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名言シリーズ

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主に科学者の名言を中心に扱っていきます。 イラストの画像は私が描いたものになります。 Twitterとstand.fmで投稿したものをまとめ、さらに少し情報をプラスして投稿してい… もっと読む
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【名言シリーズ#040】エルヴィン・シュレーディンガー

【名言シリーズ#040】エルヴィン・シュレーディンガー

エルヴィン・シュレーディンガーは、オーストリア出身で1887年生まれの理論物理学者になります。

シュレーディンガーは、小さい頃から父親の影響もあり多方面に興味を持ち、2度の戦争を乗り越え、色々な大学を渡り歩き研究を続けました。

そんなシュレーディンガーは、

大事なのは…
まだだれも見ていないものを
見ることではなく
だれもが見ていることについて
だれも考えたことのないことを
考えることだ

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【名言シリーズ#039】グレゴール・ヨハン・メンデル

【名言シリーズ#039】グレゴール・ヨハン・メンデル

グレゴール・ヨハン・メンデルは、オーストリア帝国出身で1822年生まれの司祭で生物学者になります。

メンデルは経済的に余裕がなかったので、修道院に入り勉強を続けることができ、司祭の仕事をこなしながら教会の裏庭でエンドウマメを育て遺伝の研究を行い発表したのですが、当時の科学界の反応は冷たいものでした。

そんなメンデルは、

たとえ間違っているはずだとしても…
正しいと思えた時に正しいと言ったり 

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【名言シリーズ#038】湯川秀樹

【名言シリーズ#038】湯川秀樹

湯川秀樹さんは、日本出身で1907年生まれの物理学者になります。

湯川さんは、当時日本で開拓されていないかった量子力学の分野を研究し、周りに否定的な意見を言われても歩み続け、日本人ではじめてノーベル物理学賞を受賞しました。

そんな湯川さんは、

取り返しのつかない大きな失敗をしたくないなら、
早い段階での失敗を恐れてはならない

という言葉を残しています。

読書家で新しい研究の話を楽しんで聞

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【名言シリーズ#036】アントワーヌ・ラヴォアジエ

【名言シリーズ#036】アントワーヌ・ラヴォアジエ

アントワーヌ・ラヴォアジエは、フランス出身で1743年生まれの徴税請負人で、化学者になります。

ラヴォアジエは、潤沢な資金があったことで、より優れた実験器具を作ることができ、そして多くの業績を残してくれた科学者になります。

そんなラヴォアジエは、

首を切られても、
可能な限り瞬きを続けてやる!

