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ものづくり夫婦世界一周紀

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2018年8月19日から12月9日までの114日間。 5大陸11カ国を巡る夫婦世界一周旅行。 その日、何を思っていたかを一年後に毎日連載したエッセイです。
外に出ることが出来ない今、旅をできること自体に価値が生まれつつあります。僕たちが見てまわった世界は… もっと詳しく
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#人生を変えた出会い

ロシアで手漉き紙を作る 《夫婦世界一周紀2日目》

ロシアでめざめる朝世界一周旅行、最初の朝は強い日差しで目覚めた。 朝起きると驚くほど寒く…

草作
4年前
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江古田とカオサンのパッタイ《夫婦世界一周紀 10日目》

むわっとした熱気に、香ばしい肉と野菜の香り、時々生ゴミの香りが混じる。タイの大通りに行く…

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草作
4年前
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たった数日でも、過ごす時間の密度が濃ければいい。 《夫婦世界一周紀 9日目》

ノヴォシビルスクからバンコクへと飛ぶフライトは、早朝2:25出発だった。 ホテルは早々にチェ…

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草作
4年前
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そういえば、休めたのは初めてだった。 《夫婦世界一周紀 8日目》

のんびりと目覚めて気がついた。 今日は予定がないのだ。 そういえば、これまでの7日間は怒…

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草作
4年前
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世界一周から336時間経った。 《夫婦世界一周紀 7日目》

「大丈夫。明日の出発までにサンドイッチを用意するよ」 食堂のお兄ちゃんはにこやかに答えて…

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草作
4年前
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一日中風の音を聞けば、君でもできるようになる。《夫婦世界一周紀 6日目》

母親の料理の中で、ポテトラトキスは特に好きだった。 スライサーで細く長く切ったポテトをフ…

草作
4年前
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なにもないということの圧倒 《夫婦世界一周紀 5日目》

急斜面をフウロとふたりで駆け上がる。 湿気のない乾いた空気。 刺すように強い太陽が体を照りつける。 足元には背丈30センチほどの草が生い茂っていて、ふわりと甘いハーブの香りが漂っていた。 丘の頂上にたどりつき、遠くを見渡した。 うす緑色の大草原が広がっていた。 木が一本も生えていない低地が見渡す限り広がっていた。 まるで絵の中に入り込んだようだ。 僕は確信した。 ここは僕たちの世界一周旅行にとって。 そして僕たちの人生にとって。 とても大切な場所だと。

さて、トゥヴァで紙を作ろう。 《夫婦世界一周紀 4日目》

オドゥゲンホテルは旧ソ連時代に作られたホテルらしい。 ちょっとでも費用を安くしたくて、ト…

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草作
4年前
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トゥヴァがそこにあった。 《夫婦世界一周紀 3日目》

「トゥヴァって知ってる?」 大学生3年の頃だったと思う。 妻のフウロが目を輝かせて僕に伝…

草作
4年前
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全速力で世界の窓を突き破る 《夫婦世界一周紀1日目》

あれよあれよという間に、ロシア・ノヴォシビルスクの上空までたどり着いた。 この地を降りれ…

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草作
4年前
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