こんにちは。

西五反田にあります蕎麦処【遊庵】です。

当店は十年前からこの地で

江戸の昔から今に伝わる「二八そば」

をお出ししています。

国産そば粉8:つなぎ2の割合の本格そばです。

そこにそばの若菜と丸抜きの緑を少々加えます。

実はこのそばの若菜が当店のこだわりでもあります。

こだわりと言っても、味のことではありません。

このそばの若菜にはルチンという栄養素が

大変多く含まれているのです。

ルチンというのは蕎麦に含まれる習慣病の予防に役立つ物質として広く知られています。

ただし、このルチンはそばの実に多く含まれているのですが

※駅前や駅中や商店街でよく見る多くの原材料費を抑える為に小麦粉を多く用いて【蕎麦】を謳っているチェーン店の蕎麦は以ての外です。

そばの実→そば粉→そば切り→茹でる→料理としてお出しする。

という調理過程の中で本来そばの実に含まれているルチンの量とはまた異なった分量になってしまっています。

そこで当店は多くのルチンを含むそばの若菜を加えることによって蕎麦の中に多くのルチンを含ませる工夫を行なっているのです。

どうしてそこまで、こだわりを貫き通すのか。

正直、このそばの若菜を加えなくても蕎麦にルチンが含まれていることに変わりはないので栄養はあります。

しかし私どもには

蕎麦を通して世の中に伝えたい【夢と信念】があります。

それは【そば】という食を、素晴らしさを

世界中に広めることです。

※そば畑は海外にも多くあり、そばの実を原材料とした食は海外にも浸透しています。

私どもは、この国で米より先に食べられていたとされている歴史ある蕎麦が世界に通用する食だと確信しております。

ではどうして【生蕎麦の持ち帰り】を本格的に始めたかといいますと

数年前までは当店は昼と夜（居酒屋）の二部制で営業していましたが現在は諸事情で昼の11:00〜15:00までの４時間のみの営業になっております。

おかげさまでそれでもお店の経営は問題なくやっていけてるのですが、「蕎麦の素晴らしさを伝える」という役割に関しては、まだまだ当店は前に進めていません。

そして、日頃お仕事帰りなど夜の時間帯に寄って頂いてたお客様に遊庵のそばを提供できなくなっているのです。そして実際に今足を運んでくださっているお客様にも「持って帰って家族に食べさせてあげたい」という声が多くなっているのも事実です。

そこまで言って頂けるなんて、嬉しいじゃないですか。

それでしたら、配達は難しいですが、調理していない状態（生そば）と遊庵でお出ししている汁（つゆ）を一緒に持ち帰って頂く形でご自宅で茹でて食べてもらえるよう持ち帰りを受付してみることになりました。

※遊庵のそばは蕎麦本来の美味しさを保つ為に冷凍にはしません。冷凍にしてお渡しすると茹でた後蕎麦が切れやすくなってしまいます。これはご自宅の冷凍庫で凍らしても同様です。ですので当日ご用意してお渡ししますので二日以内に食べて頂くことになります。

基本は店内告知のみですが、もし何かのご縁で当店のホームページやこの記事をご覧になられた方で遊庵にご来店された際は、是非ご家族や大切な人に食べさせてあげて欲しいと思います。

当店も売って終わり、ではなく当店で用意している手軽にできる調理方法の提案資料やLINEで個別アフターフォローなども致します。

機会がありましたら、是非宜しくお願いします。

141-0031
東京都品川区西五反田7-13-11

そば処　遊庵

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