という言葉を残しています。

市民のため税を減らそうと努力はしていたのですが、徴税請負人という職

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【名言シリーズ#035】湯川秀樹

【名言シリーズ#035】湯川秀樹

湯川秀樹さんは、日本出身で1907年生まれの物理学者になります。

湯川さんは、当時日本で開拓されていないかった量子力学の分野を研究し、周りに否定的な意見を言われても歩み続け、日本人ではじめてノーベル物理学賞を受賞しました。

そんな湯川さんは、

真実は、いつも少数派

という言葉を残しています。

読書家で新しい研究の話を楽しんで聞き、未踏の学問分野の開拓を喜んだ湯川さんだからこそ残せた言葉で

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【名言シリーズ#034】ウィリアム・トムソン

【名言シリーズ#034】ウィリアム・トムソン

ウィリアム・トムソンは、イギリス出身で1824年生まれの物理学者になります。

トムソンは、熱力学という新たな学問を開拓したり、電磁気学や流体力学など様々な分野で600以上の論文を発表した科学者になります。

そんなトムソンは、

55年間、
科学の発展のために
私が辛抱強く続けてきた困難な努力を、
一言で表すとしたら、
その言葉は『失敗』です

という言葉を残しています。

海底ケーブルを作る際

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【名言シリーズ#033】ヨハネス・ケプラー

【名言シリーズ#033】ヨハネス・ケプラー

ヨハネス・ケプラーは、ドイツ出身の1571年生まれの天文学者になります。

生涯給料の未払いなどから貧困に苦しみ、最後は家に帰る途中で亡くなってしまいます。

そんなケプラーは、

人を知識へと導く道は、
その知識そのものと同じくらい
驚嘆すべきものである

という言葉を残しています。

社会情勢に振り回され、生涯貧困に苦しんだ数学の才能あふれるケプラーだからこそ残せた言葉ではないでしょうか。

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【名言シリーズ#032】ジョゼフ・フーリエ

【名言シリーズ#032】ジョゼフ・フーリエ

ジョゼフ・フーリエは、フランス出身で1768年生まれの数学者、物理学者になります。

フーリエは、はじめは司祭になるため訓練を受けていたのですが、数学への関心が消えることがなかったため、徐々に数学者への道に進んでいきます。

そして、フランス革命により革命側を支持し投獄されてたフーリエは、運が良くギロチンを免れることができました。

そんなフーリエは、

数学は、我々の感覚の不完全さを補うため、

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【名言シリーズ#031】エドウィン・ハッブル

【名言シリーズ#031】エドウィン・ハッブル

エドウィン・ハッブルは、アメリカ出身で1889年生まれの天文学者になります。

ハッブルは小さい頃から宇宙の不思議に見せられて、天体望遠鏡で観測をし続け、ハッブルの法則など偉大な発見をして天文学に多大な影響を与えました。

そんなハッブルは、

人は五感によってまわりの世界を探索し、
その冒険を科学と呼ぶ

という言葉を残しています。

多くの有名人と付き合いがあり、コロラドの自然の中で釣りをして

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【名言シリーズ#030】ジェームズ・ワット

【名言シリーズ#030】ジェームズ・ワット

ジェームズ・ワットは、スコットランド出身で1736年生まれの発明家になります。

子供の頃のワットは学校には通わずに家庭で主に学び、その後は通常よりも早く技術を身に付けて、蒸気機関を改良しました。

そんなワットは、

機械技術の分野にいちばん必要なのは挫折の歴史である
私はヘマな失敗例を集めた書物がほしい

という言葉を残しています。

長年神経症の頭痛と鬱屈に悩まされながらも、苦労の末に蒸気機

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【名言シリーズ#029】朝永振一郎

【名言シリーズ#029】朝永振一郎

朝永振一郎さんは、日本出身で1906年生まれの物理学者になります。

朝永さんは落語好きで、さらにお酒が好きで酒豪だったと言われていて、そんなしゃれっ気たっぷりの人柄に魅かれた人も多かったのではないでしょうか。

そんな朝永さんは、

ふしぎだと思うこと、これが科学の芽です
よく観察してたしかめ、そして考えること、これが科学の茎です
そうして最後になぞがとける、これが科学の花です

という言葉を残

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【名言シリーズ#028】湯川秀樹

【名言シリーズ#028】湯川秀樹

湯川秀樹さんは、日本出身で1907年生まれの物理学者になります。

湯川さんは、当時日本で開拓されていないかった量子力学の分野を研究し、周りに否定的な意見を言われても歩み続け、日本人ではじめてノーベル物理学賞を受賞しました。

そんな湯川さんは、

一日、生きることは、一歩、進むことでありたい

という言葉を残しています。

読書家で新しい研究の話を楽しんで聞き、未踏の学問分野の開拓を喜んだ湯川さ

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【名言シリーズ#027】ジョゼフ・フーリエ

【名言シリーズ#027】ジョゼフ・フーリエ

ジョゼフ・フーリエは、フランス出身で1768年生まれの数学者、物理学者になります。

フーリエは、はじめは司祭になるため訓練を受けていたのですが、数学への関心が消えることがなかったため、徐々に数学者への道に進んでいきます。

そして、フランス革命により革命側を支持し投獄されてたフーリエは、運が良くギロチンを免れることができました。

そんなフーリエは、

自然の深い研究こそ、数学上の発見の最も豊か

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【名言シリーズ#026】エヴァリスト・ガロア

【名言シリーズ#026】エヴァリスト・ガロア

エヴァリスト・ガロアは、フランス出身で1811年生まれの数学者になります。

ガロアは幼いときから数学の能力を開花させるのですが、父親の死や急進共和派になってしまうことで、その当時の社会に翻弄され、最終的には決闘により亡くなってしまいます

そんなガロアは、

僕にはもう時間がない

という言葉を残しています。

コーシーやフーリエなど、当時の大数学者たちに評価されず20歳で亡くなってしまうのです

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