN』の音楽を聴き直して見ると『いい!おもしろい!素敵!』と不思議と心が湧きました。

自分で音楽をやっている人や、音楽に造詣が深い人からしたら『何を今さら』と思われてしまうかも知れませんが、シンセサイザーを使った音楽が普通の中で育った私には、この”職人気質な拘り”が魅力的に感じ、今まで少し苦手だった『QUEEN』をもっと知りたくなりました。

そして『皆んながいい!』と言っているからという表面的な理由でしか『QUEEN』の曲を聞いていなかった事を反省しました。

今回『QUEEN』の楽曲の背景を知った事で、自分が『曲が好き』だけではなく『曲が出来た背景を知る事が好き』である事に気づく事が出来ました。

フレディ・マーキュリー


余談になりますが『楽曲が出来た背景』と『多重録音』で思い出した楽曲があります。

ONE OK ROCKの『We are』と言う曲です。
この『We are』と言う楽曲は、将来への希望と不安に満ちた18歳1000人とONE OK ROCKが共に創り上げた楽曲でNHKの【18祭】と言う番組企画で生まれた楽曲です。

私は実際にこの【18祭】をNHKで生で観てましたが、それぞれの想いを胸に1000人が圧倒的なエネルギーで歌いあげる姿は胸を打ちました。

正確には多重録音では無いかも知れませんが、クイーンが持つ楽曲の熱量と、この1000人の18歳が歌う『We are』は通ずる熱いものを感じました。

下のバナーから楽曲が聴けるのでぜひ聴いてみて下さい。

追伸

今回ピックアップしたアーティストは、インターFMのラジオ番組Otona no Radio Alexandria(大人のラジオ アレクサンドリア)内のコーナーである”大人のサードプレイス”を聴いた事をキッカケに書き残しています。

私はこの番組の一人のリスナーでファンです。
番組では毎日様々な音楽が流れますので是非試しに聴いてみて下さい。
番組が長く続く事を願っています。

※以前、アレクサンドリアの魅力についてnoteを書きましたのでリンクを貼らせて頂きます。


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